17話 密室殺人事件との戦い

 資料室は学校の図書室と理科室を混ぜたくったような匂いがした。懐かしくもあれば気が滅入る気もする。カビかほこりか紙そのものか、なんの匂いかB子にはよくわからない。うっすら消毒薬か除虫剤らしき匂いもただよっている。入口手前の資料は新しめのファイルが立てて並んでいたが、少し進むと紐で綴じた紙束が重ねられていて、最奥の壁際には大量の黄ばんだ紙とバラしたアングルがごみごみと積み上げられていた。

 棚のところどころには年度が印刷された黄色いテプラが貼ってあったが、「あ~え」と印刷されたテプラが貼ってあるところもあって規則性がよくわからない。試しにファイルを一冊取り出してパラパラとめくってみたが、果たして全く興味がわかない内容であった。ペンキが乾く様でも眺めていた方がまだしもなようである。


 資料の年度をさかのぼっていくうち、ふと、B子はむかしこの街で起きた事件――大手企業の製造工場だとか公共施設が破壊された――のことを思い出した。あれはいつごろの事件で何人ぐらい死んだのだろうか? それに、だれがなんのためにやらかしたのだろうか? しがない市町村の出来事とはいえかなりの一大事だったはずなのだが、テレビやインターネットでもまず話題にのぼらないし、わずかな表面的なことしか知らない。

 B子はくだんの事件にさほどの関心をもっていなかったのだが、ひょっとすると県庁の地下なんざに保管してあるような万人向けではなくごく限られた当事者にだけわかればいいやと開き直った資料であれば、ちっとは詳しいことが書いてあってもおかしくはないと想像した。平素であれば、B子はこの地元で起きたかような事件に気を遣うこともなかったのだろうが、B子をちょっとノスタルジックにさせたのは県庁という施設のせいだったのかもしれない。

 なにせ、B子には地元愛がない。高校を卒業したら、都会の大学に進学してA子と二人でさっさと地元を出ようと考えている。地元を憎んでいることはないのだが、さりとて、愛着もない。愛校心も皆無である。これはチッチらしからぬことである。B子は地元になんら特別な感情をもっていないし、勉学はかなりのやりてであるし、三日寝てない状態でもキャベツとレタスを見極められた。どこをとってもまことチッチらしからぬやつであった。そうなのである、B子は全くチッチらしからぬやつであった。七七高校の開学から今日まで、すべての七七高校生徒らをさまざまなパラメータにもとづいて「チッチらしさ」で降順に並べたならば、B子はぶっちぎりで堂々たる最下位であった。ちなみにブービーは双子の姉のA子である。

 B子がデンジレッドの兄貴に連れられていやいやながらも県庁くんだりまでやってきたのは、母校をよくしたいとか地域に貢献したいとか、そんなやわな精神ではなく、ただただ、夏場のクーラーのためである。もし夏場にクーラーがつかなければ、B子は夏季のあいだは自主休校を決め込み、A子といっしょに自宅や図書館で過ごすつもりでいる。どうせ、チッチの教師などは生徒の出欠席に興味などないので、期末試験さえ受ければどうとでもなる。いや、たぶん試験すら受けないでもパスするのだろうが、そこはB子なりの線引きというやつである。


 さほどやる気なく、B子は爆破事件に言及している資料がないかファイルをパタパタとめくっていった。事件後の会計資料らしきものを見つけ、当然ながらもろもろの復興に予算を割いていることぐらいはわかったが、事件の内容については特になんの記述もない。そのへんのことは警察の管轄になるのだろうと考え、もともとそこまで興味があったわけでもなかったため、それ以上の苦労はやめることにした。

 手ぶらで帰るのもどうかと思い、B子は県議会の議事録でもあさってみようかと思い始めていた。例年、十二月に七七高校の生徒会長が県議会に呼び出されて、あれこれ答弁しているので、そのへんの資料をあさっておけば、多少なりともこんなところに来た甲斐があったというものである。


 B子が議事録のたぐいが保管してある棚に向かおうとしたとき、ふと、この資料室に近づいてくる足音に気づいた。コンクリート打ちっぱなしの壁で囲まれた地下の通路にししおどしもかくやという硬いヒールの音が響いて近づいてくる。

(んもーあんの火甫のアホやろー外部の人間にIDカードほいほい貸しやがって。あっこ知らんやつが入っちゃいかんのに)

 資料室に向かっているのは葦永のようであった。B子には近づいてくる人間が憤懣やるかたない思考状態で、腹立ちまぎれにヒールの足音をことさらに響き渡るように歩いてくることがわかった。

 なぜB子には葦永の思考状態がわかるのか。なんとなれば、B子はテレパスだったからである。つまり、B子は他者の心を読むことができる超能力者であった。B子がテレパスだったころ、姉のA子はクレパスで、兄のデンジレッドはカルパスで、弟の平次はオープンキャンパスだった。そんでもんって、飼ってる金魚はサイコパスで、母親はグランパスで、父親はサロンパスだった。ご理解いただけるだろうか。筆者にもなんのこっちゃさっぱりわからない。(BGM:童謡 赤とんぼ)

「ああ、B子さんだったかな。ここで資料見てたの。何かおもしろいものでもあった?」

 果たしてやってきたのは葦永だった。B子は「はあまあ」とどこか上の空であいさつを返した。なぜならば、B子のテレパシー能力はさほど万能ではなく、だれでもかれでも思考を読み取ることはできないのであって、基本的には彼女に格別の注意関心を向けている相手の心の中だけ読めたからである。そして、彼女への格別の注意関心というのは、基本的には殺意であった。

(この、B子って子……チッチにしては話せるいい子だけど、万が一、あの事件に興味をもって資料をあさっていたのなら、かわいそうだけど殺さなくちゃ……)

 B子は葦永に対してテレパシー能力が発動した時点で嫌な予感がしていたし、実際に間近で葦永からの殺意を感じてその予感が確信に変わると心臓を握られたかのように総毛立ったが、なんとか相手に気取られぬよう努めて平常心を心掛けた。幸いにして、B子は爆破事件とは全く無関係の「ブルドッグの痛風予防に係る助成金」というページを開いていたので、すぐには殺されずに済んだ。


 ところで、B子のテレパシー能力は殺意に対して発動すると述べたが、日常生活で他人からそんなにほいほい殺意を向けられるだろうかという当然の疑問が浮かぶ。筆者がテレパスではないために気づいていないだけで、実は筆者があずかり知らぬところで日常的に四方八方からべらぼうに殺意を向けられている可能性、なきにしもあらずだが、B子の場合はもっと明確な理由があって、家庭の事情である。といっても、家族同士で憎み合っているとかそんな殺伐とした理由ではなく、B子の父のせいである。

 B子の父は忍者だった。忍びの里に生まれ、そこで幼少期から厳しい掟と修行を否応なしに課されて育った。だが、あるときにB子の父は「これってパワハラですよね」と上忍に抗議するとともに、「労働基準法はご存じ?」と長老に直訴したところ、長老の息のかかった忍者どもに袋叩きにされて死ぬかと思った。しかし、反骨精神あふれるB子の父はそんぐらいじゃへこたれず、怪我が治ると直ちに意趣返しに長老とその息子をボコボコにして、ついでに屋敷に火を放とうと一度は考えたがさすがに思いとどまり、替わりに、里の水田にジャンボタニシを、野山にアライグマを、畑にセイヨウタンポポをしこたま放って、実にせいせいした気持ちで村を逐電した。以来、彼は抜け忍として生まれ故郷から追われる身となったのである。

 かくて、B子の父は里から向けられた刺客どもに日常的に命をねらわれてきた。これに伴い、当人以外の本名山の家族らもばんたび命の危険にさらされたのは当然のなりゆきであり、よって、B子は物心ついたときには既に自らの能力を遺憾なく発揮せざるを得ない境遇に置かれていたのである。


(B子ちゃん、こいつ殺そっか……!?)

 基本的には自分に殺意を向けている相手にしかテレパシー能力を発揮できないB子であったが、この世で唯一、双子のA子とは常に互いに意思疎通が可能であった。というより、A子とB子は思考だけでなく感覚やら記憶やらも共有していた。彼女らは体こそ二人分だが、意思統一機関といえるものはほぼ一つであり、先ほどのA子の発意も、会話というよりかはA子とB子にとっては考えを整理するための独り言とか内省に近いような気がする。が、そのへんの正確な感覚、ヤヌスとかキングギドラとか銀河帝国大統領とか、日常的に複数の頭を扱っている方々ならわかるのかもしれないが、体に頭をたった一つしか載せていない我々凡人には想像もつかない。

 ともあれ、B子のテレパシー結果は同時にA子にも伝わっており、危険を察したA子は葦永の排除を提案したのである。こんなこともあろうかと、というわけでもないが、長年の習性によってA子は資料室に入るや否や、手ごろな物陰を見つけて身をひそめていた。A子が視界に入っていないことに、葦永は全く気になっていないようである。

ではなかった。


 実行に移すかどうかは別にしても、A子はどのようにして葦永を殺せるのか。実はA子はテレキネシスの使い手であった。B子がテレパシーの使い手なのだから、A子もなんらかの超能力を有していてもなんら不自然ではない。

 ただ、A子のテレキネシス能力ではそれほどだいそれた力を発揮できない。鉄パイプを曲げたり、自動車を持ち上げたりなんてことはできない。となにげなく書いてみたがこの二つは同じぐらいの力なのだろうか。というわけで調べてみたところ、よくある鉄パイプをA子ぐらいの体格の人間が両手でぐっと曲げようとするには、まあだいたい、七千~一万ニュートンぐらいの力が必要だそうである。この力で持ち上げられる車を探したところ、まあだいたい、軽トラぐらいになるそうである。したがって、前述のA子の能力に関する記述については、自動車というよりかは軽トラを持ち上げたりという表現の方が適当かと思われる。

 A子のテレキネシス能力は、せいぜい二十五メートルぐらい先のプディングを削るぐらいのささやかでかわいいものである。そんなかわいい能力でどうやって人を殺せるのだろうか? A子が初めてテレキネシスで人を殺したのは小学校低学年かそこらである。あるとき、父の故郷の里から送られた刺客が本名山家にやってきた。里から送られる刺客はA子の父だけでなく、一族郎党皆殺しの指令を受けてくるので、この刺客はA子とB子も殺す気まんまんでやってきていた。既にB子はテレキネシス能力に目覚めていたので、B子とA子は「また性懲りもなくやばいやつが来た」ということにすぐに感づいた。いままでであれば、この手の刺客はA子の父が返り討ちにしていたのだが、このときA子の父はあいにくと不在、というよりかは、刺客はそのタイミングをねらっていたのである。

 刺客は玄関からふらっと気楽そうに侵入してきた。無防備な姿をぬけぬけとさらしているところから察するに、A子の父以外の始末なぞ赤子の手をひねるようなものと確信しているようである。

 玄関からまっすぐ伸びる廊下に、B子は立っていた。すぐに刺客と目が合った。

(こいつは探す手間が省けた。裏切り者の子、さて、どうやって殺してやろうか……)

 殺意を持った刺客の思考は、当然余すことなくB子に読めていた。生まれて初めてこの手の殺意を感じたときのB子は、日常生活で感じることのないおぞましい悪意におののいたものだが、さすがにこうもしょっちゅうでは慣れてしまった。殺意からくる思考パターンのバリエーションが案外乏しいことに気づき、こいつら、発想力が貧困だな、と軽侮していた。しかし、このときは守護神たるA子の父が不在ということもあり、ちょっとおじっていた。ちょっと、というのは、実は刺客らは把握していなかったがA子の父の奥様は魔女であり、A子たちにはおいそれとは死なないような魔法がかけられていたからである。

