タイトルに込めました。
ハーレム嫌いの方からの紹介で一気に読みました! とても面白くて!
異世界の景色が見えるような気がして、とても好きです! 最近のゲームのリアルに作り込まれた背景のようだと思いました。ロードして最初に目に飛び込んでくる時のワクワク感をこの小説でも味わえています。
主人公こだわりのご飯やお家づくりも、楽しいです。主人公、マメだ笑 スローライフって忙しいよね。分かる。
圧倒的に強くて主人公が存在する世界では常識はずれで、でもそれだけは解決できない主人公自身/世界の問題もあって、これからどう成長し、解決していくのかとても楽しみです。
出てくるキャラもみんな素敵。みんな好きになっちゃう。
楽しい小説に出会えて幸せです。
作者さんありがとうございます。
面白さや空気感の魅力をレビューされる方は当然ながら沢山いらっしゃるので、私はじゃがバターさんの文章の魅力について、少しだけ。
じゃがバターさんの文章は、1つの文の中にも沢山の味わいや暗示があって、そこから思い描く楽しみ、想像をめぐらせる楽しみをじっくり味わうことができます。
描写も鮮やかだし、ちょっとした文章に隠された情報量も多いです。
良書大量の読書人生を感じさせる言葉のセンスにも脱帽させられます。
全てをショーウインドウに並べたりしない奥行きもあります。
読者一人一人を信頼して、想像する余地・推理する余地を残して下さっている感じです。(せっかくのその余地を楽しまないで「全てがあからさまに書かれている」単純さを期待していると「わかりにくい」という評価になるかもです。)
とにかく、一文一文の価値が濃い作品です。
リピート読みの価値がある作品です。
もし、今読み始められた方が、ぱっと読んで「文章がわかりにくい」と感じられたようでしたら、きっと、他で薄口の文章を書かれるスタイルの作家さんに慣れていらして、それと同じ調子でお読みになろうとなさって、この作品では何かを読み飛ばしていらっしゃるのだと思います。
ちょっと読み方のモードを切り替えて、流し読みではなく、一語一語を味わって想像して読んでみてください。
そうしたら分かりにくい事はありません、そして、他ではなかなか味わえない、とても色彩豊かで生き生きした、何より愉快で飽きの来ない世界が目の前に!
これは密度の高い文章を書いてくださるじゃがバターさんならではの魅力かとおもいます。
そうして虜になった私たち読者が、更新のたびにコメント欄で盛り上がっています。
その様子はパブリックビューイングのようだと常々思っています。
ぜひ、パブリックビューイング会場で、お会いしましょう!
文章は軽快で、サクサク読めるスナック菓子のような作品。
マイペースに物を作ったり、何だかんだで強かったりとよくあるタイプの作品といえばその通り。
主人公が過去の経験からかとんでもなく子供で、周りがそれに振り回されるのを楽しむ作品かなと。
主人公に擬音を多用させることで、子供のままの精神性であることを表しているのかな?
ゆっくり成長していくといいね。
傲慢で無意識に周りに言うことを聞かせると言う毒姉に振り回されて育ったためか、本人もその姉に似て善意のつもりで周りを振り回すこともしばしばで、結果上手くいってたり周りの人が諦めてたりしてる点も多々ある。
その辺りが不愉快に感じる方には向いてない作品。
頭空っぽにして読むのが良いでしょう。