編集済
きりぎりす鳴くや机上の山月記への応援コメント
虎姿を借りた孤独の潜む叢がそよそよとし、光冷ややかな月の残る、そんな昔の中国の山景が小さく机の上に置かれ、そのそばでみどりの楽人が、ぎい、ちょん、と拍子木を打った、そんなイメージが頭に浮かび、心地よく思いました。
作者からの返信
かかる句が評価されるとすれば、親の七光ならぬ原作の七光なのでしょう。
巨人の肩には乗ってみるものです。
夢破れてもどるゐなかや山わらふへの応援コメント
私にはこの句の山の笑いはあたたかな救いに思われました。その解釈で、心の片隅にそっと置いておきたい句です…
作者からの返信
いま改めて考えますに、そう解釈するのが正当なのでしょう。
誰もかれもががわたしは嘲笑していると妄想的になっていたのやもしれません。
長椅子にはらはらかかるおちばかなへの応援コメント
さくらが、早く咲きました。コロナに負けるなと、応援しているのでしょうか。
陽炎やその坂道の名は知らずへの応援コメント
名前という鮮明な輪郭のない坂の、どこか書割のような青空の下の光景が陽炎と共に揺らめいて消えたようで、脳裏に鮮烈でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
コメントを拝見して、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」の末尾を思いました。
この一年お世話になりました。
よいお年をお迎えください。
生き死にのかなたに冬の銀河かなへの応援コメント
まっすぐ行けば、行けそうなんですが、行けないですね。
コスモスのなかに耕す畠かなへの応援コメント
武蔵野の面影のある里山を歩いた時に、正しくこのような光景を目にしました。
畑の脇に咲く花に、季節を感じます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
東京を擁する武蔵野にも里山があると思うと感慨ぶかいです。
跋への応援コメント
こんにちは。
完結おつかれさまでした!
真摯に句作される姿に頭が下がります。
私は俳句・短歌・詩にはさほど詳しくありませんが、それらに親しむことが散文の文章力を高めることに資すると考えています。
この句集を読んで、青丹さんの言葉づかい、情景に意味を見出す着眼、言葉をつなげる機転に感嘆し、刺激を受けていました。俳句に関する知識、先人の作に触れられるような構成も、ためになりました。
また他の句集にもお邪魔したいと思います。ありがとうございました!
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
韻文に親しむことが文章力を高めることに資するとのお考えに至ったことにはどういった経緯があるのかなとふと思いました。
わたしは、俳句(俳諧)の最盛期は元禄期であるとの信念を持っており、あたう限り古句を紹介してそうしたことを世に問いたいです。
世に飽いて蝿虎と遊ぶころへの応援コメント
こんにちは。
切れ字がそれほど重要という認識はありませんでした。
これから、意識して読んでみます。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
わたしが学生のときは学校で切れ字のことを教わった記憶がありません。
俳句の成り立ちを考えるうえでは避けて通れない要素だと思います。
神は死してさえゆく星のひかりかなへの応援コメント
すぐに、ゆけそうなんですが。
ふしぎですよね。
風塵の舞ふやさばくのおぼろ月への応援コメント
こんにちは。
水気のない砂漠に、砂の見せるおぼろ月。黄金色の荒涼とした世界を想像しました。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
茫漠たる砂漠で月を見たらどんなことを思うでしょうね。
対岸の火事とまつりをながめけりへの応援コメント
今年は、町内会の役員なので、お祭りとかも、普段ならあるのですが、コロナで、縮小。あまり、なにも、やることはなかったのです。
あの日みた雲わすれめや蝉の声への応援コメント
こんにちは。
高校野球のシーンと重ねてこの句を読むと、熱さと、熱狂が過ぎ去ったあとの一抹の寂しさが思い浮かびます。私の勝手な空想ですが……そういう空想を掻き立てるのが、いい句なのかなと思います。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
仰るように空想を掻き立てるような句がいい句なのかなとわたしも思いました。
編集済
星を見て涙ながさん冬ちかしへの応援コメント
ほんとうに、また、すぐに、冬がきますね。
毎年、どんどん、過ぎて行きます。
枯芒みゆるや宵の星ひとつへの応援コメント
こんにちは。
星が冷たく浮かぶ下に枯芒と寒風、孤独に堪える旅人を思い浮かべました。
枯れた草花の姿に美や風情を感じるのは、なぜなんでしょうね。
西洋画にもヴァニタスという死を思わせる画題がありますが、日本ほど美として昇華しきれていない気がします。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
そういえばこんなものも詠んだなと思いました。
この国で武家政権が長く続いたことが我々の美意識に影を落としているのではないかと思いました。
売らるべきコスモス見ゆる車窓かなへの応援コメント
こんにちは。
電車とコスモスがともに風を感じさせる、は言われてみれば、と思いました。
車窓から顔を出したひとの髪も襟も風になびいてそうですね。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
花畑の風に吹かれるとほんのりいい匂いがして気持ちよさそうです。
雲は行き石はとどまる花野かなへの応援コメント
こんにちは。
花に色づく野原が風に揺れ、その上を雲が流れていく景色が、ばっと目に浮かびました。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
動かない石を描写したことで野原や雲の動きが強調されたのかなと勝手に思いました。
蛾となりて墓場をめぐる夜長かなへの応援コメント
複雑な翅の模様を浮かばせ、ぼんやりと光りながら、暗い墓石の合間を縫い、夜気の中を飛んでいる蛾の様子が思い浮かぶようでした。
妖しくも美しい句だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
コメントを拝読して火垂るの墓を思いました。
あれを最後に見たのはいつだったか。
物にもよりますが、蛾という生き物も一種のうつくしさを体現している気がします。
シヤンプーを替へもこそすれ風かほるへの応援コメント
こんにちは。
急に現代らしい町の情景が浮かびました。薫りを胸いっぱい吸いたくなりますね。
シャンプーでなく、シヤンプーと表すのはいいですね。俳句では自然とそうなるのでしょうか。
話は変わりますが、『夏、栄冠はきみに輝く』に☆をいただき、ありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
旧仮名で書く場合は基本的に大きい文字と小さい文字を区別しないことになっていると心得ます。
新仮名で書く場合はそうはなりません。
本来「風薫る」には若葉を渡ってくるものとの含みがあってこうした詠み方は邪道にちがいありませんが、それすらも俳句的と言えるかもしれません。
くたびれて帰る家路の暑さかなへの応援コメント
こんにちは。
私の『世界の車窓から……』に☆をいただき、ありがとうございました!
私の俳句の鑑賞眼は甚だ心許ないのですが、、、言葉のセンスを研ぐのと世界を捉える観察眼を磨くのに、俳句に触れるのは有意義だと思っています。
その点青丹さんの句集は一句ごとに吟味されているのが感じられ、句作の裏側も窺えて、勉強の身にはありがたい限りです。(こんな手前勝手な読み方で申し訳ありません……)
引き続き、勉強させていただきたいと思います。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
御作は他に類を見ない唯一無二の、一粒で二度おいしい作品と思いました。
いかなる結末を迎えるのか今から気になるところです。
わたしが俳句に親しむようになった当初は俳句の趣がよく分からなかったものですが、不思議なもので長く続けていると、この句はいいとかこんな句を詠みたいと思うようになりました。
誠に石の上にも三年です。
こんなものでよろしければどうぞお付き合いください。
ですが、わたしが直近百年強の俳句事情にてんで疎い点にはご留意ください。
ではでは。
曼珠沙華くろき蝶きてとまりけりへの応援コメント
原色の映像がパッと浮かびました。
今まででいちばん好みかも。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今くらいの時期になると物珍しさもあって彼岸花の句を詠みたくなります。
わたしは花などの色が黒いものに遮られて見えなくなるようすがすこし好きなようです。
秋の夜は活字の虫となりにけりへの応援コメント
あまりにも、暑い日々ですが、もうすぐ、涼しくなり、またすぐ、寒い寒いと言うわけです。
今年は、なおさら、虫になりそうです。
編集済
きりぎりす鳴くや机上の山月記への応援コメント
むかしの夏は、どこもかしこも、あけっぱなしで、蚊取り線香から煙が登り、かやのなかに逃げ込んでいました。
近所のかたの動きがわかりました。
最近の夏は、もっと、暑いように思います。
エアコンかけて、窓は閉めているので、周囲との繋がりは断たれています。
虫の声は、それでも聞こえます。
でっかい音なんだな、と、感心します。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わたしが幼少の時にもけむりの出る蚊取り線香は現役でした。
