間章:少女少年、かく語り-2




「なんか食べたいのあるか?」

「……いいんですか?」

ディスプレイを指差しながら問えば、春見と食品サンプルを交互に見ながら聞き返す。首肯を返すと、しばらく悩んだ後、おずおずといちごと生クリームのクレープを指差した。

「すいません、注文いいですか」

「はぁい」

店員に声をかけ、ナツキが希望したものと自分が食べるチョコバナナを注文する。

ほどなくして渡されたそれらを手に近くのベンチに座ると、隣に腰かけるよう促した。恐る恐る腰を下ろしたナツキにいちごのクレープを渡してから、自分の分を一口食べる。

それに倣ってナツキが食べ始めたのを見ながら、先ほど飲み込んだ質問を投げかけた。

「ずっと聞きたかったんだけど」

「?」

「ナツキはどういう感覚で強い弱いを判断してんの?」

「ん、どういう、と言いますと……?」

口の中のものを飲み込んでから、こてんと首を傾げる。

「こいつは強いこいつは弱いってのを断定的に判断してるだろ、お前。何をもってしてそう断言してるのか傍から見てるとわかんなくてな」

「ああ、なるほど」

補足を口にすれば、納得の表情が浮かんだ。

本人も言語化できないところで判断していたら答えに期待できないが、幸いなことにナツキの中ではしっかりと確立された感覚らしい。すぐに返答が返ってきた。

「においです」

「……におい?」

思わぬ言葉に、今度は春見が首を傾げる番だった。

「はい。嗅覚自体が鋭いわけじゃないので探知には役立たないんですけど、人から火が燃えるようなにおいを感じるんです。そのにおいの強弱で判断してます」

「においが強い奴は強くて、弱い奴は弱いってことか?」

「そうです。秋津さんはほとんど感じなかったので、例外もあるんだと思いますが……」

「ちなみに俺は?」

「春見さんのにおいは強いです!」

次の質問には、輝く眼差しとともに強い語気で答えられた。

焦げ臭いと言われているのと同義な気がして素直に喜べなかったが、ナツキの基準としては凄いことらしいので悪い気はしない。全てに納得がいくわけではなかったものの、強さの判断基準がナツキの感覚で裁量されているとわかれば腑に落ちるものもあった。

いったん会話を区切り、クレープを食べ進める。

二人揃って黙々と食べながら、春見はふと浮かんだことを口に出した。

「じゃあ、イヴェルもにおいが強いのか?」

「イヴェルですか?」

唇の端についた生クリームを舌で拭ってから、その質問にも返事を返す。

「いいえ。イヴェルのにおいはそんなに強くないです。でも年々においが強くなってきてるから、きっと強い戦士になりますよ」

そう言って微笑む横顔は、弟を誇らしげに思う姉を思わせる。

「なあ」

それを見つめていると、ナツキのことでもう一つ疑問に思っていたことが口から出ていた。

「ナツキはなんで、イヴェルについてきたんだ?」

イヴェルとナツキが『ハウンドドッグ』に協力する理由は、表向きは敵国に戦果としてとられたイヴェルの姉を取り返すこと。その裏には、ナツキが人らしい生活を送れるよう手配してほしいというイヴェルの目的がある。

片方はナツキ自身には関係なく、もう片方は知らされていない。

二人がやっていることはほとんど亡命のようなもの。万が一異世界に戻ることになれば、イヴェルとて厳罰は受けるだろうがナツキは殺される可能性の方が高い。そのリスクに見合うだけのメリットがナツキにあるのだろうかと、疑問に感じていたのだ。

無理やり連れてこられた異世界から、元の世界に戻れる。

これ自体は大きなメリットだ。

だが、もう一つの目的を知らない以上、目標を達した後の展望がナツキにはわからない。良い扱いはされていなかったにしても、既に日常と化していただろう異世界での生活を放棄してまで不安定な道に自らついていく性格には見えなかった。

