第6話 日々の食事2
晩ご飯を食べながら旦那が盛大なため息。
どうかしたのかと尋ねると、
『毎日肉ばっかり、いくらなんでも贅沢し過ぎでしょ?毎日魚にしなよ。勿体ない。その分貯めておけるじゃん?今度の休み節約術教えてあげるから。一緒に買い物行くよ!』
またなんか言い出した笑と内心ワクワクしながら待つこと数日……
『じゃあ出かけるか。本当は母さんがいてくれたら1番いいんだけど、とりあえずおすすめのお店教えるから』
連れて行かれたのは地域で永らく愛されているスーパー。
『ここは野菜も魚も新鮮でしかも地域最安値なんだよ。とりあえず魚から…………え?なにこれ……』
『どうしたの?(·∀·)ニヤニヤおぉ!今日はセールかなぁ、随分安いね。鯵の開き1枚120円。おっ、ホッケが1枚200円今日は贅沢してホッケがいいなぁ(´∩ω•`)チラッ』
『……高い。』
『そうなんだよねぇー、この三十年で魚の価値が高騰したからねぇ。私が子供の頃なんて鯵の開き5枚で100円位だったし、ホッケなんて1枚100円しなかったのにねぇー。港町出身だから本当は毎日でも魚食べたいけど、どうも昔の感覚が抜けなくて買う気にならなかったけど、旦那君が毎日魚でって言うから仕方ないよね(·∀·)ニヤニヤ』
『……えっと、あの……』
『あのさ、ずっと気になってたんだけど、もしかして家計簿見た?』
『うん。』
『だと思った笑。2人暮らしなのに食費6万ってビックリだよね笑』
『うん』
『でもそのうち4万、旦那君の酒代だよ?笑』
『え?』
『もう発泡酒は酒じゃないとか言わないよね?あと1日2本までね!だって贅沢はダメなんだもんね笑。浮いた3万は積立にしよむふふ( *´艸`)』
うちの旦那の残念日記 mw(ムゥ) @kitesomi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。うちの旦那の残念日記の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます