エピローグ

 この世界はもう終わっています。

 終わっていますが日常が、それぞれの日常はあります。


 そして今の世界は、以前の世界が終わって、今の終末の世界が始まりました。

 つまり終わりは始まりがあるから終われる。

 始まりは終わりがあるから始められる。


 この世界にも何時か、終わりが来るのか?

 少なくとも始まったのだから、きっと終わりはある筈です。


 ですが。

 

 その答えを知るまで、長生は生き続けるのか。

 それともその前に自らの終末を向かえるのか。

 

 どうなるかは、また別のお話。 

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『終末にはオムライスが食べたい』 以星 大悟(旧・咖喱家) @karixiotoko

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