そんな疑問に対して、ナツキは困ったようにふにゃりと笑った。

「私の頼みを、イヴェルが聞いてくれたんです」

「元の世界に帰りたい、って?」

「いいえ」

その言葉には首を横に振り、浮かべていた笑みの種類を変える。

困ったような微笑みは、哀切を帯びたものになった。

「……あちらの世界では、私の上官は何度か別の人に交代してまして。二年前に今の上官になりました。火のにおいがとても強い人で、戦いでもすごく強かったです」

「……」

「最初はそっけなくて。でも、徐々に優しくしてくれるようになりました。接し方は不器用でしたけど、私のことを気遣ってくれていたのは伝わったんです」

けど、と小さな呟きが零れる。

ぐちゃりと、包み紙の中でクレープが潰れるのがわかった。

「その人、どんどん怖く、なって…っ。私、いっぱい、殴られて…怒られて……。優しかったから、余計にそれが、こわくてっ、どうにかなっちゃいそうで……」

その時の仕打ちを思い出しているのか、肩が小刻みに震える。

クレープから飛び出た生クリームで手が汚れているのにも気づかず、視線の焦点が虚空をさまよっている。痛ましい姿に、春見は震える肩を掴んだ。

「ナツキっ!」

「、っ、ぁ」

名前を呼べば、大きく体が跳ねた後、徐々に目の焦点が戻った。

「ご、ごめんなさい……」

「いや……」

弱々しく紡がれる言葉にうまく反応できないでいると、ナツキが話を再開した。

「……イヴェルは、私の世話係でして。その上官についてからはなかなか会えなかったんですけど、それでも私が壊れそうなのに気づいて声をかけてくれました」

そうして案じる声をかけられた時、張り詰めていたものがぷつりと切れたのだと。

泣き笑いの笑みとともに語る横顔に、春見は過去の面影を見た。

「だから、思わず言ってしまったんです。たすけて、って」

――――ねえトーヤ、私どうしよう。

ひゆ、と。本当に小さな声で、無自覚に呟く。

その呟きは幸いにナツキにも気づかれず、彼女は話を続ける。

「そうしたら、ここを離れようって。あの人のいないところに行くから、一緒に来いって」

「……」

「私がついてきたんじゃなく、イヴェルが連れてきてくれたんです。だから私は、イヴェルのために戦うと決めました。助けてくれたからというのももちろんだけど、異世界で初めて私を人として扱ってくれた彼に報いたくて」

はにかんだ笑みを浮かべた横顔は、儚く、そしてとても美しいものに見えた。

「……ナツキ、お前さ」

その微笑みにしばし見惚れた後、脱色した頭をがしがしと掻きながら口を開く。

「イヴェルのこと、どう」

――――ヴーッ、ヴーッ

言いかけた言葉はしかし、胸ポケットに入れていた端末の振動で掻き消された。

「……」

「あ、イヴェルですかね?」

ナツキの目が、春見のポケットに向けられる。

時間がたって生クリームがゆるくなったクレープを口に押し込んでから、端末を取り出す。画面を確認すれば、ナツキの言ったようにイヴェルから通話の着信がきていた。

「もしもし?」

『買い物終わったんだが、今どこだ?』

「あー、わり、駐車場の方にあるクレープ屋の前にいる」

『わかった』

返事の後、通話を切る音が聞こえる。ツーツーとスピーカーから吐き出される音を通話終了ボタンで切ると、役目を終えた端末を胸ポケットに突っ込んだ。

「イヴェルがどうしたんです?」

「買い物終わったからこっち来るって」

「あ、いえ、さっき何か言いかけていませんでしたか?」

「……なんでもない。忘れろ」

「?」

きょとんとした顔をされるが、ナツキはそれを言及する性格ではない。わかりましたと首肯してから、食べかけのクレープを急ぐように食べ進めた。

そのやりとりからほどなくして、ビニール袋を二つ持ったイヴェルがやってきた。

「……二人して何か食べてる」

「お前にも買ってやるから」

春見の手にある包み紙とナツキが持つ食べかけのクレープを見て、ジト目を向ける。若干拗ねた響きなのが子供らしく、呆れと微笑ましさを感じながらそう返す。

「じゃあ、次は私ですかね?」

急いで食べ終えたナツキが、包み紙についていた紙ナプキンで手を拭きながら立ち上がる。そしてイヴェルからがま口財布を受け取ると、機密情報を受け取ったスパイのような表情でしっかりとそれを握りしめた。

