応援コメント

第二十七話 墓前に誓う」への応援コメント

  • 読み終わってしまいました。
    悪い奴ってどこにもいるでしょうが、本当に嫌な奴らでしたね。
    ロジーヌさんの仇を討ててスッとしました。

    最後の場面。ピペタさん、ロジーヌさんに惚れてること自覚してなかったのですね。なるほど。最初の頃のもどかしさとか微笑ましさはそのせいだったんですね。
    騎士同士、好敵手だったからこそ気づけなかったのでしょうか。
    裏稼業と二足の草鞋を履くと決めたピペタさんの気持ち、騎士を続けられると思った気持ちが、すごく伝わってきました。
    読ませて頂きありがとうございました!

    作者からの返信

     滝野れお様、コメントありがとうございます。
     恋愛感情というものは、時には自分でも自覚していなかったり、ある程度は自覚していても曖昧なものだったり。その辺りに思うところもあり、作品のキャッチコピーに「友情も愛情の一種だぞ」と入れたほどでした。
     今回、自主企画の企画内容欄に「好ましいもの」として【恋愛要素あるけど、それだけじゃない】と書かれていたのを見て、「こういう感情はどう思われるだろう?」という興味もあって、この作品で参加させていただきました。最後まで読んでいただき、こうしてコメントもいただけて(特に『なるほど。最初の頃のもどかしさとか微笑ましさはそのせい』)、嬉しく思います。
     バトル有りの復讐劇ですが、単純なアクション重視ではなく、むしろ登場人物(主人公たちはもちろん悪役も含めて)の感情の機微を描きたい、という作品でした。『気持ちが、すごく伝わってきました』というお言葉、とても嬉しいです!

  • 面白かったです。
    仕置対象が思い上がってて、それを仕置であっけなく砕かれる展開が痛快でした。

    メンチン、念仏の鉄のイメージですね。
    仕置の技だけでなく、立ち振る舞いも。
    ちょっと青臭いところもあるから、棺桶屋の錠も混じってるイメージかな?

    作者からの返信

     山川海のすけ様、コメントありがとうございます。
     私も好きです、思い上がった仕置対象。「仕置」シーンには強い悪役よりも、むしろ小物な悪役の方がよく似合う、と感じています。

     おっしゃる通り、メンチンは念仏の鉄のイメージですね。本編一作目で名前だけ出していた時は、殉職シーンから島帰りの龍や印玄(飛び降りて死ぬ系)をイメージしていたのですが、今回の作品を書こうとした段階で「坊主頭キャラ」という想定で、念仏の鉄っぽくなりました。ピペタの少し若い頃を描こう、と思ったことで、必殺の中村主水の最初期である仕置人が頭に浮かんだのもあるかもしれません。
     といっても、念仏の鉄っぽさは、殺し技と振る舞いの一部だけで、確かに青臭さもある分、鉄とは大きく違うキャラなのですけどね。
     でも書いてみたらかなり気に入ったキャラなので、いつか時間のある時に、本編シリーズと並行して王都編シリーズもきちんと始めてみたいものです。本編シリーズでは、もうメンチンは登場させられない(既に死んでいると明言されている)状態ですから。

  • 企画に御参加いただきありがとうございました。

    復讐劇ですか。
    熱のこもった作品、拝読させていただきました。
    最後は仕事人感が若干ありますが、一つの物語としてしっかりと楽しめました。

    作者からの返信

     草沢一臨様、コメントありがとうございます。
     もともとファンタジー世界で仕事人フォーマットをやってみよう、と思って始めたシリーズなので、仕事人感は仕方ないと思います。パロディやパクリだと思われて失望されたら私も残念ですが、そこでオマージュのレベルとみなしていただけるかどうかが、一つのポイントかもしれません。
     シリーズものですが、それぞれ独立した作品として読めるように、というのを第一義に心がけて書いているので、『一つの物語としてしっかりと楽しめました』という感想は、とても嬉しいです。『熱のこもった作品』という評価も感謝しています。

     また、レビューもありがとうございました。シリーズそのものは群像劇的な要素を強くして書いているのですが、この作品は前日譚に相当する外伝ということで、主人公とヒロインに焦点を当てましたので(それでも少し主人公以外の視点が入りましたが)、そんな二人を『男(漢)ですねって唸りそうになりました!』と言っていただけて、感無量です!

