あまり読む価値のないもの

一年後くらいの今

ベッドに寝転んで炎◯ノ消防隊の二期を見ながら、過去に自分が書いた文章を見ていた。あらすじにある通り、なんだこいつと感じている。

まず現状報告から。

部活が終わりを告げ、就職が決まり、都会に出ることになった。たくさんの人たちに支えられて、お世話になってここまで来れた。

過去に書いた文章にある通り、自己評価は以前変わらない。

変わらないが、おそらく物の考え方は変わったと思う。

自分を含めて人をあまり否定しなくなった。

以前は、それを肯定してしまうと自分のしてきたことが否定されたような気になって、認めることができなかったんだ。

例えば、大学で課題をするのに何も考えずにネットで検索して、速攻で答えを見つけてくるやつとか。

こっちは苦労して考えて解いてるのに、何楽してるんだって。

考えて答えを出す、その過程が否定された気になるから。

んなわけないのにね。

楽をする能力が高いって素晴らしいよね、今の社会全部楽しようって発想でできてるよ。ＳＮＳもさ、直接会ってって手間がないし楽だよね。

考えて自分で答えを出すって素晴らしいよね、この世にないものを生み出したいときって絶対こういう能力いるよ。小説とかね。

どっちの方法もいいんだきっと。

そんなこんなで基本的に、否定していいことはあんまり無いなって今になっては思ってる。

例外はもちろんある、騙そうとしてくる相手にはきちんと否定をしないといけない。

１分だけで終わるので聞いてくださいって言ってくるセールス、１分で終わるわけがない。

んな輩にはやだの2文字を突きつけてやろう。

変に理論立てない、直感的な否定がちょうどいいよ。

なんでこんな考え方になったかっていうと、就活もろもろで精神がすり減ったとき、否定ばかりの自分に言葉をかけてくれた人がいっぱいいたからだ。

つくづく幸運なとこに、俺の周りはリアルもネットもいい人ばかりだった。

その人たちは否定したくなかった。

自分を卑下して否定すると、その人たちの期待してた人間を否定するのと同義なんだ。

俺と同じく自分を卑下してて、自分の価値をそれ以上さげたくなくて、しょうがなく否定ばかりしている人へ。

何かをそうだねって認めることで下がる価値なんてものはあんまりないよ。

周りへの否定がなくなってきたら、世界が自分の認めたものだらけになって楽しいよきっと。

まあ、嫌いな食べものがあるように、絶対無理って思想や人もいるけど。

もしこの文章が、一年前のそれと比べて良くなって(人によっては悪くなって？)見えるのなら幸いです。