じゅりちゃん七転八倒日記1999
99.6.X(元ネタは99.1.5) ライオンに貰ったトラ
お正月の初出勤の日、営業部では初詣に行き、その後新年会をする風習があります。
この年は皆、銀座のライオンに行ったようでした。私? 業務の都合上、こんな日でもお構いなしに仕事が入ってくるんでよぉ、当然お留守番よぉ、ちっ。
翌日、I係長が何か金色に光る小さなものをくれた。
見ると寅のかっこのキーホルダー。
いくら物欲じゅりちゃんでも、 「いりませんよ、こんなのー」
I係長「そうか? でもなぁ、これは珍しいんだぞ。だって、ライオンに貰ったトラだぞ」
それ以上口論するのもアホらしくなってきたので、貰う事にした。
99.5.X まゆ玉と白血球
取引先にパッケージソフトを一つ送らなければならないことになった。しかし、丁度いい大きさのダンボールは見つかったけど、いい詰め物がない。
考えた末、SEのG氏のところへ行った。彼はソフトの発送業務もやっているので、詰め物用の英字新聞など、素敵なものをいっぱい持っているのである。
「詰め物になるもの頂けませんか?」
「いいよ。まゆ玉と白血球、どっちがいい?」
一瞬、己が耳が故障したのかと心配になったが、「ハイ!」とG氏が見せてくれたそれは、ホントにまゆ玉と白血球の形をした、発泡スチロール製のパッキング材だったのである。
いやーもうかわいいかわいい(*^^*) しばらくパッキング材と戯れてしまいましたよ。
99.5.X どん
この次の展示会の出展のことで解らないことがあったので、うちと同様に出品する隣の部に話を聞きに行った。うちの会社のブースの位置など見ていたら、ワークショップのプログラムに隣の部の販売している製品をテーマにした講演がエントリーされている。
「うひょー、贅沢じゃーん(ワークショップ出展はまた別料金なのだ)」
と感心したら、後輩のU君が自慢気に
「うちのドンが喋るんですよ」
「あら、部長が出るの? 凄いじゃない。あの人、話も上手だし」
「……えーと、そうじゃなくて、小ドン」
(なんだ、課長か)
99.5.X 身だしなみ
広告代理店の営業のEさんは古館伊知郎似(今考えると本人も、その路線を狙っていたような気がするのだが)でとってもダンディ。
H課長が「さすがギョーカイの人だねぇ。毎日こんな洒落た格好で来るんだ」と感心したくらい。
この日の彼も、手織りのような地の粗い茶色のネクタイに、細かい格子の入ったYシャツなど、うちの社内では間違ってもお目にかかれないような凝った服装をしていた。し・か・し。
私は見た!
その小じゃれた身なりの彼のズボンの微妙な辺りに白いシールのようなものがくっついているのを……。
私は、教えてあげるべきだったのだろうか。
皆さん、女性の担当には何をチェックされているか解ったもんじゃありません。気をつけましょう……。
99.5.14 評判の悪い壁紙
弊社の社長室のホームページを見に行ったら、社内の部署の英語名一覧(実はこれでいつも結構困ってたんですよ。部署名っていうのは固有名詞に近いんだから、日本語を単純に直訳すれば良いってもんじゃないじゃない?)とか、広報関連とか、いろいろ素敵な資料を見つけた(^^)
中でも一番気に入ったのは、役員の顔写真jpegファイル! 早速うちのオフィス在勤の取締役の顔写真をGET。自分のパソコンの壁紙にした(^-^)v
しかし・・・。
私の席の後ろを通る人間が皆、すんごくイヤな顔をしていくのだ。なぜだ(笑)
隣の部の係長が見つけて身体を折って大笑い。「な、なにこれ~、かっちょいい!!」
うちのI係長の返答。
「この気の狂った姉ちゃんのセンスだ」
99.5.X 誤変換
私は和光**株式会社と打ったつもりだったのだが、変換したら倭寇**株式会社になっちまってた。
い、いっぺんに野蛮な会社名になっちまったぜ、いぇい(・_・;)v FEPって、考えてるようで何も考えてないから困るんだよ。
庶務のM嬢が覗き込んで笑うこと笑うこと。
「あたしこれ知ってるーー! 倭寇って日本の海賊でしょ?」
「うーん、なんて知的な会話なんだ」
・・・誤変換は神のくれた息抜きの時間かもしれない。
99.4.23 お引越しの日
別名「ゲルマン民族の大移動」と呼ばれるフロア内席替え。通常は自分の机の引き出しを引っこ抜いて、新しい席までゴロゴロ押していくことによって行われる。今回は約1年半ぶりと本当に久々だった上に、いくつかの部が新しくうちのフロアに入ってきたから、相当大規模なものだった。
いつもは終業時間ギリギリまで引っ張ることの多い引越しだが、今回うちの課はスムーズに終わらせることができた。
なぜかというと引越し開始時刻にたまたまうちと場所を チェンジする課が全員出払っていたので、その課の机から引き出しを抜いて放 り出し、うちの課の机の引き出しを後に入れて、強引に自分ちだけ引越しを敢行 したからだ(笑)
