僕達、悪教師撲滅児童会です。

猫田

瀬川和真

 真っ暗な鳥籠の中、私は目覚めた。床はフローリング、冷たい。覚えのある匂い。クーラーも効いていた。図書室だ。私はこの小学校で担任教師をしている。でも、私はクラス全員の宿題に丸つけをした後、帰って夕飯の準備をしていたはずだ。それなのに、なぜ図書室にいる…?電気がついてなくても、月明かりが照らし、時計が見える。その時計は、午後9時を指していた。…午後9時?私が帰ったのは午後6時、早く終わったのだ。私が眠っている間、かなりの時間が過ぎていたのだろうか?電気をつけようと、スイッチを入れる。しかし、反応は無かった。図書室のドアも開かない。どうすれば良いのだろうか…周りを見ると、私以外にも何人か倒れていた。

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僕達、悪教師撲滅児童会です。 猫田 @kantory-nekota

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