「イッヒッヒ……はい、これでみんな大丈夫。でも、刺されたりしたらちょっとだけ痛いかもね。あらあら、デンジレットくんたらさっそくお腹に包丁なんて突き立てちゃって。痛くなかった? ほら、もうすぐお客さんが来るよ。なんでも、A子ちゃんとB子ちゃんにいい考えがあるそうだから任せちゃおうか」

といった要領で、A子の母は我が子らに魔法をかけて刺客を待ち構えていたのである。

 さて、A子B子vs刺客の勝負はあっけなくついた。B子の姿を認めて、彼女に殺意を向けた刺客の思考と生涯はそこで終わった。声も上げずに受け身も取らずに後ろ向きにぶっ倒れた。後頭部を土間に盛大にぶつけたが、もはやその衝撃は無意味になっていた。

「死んだ?」

「っぽい」

「ん」

「ならよかった。よくがんばったね。お父さん帰ってきたら後始末しましょ。おやつにパンケーキ焼くからね。イッヒッヒ……」

 刺客がぶっ倒れた音が響くと、直ちに母とA子がB子のもとにやってきた。デンジレッドの兄貴はテレビに夢中だった。母の懸念について、実際、刺客は死んでいた。A子は物陰に隠れていて、B子の視覚情報を頼りに刺客の脳幹をテレキネシス能力によって破壊したのであった。筆者には調べてもよくわからなかったのだが、後頭部の盆の窪から十センチかそこら進んだ場所らへんに脳幹と呼ばれる脳部位があるそうで、このへんが破壊されると人間は呼吸したり心臓動かしたり体動かしたりできなくなるそうである。A子はそういう話を最近たまたま児童向けの書籍(学研とか岩波書店が出版しているような)で見たことがあったので、試しに刺客の脳幹をテレキネシス能力を使って破壊してみたのである。その結果、実にうまくいったというわけだ。

 てな具合で、A子はこれまでに数十人の刺客の脳幹を破壊してきた。その中には、五里霧中の術を使う蝦蟇のヨウダとか、休みなく千里を走る風走りのアサメとか、自分の背丈ほどの大岩をも持ち上げる不死身のザキワとか、忍者業界では知らぬものなどいないほどの歴戦の猛者も多数含まれていたのだが、やっぱり人間なので脳幹を破壊されるとコロッと死んだ。そんなときは、あいつらも人の子だったんだなあ、とA子の父は何やら感慨深い思いをしたものである。

 そんな刺客たちとの死闘はどういうものだったのかというと、こういうものだった。

「もしもし、もっちゃん(これはA子の父の愛称である)。今度の金曜日にね、そっち来るよ。のぞみ○○号の切符買ってたから、乗り継ぎとか考えると、駅に着くのは十五時のやつだね。だれが来るかって? サンキチとチョウジのやつだから遠慮なく殺っちゃって」

 A子の父のもとには里の幼馴染からちょくちょく連絡が入った。この幼馴染は当初からA子の父に情報を流していたのだが、あるときから刺客の到着予想時刻がかなり具体的になった。里の状況について、度重なるA子の父の抹殺失敗によって長老の求心力は低迷してきており、かねてよりこの長老とその一派を嫌っていた反長老派の忍者たちは勢力を増してきた。それを挽回すべく、長老派はメンツをかけて本名山一家を亡き者とすることに血道をあげていた。初めのうちこそ、反長老派もA子の父に対する態度を決めかねていたのだが、長老派を非難するいい口実ができたと幸い、いまではすっかりA子の父が刺客を返り討ちにすることを陰に日向に援助するようになったのである。

