作り込まれた世界観に引き込まれます。

バラード著の沈んだ世界のような破滅的世界観なのかと思い読み始めましたがところがどっこい、作者独自の設定から新たな発展を遂げた世界を書いてるのは正しくSF小説!と言えると思います。
その世界観の中を青臭さを感じさせる主人公など魅力的なキャラクター達が動き、紡いでいく物語は、作者の確かな実力と作りに作り込まれた設定を感じさせる作品です。