    編集済

  •  こんにちは。ゆきこのはと申す者です。
     私の企画にご参加くださり、ありがとうございます。

     では。
     感想を述べさせていただきます。
     ただしあくまでも、一個人&素人の意見だとお思いください。
     もし、気に入らないとお思いなったら、遠慮なく応援コメントを削除してくださって結構です。


     まず何よりも、闘いの描写がお上手だと思いました。
     これは私事ではございますが、私もたまに闘い描写を書くことがあるのですが、あまり納得のいくものを書けたことがありません。
     だから、拝読しながら、ぜひ見習わせていただきたいなと思いました。


     また、ピペタとロジーヌの関係も良かったと思います。
     この二人が十代や二十代だったら、また少し違った関係になっていたのかもしれないと思いますが、二人とも三十代だからこそ、このような物語になったのかなと、勝手に思いました。


     今まで私が読んだことのない物語だったので、すごく新鮮でした。面白かったです。


     また、最終話のゲルエイの台詞「友情だって、愛情の一種なんだけどねえ。広い意味では『愛してた』って言って構わないんだよ」が、とても印象に残りました。
     なるほど。
     そういう考えもあるのですね。
     思わず目から鱗が落ちました。



     拙い感想で非常に恐縮です。
     本編の方も、また時間があれば拝読しようと思っております。
     感想が少々遅くなり、すみませんでした。
     それでは。
     長々と失礼致しました。 

    作者からの返信

     ゆきこのは様、コメントありがとうございます。
     実は私も戦闘描写には自信がないので(スピード感が重要な場面でも書きすぎてテンポが悪くなっている、と思うのですが、説明不足を嫌うあまり、ついつい書き込みすぎてしまうので)、その辺りを褒めていただけたのは、まずは嬉しい驚きです。今のスタイルでもポジティブに受け取っていただけることもある、と励みになりました。

     この作品はオーバー30歳主人公コンテストに応募するために書いたものだったので、ピペタとロジーヌの関係について『二人とも三十代だからこそ』と言っていただけたのが、今回の感想で一番嬉しかった点です。
     また、それに関連して。若者の恋愛感情とは違う『愛』を書けたらいいな、という気持ちもあって、タイトルやキャッチコピーを決めていたので、最終話のゲルエイの台詞が印象に残ったという感想も、とても嬉しいです。

     このようなタイプの作品を「読んだことのない物語で、すごく新鮮」「本編の方も時間があれば読んでみる」と言っていただけたのも、感謝しています。
     現在は自主企画参加作品を読むだけでもお忙しいでしょうから、いつか時間ができた時に忘れておられなかったらで良いのですが……。本編の第一作『桃色の髪の少女』は「ファミ通文庫大賞」で一次選考を通過しているので、私の作品の中ではオススメできる部類かと思います(私は一次選考通過までしか行ったことがないので)。

  • お疲れさまでした。

    これから本編にも手を出そうと思います。

    作者からの返信

     新巻へもん様、コメントありがとうございます。
     最後まで、どうもありがとうございました。
     早速本編の方も読み始めてくださったようで、感謝しています。ただ、プロフィール欄に「長編は主にファンタジー、どちらかというとハッピーエンドよりの話ばかり書いている」と記載されていたので、このシリーズのような「メインヒロイン死んじゃう」系の作品、どこまで楽しんでいただけるのか、少し心配です。「読むのと書くのは違う」あるいは「あまり自分が書かないタイプだからこそ新鮮」と思っていただければ良いのですが……。