なつかしいです。
蚊帳には馴染みがありません。
むかしの夏はもっと涼しかったのだろうと何となく思います。
夢の世に色あらばこの紫苑かなへの応援コメント
やましんは、時に、色鮮やかな夢をみることがあります。
写真が撮れたら証拠になるのですが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
何やら瑞兆めいていますね。
何の根拠もありませんが、夢のイメージを画像化する技術がそのうち生まれるかと予想します。
あぢさゐの垣根をまがる美人かなへの応援コメント
花言葉も「移り気」ですね。これは願望ですが、内も外も良い方向に変化していきたいものです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
それは知りませんでした。花言葉を知っていると創作の幅が広がりそうですね。わたしは過去にコーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)のスジャータの366日の誕生花とその花言葉を集めていたことがあります。
人間たるもの、内面のうつくしさが外見ににじみ出て、年を重ねるほどに魅力的になっていくようにありたいものだと思います。
箸をして豆腐くづすや雲の峰への応援コメント
ああ。これは何か情景がそのままイメージとして流れ込んできます。
豆腐という身近な食べ物が、遠くの風景に重なるのが風情があって良いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
豆腐のように身近なものを詠むのは俳句ではよくある(あった)ことだと思います。このような見立ての句を正岡子規が卑しめていた記憶があるのですが、時にはいいのかなと思います。
【約1,300文字】うぐひすや饒舌になる世のこころへの応援コメント
うぐひすの訛かはゆき若音かな
うぐいすが最初はうまく鳴けなくて、練習してだんだん上手になることを詠んだ句でしょうか(^o^)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご推察の通りかと考えます。
ふるさとの風におよぐや鯉のぼりへの応援コメント
おとなりが、新築して、鯉のぼりが上がりました。あがれー。あがれー。
夢破れてもどるゐなかや山わらふへの応援コメント
『故郷は遠きにありて思うもの』
『こころざしをはたして いつのひにか
かえらん』
わらわれても、帰りたいと、思いますが、なかなか。
玉つばき背中に負ふや春のねこへの応援コメント
両方に髭があるなり猫の恋
笑ってしまいました。猫だもの、髭がありますよね
アニソンを歌われるんですねえ。初めてのチュウもアニソンですね。
ルージュの伝言って、また渋いところを。もしかして松任谷由実さんが好きだったりするんでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ねこは毛深いくらいがちょうどいいようです。
最近はカラオケに行ったら九割方までアニソンと松任谷由実の曲を入れるくらいには松任谷由実(主に荒井由実時代)が好きです。
湯をあびて生き返りけり花の冷えへの応援コメント
寒い日に湯船に浸かると、十中八九「生き返る〜」と言ってしまいます(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わたしは、ひとは日常的に擬似的な死を体験してほんとうに死ぬときの練習をしているのではないかと勝手に思っています。それはともかく、湯船に浸かったときの生き返った感は格別ですね。日本人は風呂とビールがすきな民族なのかなと思います。
八ツ橋を食べたくなるやかきつばたへの応援コメント
僕の日記を読んでいただきありがとうございます。
てっきりもう誰も読んでくれていないのかと思いました笑
青丹さんもコロナに負けないようお身体に気をつけてください。
ふるさとや今年もまめで帰り花への応援コメント
返り咲く
きざしも みえぬ
やましんの春
失礼いたしました。
見に来よやひとに知られぬ山桜への応援コメント
山桜には程遠い拙作をいつも見ていただきありがとうございます。
青丹さんの作品はもちろんのこと、同時に紹介されている句も凄く楽しませていただいてます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
いとうさんの作品が山桜から程遠いとすればこのサイトのほとんどの作品は存在する理由を奪われそう(存在する価値がほぼ全くなくなりそう)です。
紹介した句を楽しんでくださっているとのことで、一介の俳句愛好家として幸甚に存じます。ご迷惑でなければ引き続きお楽しみください。
あの日みた雲わすれめや蝉の声への応援コメント
