極楽にも行けずに...
お姉ちゃんは今までに見たこともないほどボロボロで、声もガサガサしてた。
そこを歩いていたのは兵隊さん。
隊長「...火傷をしとる奴に水を飲ましても死んでいくんじゃ。水を与えるんじゃないぞ。」
川の中に頭をつっこんでそのまま死んでいる人もいた。そのなかで、私は、命だけでも助かったんだ。
あの後、喉を渇かせながら、一生懸命歩いた_______
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