貴重品には違いないが、気負いすぎていてかえって心配になる姿だった。

「ここで待ってるから。何かあったら、端末に連絡な」

「はいっ、いってきます!」

「いってらっしゃい」

敬礼をせんばかりの勢いで背筋を正した後、早足で入り口の方へと駆けていこうとする。

「……あ、そうだ」

だが、足は少し進んだところで止まった。

首を傾げていると、くるりとナツキが振り返った。

「私はイヴェルのために戦いますが、春見さんのお役にも立ちたいと思っています。……春見さんは、私達の大事な恩人ですから」

「……そんな大層なことした覚えないんだけど」

「いいえ。かけがえのないものをもらいました。私も、イヴェルも」

ふにゃりと、あどけなく頬をほころばせる。

親愛の情が込められた微笑みにまたも見惚れていると、改めてナツキは背を向けた。軽快な足取りで入り口を目指し、華奢な後ろ姿が遠ざかっていく。

「何を話してたんだ?」

姿が見えなくなったところで、イヴェルが怪訝そうに問いかけてきた。

「色々な……。とりあえずこれで好きなもの買っとけ」

言いながら、自分の財布を放り投げる。それをキャッチしたイヴェルはディスプレイを眺めた後、てりやきマヨネーズのクレープを注文した。

漂ってくる香ばしい匂いにスナッククレープも食べたくなってくるが、これ以上食べると昼食に支障が出る。代わりに煙草を取り出し、吸い始めた。

肺にたまった紫煙を吐き出したところで、注文の品を受け取ったイヴェルが隣に座る。

「……イヴェルさ」

しばらく沈黙が流れた後、空を仰ぎながら声をかけた。

「なんふぁ?」

「……飲み込んでから喋れ!」

「ん」

相変わらずの行儀の悪さに呆れながら、イヴェルが飲み込み終わる前に問いを投げた。

「ナツキのために戦ってるんだってこと、なんで本人に黙ってんの」

「ぅ、げほっ!」

うまく飲み込めず、盛大にむせる音が隣から聞こえた。

咳き込む音がしばらく続く。タイミングの悪さを反省して背中をさすってやれば、やがて落ち着きを取り戻したイヴェルが小さく恨みがましい声を零した。

「……黙ってくれって言ったのに」

「知らない方が駄目だろっていう司令官の判断だよ」

「だけど、フェアじゃないだろ。カスミが逃げづらくなる」

「お前の覚悟を知らない方がよっぽどフェアじゃないわ」

紫煙とともに不機嫌な声で言い放つ。

残酷な話だが、異世界の協力者であるイヴェルの姉なら、リスクを多少冒しても助ける価値はある。しかし、ナツキの人生を再建させても『ハウンドドッグ』に利はない。

前園は語らなかったが、対人戦十勝という難題はナツキに対する要求で加算されたものだと春見は考えている。そしてそれは、イヴェルも理解しているはずだとも。

ナツキのために、彼女を戦いの場に送り出すことは矛盾している。

その矛盾を飲み込んでなお、それしか方法がないと腹をくくるのはそうできることではない。それに、いくら訓練を積んでいようともイヴェルに実戦経験はないのだ。初めての戦場を完全にアウェーな場所にする決意もまた、並大抵の気持ちではできないだろう。

