ICカードにモヤモヤ。

先日、こんなニュースがあった。


関西の私鉄、南海電鉄が2025年の大阪万博を控えて、電車利用の利便性を向上させるために「クレジットカードで電車に乗れる」システムを構築し、実証実験を開始するというものだ。南海沿線の主要なターミナル駅を中心にサービスは開始されるとのこと。


私はこのニュースに大いに喜んだ。

というのも、早く日本もクレジットカードで

電車に乗れるようになってほしいと、常々思っていたからだ。


日本でもキャッシュレス系のサービスが開始されたころ、盛んに海外のキャッシュレス事情が報道されていた。そこからソースを得た話なのだが、海外のカード事情、というよりもキャッシュレス事情は日本よりも大いに進んでいる。


それは量販店などで当たり前にカードが使える、というレベルではなく、公共交通機関はほとんどクレジットカードをタッチするだけで乗れてしまう、というほどの進みようなのだ。


というよりもそもそもですよ。

ICカードってめんどくさくないですか?


残高が少なくなるたびに、いちいち数千円チャージしないといけないし。最近めっきり現金の持ち合わせが少なくてカード使用型の生活をしているんで、チャージのたびにATMで現金下ろさないといけないし。かといってクレカ連動型のICカードも発行する手間がめっちゃかかるし、PiTaPa(関西を中心に使われているチャージ不要のICカード)はわりと使えるところ少ないしね。


なにをするにも怠惰な私ですから、こんな細かいところまでめんどくさくなっちゃって、この一手間を惜しんじゃうんですよね。もういっそクレカならみんな持っているんだし、クレカで電車に乗車できるようになったらいいのになぁ・・・なんて欲張りなことを考えてしまいます。



しかしですよ。

ものすごく昔の昔までさかのぼってみると、

いまのICカードのシステムだって十分恐ろしい技術革新ですよね。


だってですよ。最初は硬い板みたいなきっぷにハサミを入れて、だんだんそれが面倒くさくなってきて自動改札機ができて、そのうちきっぷ買うのめんどくさいからプリペイド式の乗車券ができて、とうとうきっぷなしでチャージすれば電車に乗られるICカードができて、そしたら今度はそのICカードを持つのが面倒だから携帯電話と一体型になって・・・って、やってきたんですもんね。技術開発のいたちごっこを。


新しい技術を生み出す原動力は、

ひょっとしたら人間の怠惰なのかもしれませんね。


そう思えば、いまこうやって私がぼやいているのも

もしかしたら今後何か新しい仕組みを生み出すきっかけに

なったりして・・・?



え?しないと思う?


まあ、それはそれでいいんじゃないですかね。


私はみなさんに自分の思いを聞いてもらって

愚痴に付き合っていただけているだけで幸せですから。


さて、明日はテストセンターで適性試験を受けてまいります。

電車に乗る前にICカードの残高確認しなきゃ。



ーモヤモヤはつづくー

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きょうもモヤモヤがとまらない。 瑞野 蒼人 @mizuno-aohito

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