8月5日の朝

愛子は、広島に住んでいる小学1年生の女の子です。


愛子「母さん、ごはんこれだけ?」

母さん「ごめんねあいちゃん、これしか無かったんよ...」

愛子「ううん、これだけでも大丈夫よ。」


そんな愛子は、お母さんと姉のりんと暮らしていました。


鈴「母さん、今日空襲警報でるかもしれんけぇ、そんときはちゃんと愛子連れていくんよ?」

母さん「分かっとるよ。」

鈴「じゃあ、お姉ちゃん学校行ってくるけえね。」

愛子「うん。行ってらっしゃい!」


8月5日午前8時15分。次の日に、あんな悲惨な出来事が起こるなんて...

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