「は」と「も」の違いは何だろうと考えてみましたが……よくわからないです。「も」とすると、他にも要素があることになりそうですが……
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「も」とすると、やがて死ぬにも関わらずといった譲歩の意味合いが生じるようにわたしは思います。このような判断に迷う場合、直感を信じて違和感のないほうを採るのが間違いが少ないかなと経験的に思います。
【約1,500文字】凩やコートを負うて罷りでるへの応援コメント
映像が浮かびます。風の強さも寒さも感じる句ですね
作者からの返信
コメントありがとうございます。
映画のワンシーンなどイメージしてつくりました。
【約1,400文字】たなばたや願ひは四字の打倒虚子への応援コメント
今まででいちばんたくさんありました?読むのが大変でした(笑)
正直なところ、読んでもあまり意味がわからないものが多いのですけどね。
七夕を寝てしまひけり小傾城
この小傾城が織姫だとしたら悲し過ぎると思ってしまいました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
苦労させてしまい恐縮です。もうすこし厳選すべきだったかと考えています。
舟を漕ぐ織姫様の図ですね。
雲は行き石はとどまる花野かなへの応援コメント
人間は、漂う雲のようなものです。
地質学とかの目で見ると、富士山も、遠からず、消え行くのだとか。
天文学とかだと、地球も、そうだとか。
そういうことだと、なんだか、むなしいですね。
お酒も欲しくなる。
でも、飲んじゃいけないのも、また、したかないです。
富士よりも高しといふや凧への応援コメント
現代のビルや電線のある空と違って、昔の凧は悠々と空を泳ぐのでしょうね。
そう思って読むと、この句の雄大さがより一層引き立つ気がします。生意気言ってすみません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
点になるまで揚がることもあったのかなと想像しています。
生意気とは思いません。
ぬくぬくと浮世に遠きこたつかなへの応援コメント
これは日本人の大半が同意する句ではないでしょうか。でもきっと、こたつは若い世代にはだんだん縁遠いものとなっていくのでしょうね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
日本人だけでなく日本のねこもきっと同意してくれると思います。
こたつが消えていくのは惜しいので、電気ごたつに代わる次世代型のこたつの登場に期待したいです。
ぼんやりと窓の外みる雪気かなへの応援コメント
どんよりとした曇り空は、いつ雪や雨が降り出すのかとついつい見上げている時間が長くなりますよね。とても共感できる句でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
普段からぼんやりしているわたしですが、俳句をつくる趣味を得て、天気の推移には多大な注意を払っています。
しのばざる恋もこそすれ春のねこへの応援コメント
仲睦まじそうに並んで座っているつがいの猫の情景が思い浮かんで、なんだかとても心の琴線に触れました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
過日、そうした光景を目にしました。
我々人間もかくありたいものだと思います。
曇る日のことにめでたし水仙花への応援コメント
夏目漱石や幸田露伴も句作するんですね。
水仙の句も多いなあ。身近な花だからでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
水仙は伝統的な画題「雪中四友」の一角を占めており、俳人にとっても好題であったかと推測しています。
森鴎外、夏目漱石、幸田露伴、尾崎紅葉、泉鏡花、芥川龍之介など明治から大正か昭和らへんまでの作家のなかには句を作っていた人がかなりあったようです。漱石は正岡子規とのつきあいもあり、かなりの数を遺しているようです。
寒月や行きかふひとの懐手への応援コメント
寒月にせよ冬の月にせよ、目にした途端にキーンと冷えた空気を感じます。
懐手というと、和服ちょんまげの人が足早に過ぎてゆくのが見えるのは私だけでしょうか(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わたしがそのような風貌の人を思い浮かべたことがないため、見当がつきません。
長椅子にはらはらかかるおちばかなへの応援コメント
落ち葉は詩心をくすぐると見えて、すごい数の句ですね。この中では一茶の猫の子の句が好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
落ち葉も格好の題材のひとつだったと見えます。猫の子の句はさすがに一茶らしいです。わたしは寺田寅彦の蜂の句に感銘を受けた記憶があります。