今後どう転ぶにせよ、イヴェルの覚悟は知っておく必要があった。

春見透矢はそれを知っている。今日はそれを伝えることを目的の一つにしていたのだが、先ほどのナツキとのやりとりで問いただしたいことが増えてしまった。

「……身元も調査して普通の生活に戻してほしいってことらしいけど、ナツキにとってはありがた迷惑な可能性があるんだからよ。本人の意思は確認すべきなんじゃないのか?」

ナツキにとってこちらの世界は、もはや帰りたい故郷ではない。

彼女にとってこの世界は恐怖の対象から逃げるための避難場所で、おそらくかつての居場所にもさほど未練はないのだろう。その代わり、彼女はイヴェルの傍らを、自らの骨を埋める場所に定めている。

親愛か、友愛か、慕情か、依存か。

どんな感情に起因しているかは――先ほど聞きそびれてしまったのもあって――わからないが、イヴェルという存在がナツキの中で大きな割合を占めているのは確かだろう。

ナツキが元の生活に戻るということは、イヴェルと離れることと同義のはず。彼女がそれを望むかと聞かれれば、先ほどのやりとりを踏まえると否と断じたくなる。

元の生活に戻ること。それを本人がそれを望んでいるのといないのとでは、前園にした要求の意味合いが大きく異なる。そこをイヴェルがどう認識しているのかは重要だった。

「そこんとこどうなんだよ」

普通の生活に戻ることがナツキの幸せだと決めつけた独りよがりなら、現状を根本的に見直す必要がある。

そんな思いを込めて再度問いかければ、イヴェルは少し逡巡した後、口を開いた。

「今のナツキにそれを話しても、望んでないと拒否される可能性がある」

「わかってるならなんで……」

「今望んでないからって、それが本当にナツキの幸せじゃないかはわからないからだ」

「……?」

春見の考えとは微妙にニュアンスが異なる言葉に、詰問しかけた口が止まった。

「少し話を変えるが、初めて出会った時のナツキは覚えているか?」

「そりゃあ、標識ぶん回してバーサークしてる姿とか忘れたくても忘れられねえよ」

すぐ脇に突き刺さった標識を思い出しながら、苦い顔になる。

一歩違えば頭に直撃していただろうし、頭をぶつけただけで大人しくなっていなかったらと思うとゾッとするものがある。巨大蟷螂と狂戦士を同時に相手取りたくはない。

「あれ、薬物の後遺症なわけ?」

「厳密に言うと違う」

質問に頭を振ると、次はイヴェルが苦々しげに顔を顰めた。

「古世界(ヴィユ)から誘拐してきた人間を兵士にするために、俺の国ではまず戦闘中に体験するあらゆる痛苦を叩き込んで恐慌状態に追い込む」

「……は?」

「才能はあるけど戦闘行為と縁がなかった人間を戦わせるための動力源に、恐怖が使われるんだ。薬でそれを増幅させて、これ以上怖い目にあいたくないって気持ちが理性を飛ばすようにする。理性が飛んだ後はブレーキが外れて……といった具合だ」

