色の性格

第2話 入学式

「今日から学校か〜」

仁は家から1番近い荒浜高校に入学した

学校に着いて仁は校門の前で辺りを見渡した

「噂通りここは女子のレベルが高いなぁ〜でも噂通り怖そうな不良も結構いるんだな」

仁が通う荒浜高校は県内でも有名な不良が多い高校だった、他学年の廊下は歩いては行けないルールがあったり2棟のトイレは不良の喫煙所とかになっているらしい

入学式が終わって教室にいると隣の席の人から話しかけられた

「よぉ！となりの席だしよろしくな！俺は田中だ、田中陽って言うだ！荒浜一人で来たから友達とかいなくてよかったら友達になろう」

明るくていい人そうだな、田中陽かこいつは黄色だな

「あ、ほんと俺も1人だったからよかった！よろしくな！じゃLINE交換しよう！」

仁は田中とLINEを交換した田中のアイコンを見て驚いた

「田中お前バイク好きなのか？しかもこれ旧車じゃんか！」

田中は嬉しそうに言った

「おぅ！バイクめっちゃ大好きなんだ！アイコンのバイクは俺が免許取ったら先輩から貰えるバイクなんだよ！仁もバイク好きなのか？」

「いいなぁ！俺もバイク好きなんだ！でも見てるので充分かな」

「なんで〜仁も免許とって一緒にバイク乗ろうぜそしたらめっちゃ楽しいよ！！高校生活めっちゃエンジョイできるぞ！あと女子からモテるかもな」

「まぁ、まぁ考えとくよ！てか荒浜は単車の免許禁止じゃなかったか？」

「そんなんバレなきゃいいだろ〜そんなのにビビってても高校生活楽しめないまますぐ終わっちゃうぞ」

「別にびびってるとかじゃないわ」

田中は仁の肩を叩いて言った

「よーしじゃ仁も免許取りに行くの決定な！楽しみになってきたな」

「おい！勝手に決めるな」

この2人は荒浜高校の怖さを後に知っていくだろう