川波を誰か染めけん花なたねへの応援コメント
黄色く染まった川岸とそれを映す川面が目に浮かびます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
柳がしだれ、菜の花や桃の花がさき、桜の花が散りつつ浮かぶ春の水辺の祝福されたことを思います。
語りつつ過ぐるふたりや秋灯しへの応援コメント
たしかに、私は、いつも、ひとりで、すれ違います。ひとりも、おつなものです。
去年よりも数まさるべし曼珠沙華への応援コメント
この句は私も好きです。
毎年必ず同じところに咲いて、いつの間にか株が増えてますよね。
あの、ある日唐突にぱっと咲く感じがたまらず好きです。土手いっぱいに、でも間隔を空けて咲く様子も好きです。
目に浮かびました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
彼岸花のさく光景は日本の原風景のひとつと見えます。
立つ秋のつれなく見ゆる海辺かなへの応援コメント
これ好きです。
人気のない浜辺が目に浮かびます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
コメントを読んで海が特にお好きでいらっしゃるのかなと思いました。
夏の終わりはどうしてさびしいものです。
玉つばき背中に負ふや春のねこへの応援コメント
青丹さんは、カラオケに行った際どんな曲を歌いますか?
好きな曲は何ですか?
僕は、ストレス発散のため大声を出せる曲を歌いたいと思ってます。
そのような曲を何かご存知でしたら教えてください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わたしがカラオケでよく歌う曲は、有名なものだと『男はつらいよ』『ルージュの伝言』『春よ、来い』『はじめてのチュウ』『残酷な天使のテーゼ』『めざせポケモンマスター』などです。それ以外の好きな曲は主として、知名度でいくぶん劣るであろう有象無象のアニメソング(=アニソン)です。
大声を出せる曲については、知見が浅いため明言しかねます。不甲斐ない。自分が歌いやすい曲だと大声を出しやすいのではないでしょうか。
編集済
自転車を乗り捨てにせん春の旅への応援コメント
青丹さんは、どんな漫画を読むんですか?
僕も、時間に余裕があるので読みたいので教えてください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
やや癖がつよいと思いますが、現在は『球詠』や『ぼっち・ざ・ろっく!』という漫画などを特に好んで読んでいます。
春風や風車回りてひもすがらへの応援コメント
春風をうたう句は、たくさんたくさんあるのでしょうね。
それにしても、風力発電の巨大なタワーは、まさに、怪獣ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
筆者の見たところ、春風の句はおっしゃるようにかなり数が多いようです。
人間の造り出すものの巨大さには、ドン・キホーテならずとも圧倒されます。
陰となりひなたとなるや蝉の声への応援コメント
きせつが、ずれてしまいましたが、このまま、春に来てほしいですが、簡単には行かないでしょうか。怪しい病気が心配ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今年は暖冬と聞き、春も早くくるのかなと何となく思っています。
世間をにぎわせている感染症がどうなるか、私にはとんと検討がつきません。
うつくしき夕となりぬ姫椿への応援コメント
姫椿という言葉自体初めて知りました。
情景に詩的な言葉選びが合わさってとても綺麗な句だと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実は私もその語の存在を先刻知りました。
検索にかけたら山茶花を五字で言い換えられることが判明し、これはしめたと飛びついた次第です。
以前に似た趣旨の短歌を稚拙ながらつくったことがあり、この句はそのリベンジと思って詠みました。
ぬくぬくと浮世に遠きこたつかなへの応援コメント
技巧とは無縁なのかもしれませんが、何だか親しみが湧いてほっとする句だと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
単純さ故の結果か、はたまた炬燵の魔力か。
水鳥の寝床やこほる三日の月への応援コメント
あけましておめでとうございます
今年も季節を感じにこちらを覗かせていただきます
作者からの返信
あけましておめでとうございます。
コメントありがとうございます。
お気に召すようであればいつでもお越しください。
編集済
水鳥の寝床やこほる三日の月への応援コメント
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
