物語は、結末から語られています。二人のうち、一人がいなくなってしまう。でも、そこに至る道のりが、ホラーの感じを漂わせてきます。居なくなったのはどっちだろう? 多分こっちの方だろうな。そう考えて読み進めると、いつの間にかぐるりとぐるぐるしてきます。そしてラストへと。背中がゾクッとすると思うです。見るものが見えているとは限らない。それからの事は、どうぞお読みになってください。フフフフフッ。