 刺客の処理の手順はこうである。まず、里から刺客が送り込まれる計画が持ち上がると、そのことを幼馴染が教えてくる。それに従って所定の時刻に駅なりバス停なりで一家総出で待ち構えておけば、あとはもう縁日で射的のキャラメルを撃つよりたやすい。自宅の敷地内などではなく、駅構内や往来で刺客を始末すれば行旅死亡人とできて、すると死体の処理は官憲のたぐいがやってくれるようになり、実にはかがいくようになった。

「でさ、長老も心労がたたってすっかり老け込んじゃって。だれかさんのお陰で田んぼも畑もぼろぼろなったし。ありゃあ、もうだめだね」

「だれかね、そんなことしたのは」

 そういって、田畑が凶作になったことを伝える幼馴染の口ぶりは実にうれしそうであった。里の田畑の管理は下っ端がやらされるにもかかわらず、収穫物は長老派がすべて召し上げており、そのため、下っ端の多い反長老派は田畑が再起不能になったことにおおいに留飲を下げたのであった。

「先が長くないと思ってんだろうね、息子を跡継ぎにしようといまさら里の仕事をやらせるようになったんだけど……」

「あのボンクラがかよ」

「プッ、そんないっちゃ悪いよ、大事に大事に育てた跡取り息子殿なんだからさ」

 幼馴染の話によれば、刺客の旅程に必要な切符の手配を長老の一人息子が担当するようになったそうなのだが、これがもう忍者としての心得がみじんたりともないほぼ一般人であったから、大きな駅にえへらえへらと出かけていくところを気取られぬよう尾行して、窓口でどの切符を買うか突き止めることなど、忍者にとっては造作もないことであった。あとはその時刻をA子の父に教えるだけである。

「それでもさすがにこんだけ返り討ちにしてりゃあ、なんか対策考えそうなもんだがね」

「クスクス、それがまたおかしいんだけどさ、長老派が集まって話し合ったんだけど、出てきた結論が、死んだやつらは修業が足らなかった、だってさ。精神論。いやもう、すごいよ、あの人ら。最近の修行の常軌を逸していること。同業ながら引くもん。あ、携帯で隠し撮りしてきたから。ほら、見て見て」

「うはあ……確かに引くわあ……。これってさ、死んでるよね、この人とか。ああ、なんだ、こいつモジビのやつか。じゃあ死んでよかったわ。というかさ、こんなことやって何が鍛えられるのかね」

「気力とか根性ってやつでしょ、プッ、クスクスクス。いや、笑っちゃだめなんだけどね、あの人らも一生懸命やってんだろうし」

 この幼馴染の忍者は電話だけでなく、ちょくちょくA子の父のところに遊びに来て、里の近況をおもしろおかしく教えてくれるのであった。人当たりの良い気質であったので、本名山家の子供たちもよくなついていた。ただし、得意技を尋ねられてハニートラップと水芸と答えたが、その点だけは子供の教育には若干いかがなものだったろうか。幼馴染からいろいろなお話を聞かせてもらううちに、A子らにも里の状況がだいたい想像できるようになっていた。長老を筆頭ととする長老派は伝統と格式を重んじて、忍びは闇に生き、闇に死ぬ、とかなんかそういうことを理念に掲げている。しかし、比較的若い忍者で構成されている反長老派はそんなもんは時代遅れと反撥し、イリーガルな仕事などやめて諜報員としての能力を公安とかに売り込んで公務員として仕官することを目指しているそうである。歴史をひもとけば、いつの世も忍者の末路なんざそういうものらしい。

 A子の父の身の上話はこのぐらいにするとして、この話から我々が何か教訓を得られることがあるか考えなければなるまい。それは新幹線の乗車はチケットレスサービスが便利といったことではないだろうか。そうすれば、刺客が駅に現れる時刻も簡単にはバレなかっただろうし、本名山家の人々はもっと苦戦していたかもしれないだろうから。

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