僕は、年末年始は祖父母の家に行ったのですが、
青丹さんはどこかへ行かれましたか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。そして新年明けましておめでとうございます。
私は年末年始も平生と同じ暮らしをしていました。
名月や十五でよめにゆきし人への応援コメント
『やましんにも名句ください名月さん』
かぐや姫のおはなしは、SF小説風に見ると、なかなか、不思議ですが、アジア各地に似たような伝説があるとか。
いろいろ、不思議ですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
人間の考えることはだいたい同じなのかなと思いました。
水底に枯れ葉しづめり夜の雨への応援コメント
上皇様と上皇后様は「ことばの歳時記」を読んでいるそうです。
青丹さんは、読んだことがありますか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私は読んだことがありません。同じタイトルの本が複数種類ある中の山本健吉氏のそれと見受けますが、最近氏の著作にうんざりすることがあったので今後も読むまいと思います。
陽炎やその坂道の名は知らずへの応援コメント
なんて素敵な句なんでしょう。
『名前も知らないけれど』というところが、情緒的でいいですね。
読んですぐに情景が思い浮かぶ印象深い句で、とても気に入りました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
心が嬉しい悲鳴をあげています。
坂道はいいですよね。
海など見えればなおさら。
きみにはきみのわれにはわれの夜寒かなへの応援コメント
人それぞれの抱える境遇や苦しみを季節の寒さに引っかけたという所でしょうか。
情景よりも情感を俳句に仕上げていて面白いと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
俵万智の例の短歌と対照的な詠みぶりが時代の空気を反映しているかもしれません。
編集済
シヤンプーを替へもこそすれ風かほるへの応援コメント
『老臭』があるんだから、おふろ入りなさい。
と、奥さんからしかられます。
あ、『老醜』なのかな?
会話には漢字が見えないですが、もし、アニメみたいに、浮きあがって見えたら、かえって難しい?洒落が効かないですね。
よい、香りは、その点、良いですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
字が浮かび上がるとしたら老シュウとでもなりそうだと思いました。
うかうかするとすぐに汚れがたまるのは厄介です。
編集済
ぬえ鳴くや江戸吉原の燃ゆる夜への応援コメント
日記を書いてみてはいかがでしょうか?
私は、青丹さんの作品に興味を持って見てみたのですが、
俳句の経験がないのでのでよくわかりませんでした。
だから、誰にでもわかる日記を書けば
多くの方に青丹さんの文章の魅力が
伝わるのではないでしょうか?
良い回答をお待ちしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
検討しましたが、日記をつけるのはあまりにも荷が重いと判断しました。
不甲斐ないです。
編集済
かはほりや百物語する夜更けへの応援コメント
自動車がぶんぶん走るなかで、夜中に歩道をコンビニまで歩くのも、結構こわいですよ〰️〰️。
百台すれ違ったら、何か、出るかも?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
百台すれ違ったら、人間に粗末に扱われた可哀想な自動車のおばけが出そうに思いました。
鶴の吐く息ほの白し霜の声への応援コメント
寒くなりました。
こたつ、お布団に入れました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
わたしもそろそろこたつ布団を出そうと思います。
風邪など召されぬようにお気をつけください。
秋の夜は活字の虫となりにけりへの応援コメント
こんにちは。
「活字の虫」は、鳴かずに黙々と頁の上を這いまわるのですね。
作者からの返信
こんにちは。
コメントありがとうございます。
活字の虫はすこし紙魚に似ています。
星はさえ人はわかれてゆく夜かなへの応援コメント
対句ですか。
正反対の概念を並べて伝えたいことをより伝えるというのは私はよくやります。この一首も冷たく美しい中に寂しさのようなものが漂っていて好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
対句との説明は必ずしも適当でなかったかもしれません。自然と人事との合一を画策して複文にしました。
湯を浴びて星ながめばや暮の秋への応援コメント
pretty good!!
