第30話*

 あなたは塀に向かって右側に歩き始めたが、すぐに高さ1メートルほどの石垣にぶつかってしまった。石垣によじ登って見ると、この先にもどうやら似たような石垣がいくつもありそうだ。私有地を区切る石垣を何度も上り下りするのは、結局、誰かに見とがめられるための愚行だと思いなおす。


 石垣のお陰で敷地の塀は飛びつけばなんとか超えることが出来そうだ。あなたは、堀を乗り越えて敷地内に侵入してもいい(⇒第38話に進む)。または、門の所に引き返して、くぐり戸を開けて入ってもいい(⇒第57話に進む)し、くぐり戸をノックしてもいい(⇒第3話に進む)。


⇒第38話

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890935924


⇒第57話

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890936031


⇒第3話

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890935249/episodes/1177354054890935548


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