このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（86文字）

出来れば、続きが見たいです。

　自分は好事家というわけでもないから、姦淫する人妻だけではなく、文脈として世界観も感じたいから、関心する部分が人と違うかもしれないが──

　難民の少女の死体を小突く兵士の場面はどれだけ体制と尊厳が腐った国であるか風刺になってる。こういう部分を書けるから作者はプロなのだと思う。

　主人公クラムは無念の人々の代弁者になり得る存在だ。つい寝取られジャンルの典型的な善人というだけの無力な主人公と一緒にしてしまうが、セックスの劣等感だけで上位者が倒せないエロ漫画のような道理もないので、シリアスに解決の道はあると思います。例えば、魔族が力を贈与するとか。

　作者さんが、この小説を完結まで頑張って執筆してくれたら、後読感がどのような気持ちになっても、何かをやり遂げたリスペクトはすると思います。

リメイク前の作品を前提に語るのであれば
26冊仕立て（予定）の24冊目のざまぁどころか、
10冊目の一矢報いたところで勝ち逃げされるところまで、以下未完。
10冊目までも長い。

そんな感じなので……要約すると『ひとこと紹介』状態です。

ぞくぞくしてきた。目の前で見せつけられるのが楽しみです。

軽い気持ちで読むものじゃなかったんだ……。辛いです。
今現在かなりキツい場面で更新ストップしてるので立ち直れるか不安です……。
それでも、やはり作品の個性が出ててとても見やすかったです。

デュマ作品とか読んでれば、全然大丈夫。これくらい耐えられないと山岡荘八の徳川家康なんか読めないよ。

作者様応援してます。ザマァまで26巻中25巻くらい使っても構いませんのでお身体に気をつけて執筆していただけたら幸いです。