怪談そのものの怖さもさることながら、いちいち「読んだ?」と訊いてくるおばさんの不気味さ。こっちは作中のお話よりリアルな感じ。怪談が少しづつ繋がるミステリー的楽しさもあって、いけます。
自営業のおっさんです。 身の回りの人たちや場所をモデルにしたりしなかったり。 仕事の合間にマイペースで書きますので、よろしくです。
読み終わってからメールBOXを開くのが怖いんですが…
様々な時代の空気をまとった怪談が挟まれながら進む物語。話の終わりとともに、おっと現代に戻った、と夢から醒めた気分になる。これ以上はヤバイ気がすると嫌な予感にとビクビクしながらも、手は止まらない。…続きを読む
怖い話って作るほどに日常が怪異に近くなっていくので、どんどん世界を見る目が変わっていくんですよね。僕にとって、ここで描かれる恐怖は遠い世界に居る哀れな人の身に起きた悲劇などではなく、船底の板一枚を…続きを読む
この作品に限った話ではないのだけど、芦花公園さん、どうも「読め」と言うまでもなく「読ませる」力があるタイプの人だなと思っていて。読めと言われるまでもなく読めてしまうし、頭を打ち付けて懇願する必要も全…続きを読む
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