その課の机の上には、引きぬかれた引き出しや何やかやが山積み・・・。次々に帰社してきたその課の方々が呆然としている横で、我々は涼しい顔で仕事していたって訳(笑)
まぁ、 元々は引越し時刻までに帰ってくるつもりのなかったその課が悪 いんだけど、さ♪
以下は、この大混乱の日にあった出来事集。久々に私のネタノートがたくさん埋まりました(^-^)
そりゃないやろ
パソコンの移動を伴うため、LANのHUBの電源を抜かなくてはいけなかったので、LAN使って仕事している人に 警告が発せられた。
Kさんが隣の部のWさんに発した一言。
「Wさーーん、今仕事してませんよねーーーっ!」
その場にいたほぼ全員が思わず突っ込みを入れた。「就業時間内だろがッ(-_-;)」
云われたWさんも、「今日は開店休業にしよう・・・」
コード一直線
I係長の新しい席は元隣の課のC係長の机だった。C氏はまだ帰社していないので、机の上にはまだCさんのCRTディスプレイがでーんと載っ ている。
H課長「これCのところに持ってってやろうか」
I係長「ほっときゃいいですよ。自分で持っていかせましょ」
やがてC氏帰社。自分の課の惨状に目を覆った後、元の自席のディスプレイに触れて
「これ持ってくよ」
H課長「大丈夫だよ。コード全部抜いてあるし」
それではとC氏がやおらディスプレイを持ち上げた途端、びーーんとコードが伸 びた。
C氏思わず悲鳴。「うそつきッ!!(;_;)」
仕事にならない
床にはあちこちに落とし穴が掘られており(床はがしてるのよ。床下にコード這ってるからね)、SEのG氏のところに行きたくても、目的地までかなり迂回をしなければならない。 まるで空襲か大地震の翌朝のような惨状だ。
私「ほんとに開店休業状態だねぇ」
Kちゃん@ソフトサポート担当 「そうですよねぇ。サポートセンターも今日は休みにしちゃいました」
私「こらっ!!」
留守番おいとけよ(ボソ)
この日は内線電話工事までは手をつけられなかったので、元の席に電話がかかる。
それであおりを食ったのは隣の部だった。全員5列先の島に移動になっちゃったのだ。 電話が鳴るたびに、気づいたその部の誰かが必死で5列先に走って行く・・・。
99.4.X 坊主再び
朝、フロアに一寸したざわめきが起こった。
隣の部の新人(と云っても今年で2年目か)M君が、アタマをくりくりに剃ってきたのだ。
若くて素直な男の子が好きなS主任(ほも)も、彼に向ってアツイ視線を送っている・・・。
私は朝のエレベータで一緒だったので、迷わず
「あ、一休さんがいる(^O^)」とからかわせていただいた<ヤなお局
M君はへこたれない。「触ってもいいですよ」
それはそれはo(^^)oワクワク ってんで、キャビネットの前ですれ違ったとき、遠慮なく触らせていただいた。
いやぁ、髪の毛が柔らかくてあったかくて最高(笑)
そんな私に、M君はやさしく云った。
「気持ちいいですか?」
99.3.X 友好の印
SEのNさんが我々の部署の横を通って喫煙コーナーへ行くのが見えた。
彼に所用があったので「Nさ~ん!!」と手を振ったら、彼は笑顔で手を振り返すと、そのまま喫煙コーナーへ行ってしまった。
・・・なめとんのか、おっさん(-_-;)
99.1.22 えっちはだめよ
うちの会社はコンピュータ会社であるから当然インターネットは使い放題である。
多分勤務時間内に仕事に関係ないホームページ見物に興じている社員も多かろうが、私は最低限の自主規制で、そういうところに行くには昼休みを利用するようにしている(17インチディスプレイだから皆から見えちゃうしさー)。
そんなとき。
xxxsex.comというサイトにリンクを辿って行ってみた(注:残念ながらそういうたぐいのところではないので念のため)ら、permission deniedが出たじゃないか。
最初は回線が混んでいるのかと思ったけれど、何となくピンと来て、試しにsextalk.comと打ち込んでみた。この名のサイトは実在するみたいで、アクセスしに行っている気配がする。
しかし、しばらくして画面が真っ白になり、やはりpermission denied。
わかった。ドメイン名にsexと入るところはアクセスできないようになっているんだ!!
どう考えてもそういうサイトは仕事には関係ないから、見られなくても問題はない理屈(笑)
我々の知らぬところでシステム管理者は、苦労をしているんだぁ(^o^)~♪
じゅりちゃん七転八倒日記1997-1999 じゅり a.k.a ネルソン提督 @Ada_Lovelace
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