エピローグ

第117話「黒い雨」

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『のろま『タンク』と言われ馬鹿にされた「重戦士」───防御力をMAXにしたら「重戦車」(ティーガーⅠ)に進化した』


https://kakuyomu.jp/works/1177354054892378214



    ※ 第一章 完結……ッ?! ※


────────↓本編↓──────────



 ゴゴゴゴゴゴ…………。


 地鳴りのようなモノが地下の奥深くから響いていた。


 予備電源と、自動修復機能オートリペアのお陰で多少は機能が回復しているのだろう。しかし、自動修復機能オートリペアも動きが悪く、遅々としてエプソMK-2の機能は回復しない。


 動こうにも、パワーの伝達がうまくいかないのかギシギシと音を立てるのみ。


 ロケット推進の噴射剤は────ギリギリのところで機能が回復し、地面に激突する寸前に使い切ることができた。もう残量は残っていないだろう。


 空中で脱ぎ捨てたためヘルメットはない。


 今、クラムは素顔を曝して空を見上げている。







 シャラ────。






 グングンと高度を上げる飛行船は遠ざかっていく。どこに向かおうというのか……。

 一方で、その後を追うようにモクモクとキノコ雲が王城のあった位置から噴き出していた。

 いや、正確には大型資材搬入口のあった場所──。

 ……旧エーベルン・シュタットのあぎとだ。



 ポツポツと顔にあたるのは黒い灰と──黒い雨。



 その雨から逃げるように懸命に身をよじっているのは魔王が座乗し、リズがかくまわれている空中空母だ。

 クラムからも無事を確かめようと通信を試みるが、応答はない。


 どうにも、EMP攻撃の警告表示をみてから機能が随分と低下していた。






 なぁ、義母さん──────。

 どうして、さ。

 どうしてそこにいるんだ?





 遠ざかりつつある飛行船に手を伸ばし──掴む。


 ギュッと握りしめたそこには何もない。

 だけど、


 クラムは確かに、シャラを見た。聞いた。……感じた。









「会いに来たんだよ────義母さんシャラ……」







 焦土と化した王都に暮れなずむ──……。







────あとがき────


 第一章完結…………。

 敵を仕留めきれず無念のクラム。


 そして、魔王軍が大打撃を受けてしまう──。

 飛行船を手に入れた勇者たちに向かう先は残すところただ一つ!!


 それこそ、魔王城──エーベルンシュタット!!


 第2章全面戦争編ッ!!

 投稿未定──────ッ!


 ……超未定ッッッ!


 なので、★★★ください!!!



 フォローしておいてくださいませ~!!



 そして、↓のほうにある、

 レビューの☆☆☆ちょうだい ☆彡☆彡☆彡


 お願いします!


あと、こっちも、お願いします!! お願いします!!


むしろ、↓にも★★★ください!!


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★★★ください!!

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勇者の寝所番 LA軍@多数書籍化(呪具師100万部!) @laguun

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