第31話*

 コルトが意味をなさなくなったあなたにはもはや武器と呼べる物はない。勇敢に、そして無謀にもソファの陰から踊りでると、吸血鬼に向かって突進する。あなたの渾身のパンチは吸血鬼をよろめかせるだけの効果しか無かった。


 なおも抵抗しようとするが吸血鬼は続けざまに発砲した。そのうちの一発が心臓を貫通し、あなたは一生を終えることとなった。


 残念だが、あなたの任務はここまでだ。

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