「……なんでそんな胸くそ悪い話を今した?」

「説明に必要だからだ」

そうでなければ、自国の恥部なんていきなり話さない。

苦虫を噛み潰したような顔のまま言いながら、目の焦点がここではない場所を合わさる。

「俺がナツキと会ったのは五年前だ。……最初見た時、なんて可哀想な奴だって思ったよ」

訓練の一環として世話を見ることを命じられ、引き合わされた少女。

彼女が浮かべた虚ろな笑みを、生涯忘れることはできないだろうとイヴェルは思う。

「訓練と薬のせいで価値観が叩き壊されて、人形と変わらなかった。今はだいぶマシになってるけど、行動の主体に自分を持ってこれないのは変わってない」

「だからって、望みもしないことに向かって放り出してショック療法か?」

「違う。俺は選択肢を増やしたいんだ」

そして、同時に思い出す。

誰かのぬくもりがないと寝ている間さえ恐慌状態に陥って自傷してしまう少女を、誰よりも幸せにしてやりたいと誓った夜のことを。

「普通の人生がちゃんと手に取れる場所にないと、あいつは一番近い俺に帰依してしまう。だからまずはあいつの目の前に持ってきて、その上で行きたい道を選んでほしい」

「……」

「幸せになってほしいんだ。俺が勝手に決めた幸せじゃなくて、あいつ自身がちゃんと考えてこうだと思った幸せを、掴んでほしい」

口に出すと大いにこじれそうなので誰にも告げていないが、イヴェル自身は、実は姉のことをそこまで心配しているわけではない。

優先順位をつけているわけではなく、イヴェルが何もしなくても姉なら自分の問題は自分で解決するだろうと信じているからだ。対人戦で十勝する前に、自力でまたこちらの世界に渡ってきても不思議ではないと思っている。

姉のことは、イヴェルにとっては口実の一つだった。

ナツキをこちらの世界に連れ出すための。

「……」

イヴェルの話を難しい顔で聞いていた春見は、脱色した頭をがしがしと掻いた。

「ナツキのこと好きなの?」

「? そりゃあ好きに決まってるが」

「そうじゃなくて。好きにも種類があるだろ、色々と」

直接的な言い回しは憚られたので、言葉を濁すように言う。

「…………あー」

しばらく考えた後に、春見が言わんとしていることに思い至ったらしい。困ったように眉がひそめられた。

うーんと唸る声が続く。

「……姉とか妹とか、家族同然に思ってるけど。それ以上に、俺が生まれて初めて守ってやりたいって思った子なんだ。だから、すごく大事だ」

長い唸り声の後に返ってきたのは、幼さを感じさせる返答だった。

本人の中でもはっきりと定まっていないのだろう。無粋な言及で、変に方向性を定めてしまうのは忍びない。これ以上の追求はやめて、代わりに別の問いかけを投げた。

「お前はそれでいいの? そんだけ大事なら、離れたくないだろ」

「……よくない」

その問いかけには、少し黙った後に正直な本音を零した。

「できることなら一緒にいたい。あの馬鹿上官さえいなければ……」

ナツキを追い詰めた上官に恨み節をぶつけながら、食べかけのクレープを八つ当たりするように乱暴に食べ進める。

先ほどの返答といい、達観した言葉の後に子供じみた言動が続く。そのアンバランスさに決まりの悪さを感じて、思わず溜息が零れた。

「……なんつーかさ」

すっかり短くなった煙草を名残惜しげに咥えてから、空を仰ぐ。

「お前ら、面倒くさいと言うかこじらせてると言うか……」

「カスミに言われると、なんだか腹が立つな」

「なんでだよ!」

「なんとなく……」

いわれのない中傷に溜息をつき、再び頭を乱暴に掻く。

このやりとりが後にブーメランとなって春見に刺さることを、イヴェルはもちろんのこと、春見本人とてこの時は想像していなかった。

「ん」

クレープを食べ終えたところで、イヴェルが不意に顔を上げる。

それにつられて同じ方向を向けば、ちょうど入り口から出てきたナツキの姿が見えた。小走りでこちらに向かってくる姿に、イヴェルは仏頂面をほころばせる。

「終わったみたいだな」

「……イヴェルは気配とかがわかる人?」

「そんな諜報みたいな特技はないが」

「たまにそうとしか思えないんだよな……最初の時然り、初陣然り」

そんなやりとりをしつつ、未練がましく吸っていた煙草を携帯灰皿に押しつける。そして、勢いよくベンチから立ち上がった。

「うーし、それじゃあ荷物置いたら昼飯食いに行くかあ」

言いながら、ナツキの方へと歩き出す。イヴェルもそれに続いた。

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ラムドッグ!~見世物と軽んじる侵略者に、狗のように噛みつけ~ 毒原春生 @dokuhara_haruo

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