編集済
切ないですね。
始め亡くなっていることに気がつかずに読んでいました。
大抵平仮名だけの文章はとても読みにくいので、途中で読むのやめてしまうこともあるのですが、最後までちゃんと読めました。
忘れられる寂しさと、忘れられて聞く少年の気持ちが、こう言うこともあるのかな?と感じさせてくれました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!初めまして、水縹こはるです!!
できるだけそのように読んで頂きたかったので、思わずガッツポーズしてしまいました。ありがとうございます!
どちらかというと実験的な気持ちでかいた、平仮名のみの文章は少し受け入れられるか怖かったのですが、そう言っていただけてとても嬉しいです!
私はあまりスピリチュアルなものは信じない主義なので幽霊がどうこうではなく、どちらかというと生者たちがどんなことでも簡単に忘れてしまうことの恐怖と言うのにスポットを当ててみたつもりです。現実的に言えばこのようなことはないとは思うのですが、それを小説に起こすことで何か伝えることができるのではと書いたものなので、そう言っていただけて、作品もうかばれます。
長々とすみません。これからも書いていくつもりなので、もしよろしければ、他の作品と私、水縹をどうかこれからもよろしくお願いします。
編集済
初めまして
永沢サクラと申します。
可愛い少年は交差点が好き。
ひらがなで埋め尽くされた文が全て、彼が「自分」を繋ぎ止めるための必死の言い訳だったと知った時、胸がいっぱいになりました。
最後の偽りの気持ちと、心のずっと深いところに閉じ込めていた彼の本音がぶつかり合ったシーンは、文章がとてもまっすぐで、感情移入が激しかったです。
とてもいい作品に出会えました。
作者からの返信
初めまして、水縹こはるです!コメントありがとうございます!!
今回のアネモネは「一人称」をものすごく意識して書いた作品でした。騙したり気付かないふりしたりする、一人の子供の心をできるだけこぼさないように意識したので、そういうって頂けて嬉しいです!
素敵な感想本当にありがとうございます。拙いところばかりではございますが、これからも精進して、投稿してまいりますのでもしよろしければ、これからもよろしくお願いします。
アネモネの花言葉。赤いのか、白いのか。はたまた違う色なのか。
交差点が好き。
生きくなくなるほど生きたかった。
まちも、人も、時がたつほどに変化する中で、ただ変わらずにそこにいる。
忘れられることを悲しく思う。忘れないのが母親だけになったころには、心の成長を遂げていた。
ひらがなから、漢字交じりの文章が時の流れを感じさせる。
悲しむ人が、そこにその子を縛り付けているのか。
時折思い出す事がいいのかもしれないですね。
この道の向こうに何があるか見たかった。
この一文が、何とも言えない気持ちにさせられました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!水縹こはるです!
アネモネは全般の花言葉と色ごとに印象が変わることが印象的で題名に採用しました。また、裏話にはなりますがアネモネの花って若干怖いので子供が嫌いなのも頷けるかなぁという理由です。アネモネのどの色としてとるかはこの少年になにを見るかで変えてもらおうと思ったので、考えていただいて嬉しいです!
よく読んでいただいていて、作品も私もとても嬉しいです!
どうかこれからもよろしくお願い致します。
最後の
変わっていく街と一緒に僕も変わっていきたかった。この道の向こうに何があるか見たかった。
のくだりが良いですね。
最初の平仮名の中「スキ」だけカタカナな部分があるだけで、浮いてきて、
この「スキ」はどういう感情が含むものなのか、と考えさえられました。
作者からの返信
初めまして、水縹こはるです!!コメントありがとうございます!
恨み節や呪いの言葉のようなものにはしたくなくて、ただ幼い願望のような言葉に拘って書いたので、気に入っていただけて嬉しいです!
また、「カタカナ」と「ひらがな」の違いについては、ありきたりかもですがギミックを付けてみたので目を向けていただいてありがたいです!
これからも精進してまいりますので、もしよろしければ、これからもよろしくお願いします!
ひょっとしてこの少年はすでに・・・
なんてことを考えながら読みました。
やっぱり、すでに・・・
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
さて、どうなのでしょうか。皆さんがモヤっとするように、ぼかして薄めてかきました!お楽しみいただけていたら幸いです!
いろいろと考えながら読ませていただきました。
物語の中身はもちろん、表現にも想いを感じました。
ひらがなから漢字が増えていくところも少年の変化なのでしょうか。
寂しいような、ちょっと怖いような、でもその先にも想いがあるような、とても深い物語だと思います。
作者からの返信
コメントならびに、お星様まで、ありがとうございます!水縹こはるです!
そう言っていただけて本当に嬉しいです。私の前作の「影」のように、表現の遊びでなにか出来ないかと書いたものだったので、とても嬉しいです!
深い、かどうかは分からないですが、どちらかというと彼の物語が主題と言うよりは、それ以外が主題の作品でした。想いと言って頂いたのはそこなのかも知れません。
やっぱり怖いですよね、ジャンルを決める時、ホラーにすべきか迷ったんです…。怖い以外のものも汲み取ってくださる読者様方に助けられております…。
長々と申し訳ありません。これからも書いていくつもりなので、もしよろしければ、これからもよろしくお願い致します。
すごく応援しています!!