日常の情景と自然の綺麗な描写が合わさって素敵です。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
自分では気になる点もありますが、評価していただけて幸いです。
月の宮に帰れど秋の夜は長しへの応援コメント
お月様なんて、すぐに行けそうなんですけども。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「名月を取つてくれろと泣く子かな」なんて句もありますね。実に、もっとも身近な天体と呼ぶに相応しいと思います。
くたびれて帰る家路の暑さかなへの応援コメント
暑かったです。
でも、まだ、昼間は暑い。
夜は寒いです。
砂漠化しているのでしょうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
砂漠化しているといってもあながち間違いではないと思います。
悪しき香のしばし去らざる暑さかなへの応援コメント
今日通りかかった、由緒ある神社通りの、一部にだけ、悪臭が、たまっていました。
なにも、見当たらない。
たしかに、溜まるのですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
科学技術が進んだ現代でもにおいを完全に消し去ることは困難と見えます。
編集済
去年よりも数まさるべし曼珠沙華への応援コメント
個人的には今まで一番好き。
これはいい。
曼珠沙華の赤い花が、パッと脳内に広がった。
数もいいですが、色はどうですか?
去年よりも色がまさっている花。
作者からの返信
コメント(レビューも)ありがとうございます。
お気に召したようで何よりです。
数ではなく色とした場合、わたしの解釈だと、不老不死を願う人間心理を反映した句になるのかなと思いました。
いずれにせよ人の意見を聞いてみたいところです。
編集済
夕顔やあるじなき家の夕明かりへの応援コメント
買い物から、ふらふら帰ると、おにわで、にゃんこさんが、デートしていました。
近づくと、帰れ!と、怒る。
ここは、だれのおうちですか?
もうすぐ、空き家になるんだろ?
とか、言ってるような。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ねこにとってはねこの家なのかもしれませんね。
編集済
夜寒さや零時を告げる鳩時計への応援コメント
親戚の家に泊まった小さな頃、玄関にあった鳩時計の夜鳴きが怖くて、全然眠れなかったことがあります
ですので、たぶん夜も鳴きます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
きょう日ならクレームが来そうだと思いました。
編集済
めし喰つてごろごろするや五月雨への応援コメント
少し、微笑ましい感じがからんで、たいへん、素晴らしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
無造作な詠みぶりですが、ほめていただき光栄に存じます。
日傘畳んで入るや香の店への応援コメント
綺麗な句ですね。
何の変哲もない日常の中に季節を楽しむ心が楽しげで素晴らしいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
日常を楽しむことができる人間でありたいものです。
【無季】りんご飴喰ふや真つ赤な口あいてへの応援コメント
こどもじだいは、いまは、使われない色素が、たくさん使われました。お口を真っ赤にして、お菓子を食べてました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そういえば「食紅」ということばを聞かなくなって久しいです。
シヤンプーを替へもこそすれ風かほるへの応援コメント
恋人同士、ご夫婦、片思いの彼女、通勤電車を待つ駅で行きずりの誰かetc、シャンプーの香りに気付くという二人の関係性が想像をかきたてますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
個人的には友人同士の線が濃厚かと思っています。長くても短くても髪は女性の命のようです。
【川柳】ポケモンが大のおとなをつかまへるへの応援コメント
こんにちは。
観光地で海外からの観光客のみなさんもポケモンGOに夢中な光景を見るにつけ、ポケモンのグローバル化に驚きます。
作者からの返信
こんにちは。コメントありがとうございます。
誠に世界のポケモン、世界のニンテンドウと言うべきだと思います。
日傘畳んで入るや香の店への応援コメント
香具店から。
テキ屋が香具師と言いますのは、もしかして香具を扱ってたから、なのですかね。言葉の由来に興味を持ちました。
作者からの返信
コメント有難うございます。
わたしも知らないのですが、そうかもしれないと思いました。
編集済
星はさえ人はわかれてゆく夜かなへの応援コメント
瞑ったまなうらに点々と浮かぶ星の光がはっきりとするにつれ、寂しさがより深く、純粋で透き通ったものに感ぜられてゆく句でした。一点の美しい、小さい額のなかの、具象のない絵のようです(個人的には)。
作者からの返信
まじり気のない透明なさびしさ。その感情を拾いあつめて余生を送りたいと思いました。