ノクターン~月の輝く夜の想い~

姫亜樹(きあき)

ノクターン~月の輝く夜の想い~

「死」とは空を飛ぶ鳥のようなもの

その翼を休める場所を知るのは

その鳥のみ

突然舞い降りてきて

命が終わる


ぼくは何処へ行くのだろう?

その翼からのが

逃げ切れなくなる日まで

ぼくは何処へ行くのだろう?


未来へ続く道は見えないけど

未来を自由自在に駆け回る

権利を握りしめ

無事に朝を迎えた喜びを

生きていることへの感謝を

月の登る夜に

祈りに変えて

ぼくは生き残っていく

この時この時代を

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ノクターン~月の輝く夜の想い~ 姫亜樹(きあき) @Bungo-2432Da

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る