このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(203文字)
ある山には、竜に身を変えた美しい姫が棲むと伝えられる幻の滝があった。 その滝を見つける事ができたら、願い事が叶うという噂を耳にした人々が挑むも、そこまでの道は険しく、ことごとく脱落し、引き返した。 だがある時、一人の若者がその幻の滝に挑んだ……。 子供の頃に読んだ民話や昔話のような雰囲気が漂っていて、どこか懐かしい感じがします。 綺麗に纏まった短編ファンタジーを読みたい方に特にお薦めです。