死人と話せる電話ボックス

作者 あき

88

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★★★ Excellent!!!

 とても細かく描写される登場人物の日常に、最初はあまり物語にのめりこめなかったのですが、謎の解明に大きく近づいていく感じに、徐々に引き込まれてしまいました。

 過去改変を目的にしている感じではなく、死んだ人間と「話せる」ところまでしかできないのが、切なく感じられました。

 主人公に関しての謎もまだ明らかにされていませんし、死人とも話していないので、これからどうなっていくか目が離せない作品です。

 一度、最後まで読んでみてください!

★★ Very Good!!

9話時点でのレビューになります。こういった過去改変を用いる作品と言えば個人的には『シュタインズゲート』が思い出されました。それもあり「電話ボックス」を媒体に望む未来の為に行動するというような展開を予想していましたが、序盤は淡々と語られる主人公のハカセとまいごたちの日常とねむりの遺したノートの謎解きというものでいったいこの作品は何処へ向かうのか、作者は何を意図しているのかと読み進めると8話で驚きの事実が発覚します。その事実は1話〜7話までの何気ないような日常の描写に不思議と切なさが込み上げて来るようなものでした。これが意図したものであればこれからの展開に期待せざるを得ません。

★★★ Excellent!!!

この作品、まだ連載しているのですよね?
充実した大学生活を送っているまいごが実は病を患ってて、寿命幾ばくもない中、同じ病気で亡くなった親友のことを調べていたら……。
ハカセとの相性もよくて、二人がまるで恋人のようでした。最初「ハカセ」と聞いて、ズッコケ三人組を思い出したのは内緒です……笑。
さて、タイトルの電話ボックスは物語にはまだ出てきていません。これからどうなるのでしょうか……?
期待に胸膨らみます。続きを楽しみにしています。

★★★ Excellent!!!

 亡くしてしまった大切な人と話せるという設定が白眉だと感じました。あくまでも「話せる」であって「生き返る」ではない点、そこにちょっとした悲しみ、ちょっとした喜びが詰まっています。

 会える訳ではなく、話せるだけという筝を自分に当てはめて考えると、この物語が持つ冷たさと温かさ、陰陽、相反する要素を矛盾なく包み込むものを感じ取れました。

 自分ならばどうしたか、どうするかを胸に置きながら、丁寧に描かれた登場人物の物語を読んでいくと、この10万字を超える長編を、気が付けば何度も読み直してしまいます。

★★★ Excellent!!!

 読み進めると、タイトルからイメージした内容とはまったく違う印象で、良い意味で意表を突く小説だった。

 ある部分だけを切り取れば、平凡な日常を記した日記やエッセイのようでもあるし、タイトルのようにホラーなどを連想させる場面もある。謎解きは秀逸なミステリーでもあるし、SFらしい要素も出てくる。当然、圧巻のドラマがその枢軸にある。普通の街を舞台にしているようで、世界規模の陰謀も見え隠れしている。なんとも説明し難い作品である。しかし、それらの複数のジャンルを一つの小説にまとめあげていること自体が、この作品の優れた成果を表しているだろう。

★★★ Excellent!!!

森の中の山道を走る車。
若い男女はある場所へと向かう。

死者と話せる電話ボックスがそこにはあるのだという。
男性のその言葉を信じ、まだ年若い女子大生『まいご』は遂に覚悟を決めて……?


緊迫した冒頭から一転、平凡な日常に時折見える歪み。
 
1日1日を丁寧に生きる『まいご』に少しずつ親近感を覚えながらも謎が増えていく感覚があってとてもミステリアスな作品でした。登場人物の名前も特徴があってすごく気になります。

1ページ少し長いですが、すごく丁寧に描写されているので、彼女たちの心情や背景がとてもリアルです。

ぜひ一度覗いてみてください。

 

 

 

★★★ Excellent!!!

タイトルから「あっ、これ気になる!」となった方は、必ず読みましょう!
不思議な世界観と、丁寧な映画のような描写に必ず惹かれるでしょう。

一話ごとによく「長くて読みづらい」作品も多く見られますが、この物語の印象としては「もっと続きを読みたい!」の感情が溢れ出します。

なにより、登場人物たちの名前に作者様なりの「工夫」がされていて、朝に読む代表作と言っても、過言ではないでしょう。

関係性の距離感や、電話シーン。
登場人物と読者が一体となって見れるし、人として考えさせられる作品としても大きく話題になってもおかしくないなって思いました!!
本当にあるなら、個人的には亡くなった叔母とまた話してみたいですね。
ぜひ、ご覧ください!!

★★★ Excellent!!!

亡くなった人ともう一度話せるとしたら・・・

様々な過去を持つ彼らが下す決断とは?

普段と変わらない日常が、ある日を境に変わっていく。

過去を巡る様々な謎。

それが、結び付く時にどういった展開が待ち受けるのか?

それを知る為には、この作品を読まないと辿り着けない。

色々な要素が詰まったこの物語を多くの方にオススメします!

★★★ Excellent!!!

死人と話せる電話ボックスは一見夢があっていいなあと思う反面、ハカセの言う通り果たして使うべきなのか迷いどころです。
自分だったらどうしただろう。
私は何も迷わず決断した真っ直ぐなまいごちゃんに、うるっときてしまいました。

読者様は是非、「自分だったらどうする?」と考えながら読んでいただきたいです。

あと、風景描写がとてつもなく綺麗で良かったです!

執筆頑張ってくださいませ!