第21話 ある日の”ヴィジョン”
数年前、
南アフリカ共和国出身で白人初のシャーマン
ジョン・ロックリーさんの
イベント(短時間の安価なもの)に参加した。
単調だが力強いドラムの音が響く中、
目を閉じて瞑想に入る…
すると、こんなヴィジョンが浮かんできた
『私は上空から夜の地上を見下ろしている
地上にはアフリカ各地・各民族を代表するシャーマンが
焚き火を囲んで輪になっている
老若男女が20人ほどだ
私は上空から焚き火を目指して急降下、
猛スピードで彼らの間をすり抜けた
どうやら、私は小型猛禽類(ハヤブサ?)の目線で見ているようだ
しばらく地上(草原)すれすれを飛び、
大地の裂け目のような崖の近くに着陸する
そちらの方を見ると、崖のキワに1本の大木がそびえ立つ
全ての葉が落ちているが、枯れているわけではないらしい
大木の向こうには、満天の星
枝の隙間にもたくさんの星が輝き、
まるでこの大木に星が成っているようだと
心打たれる光景に思う
そして私は気づく
この大木は、逆さまになっている
枝に見えているものは根である
この大木は、宇宙に生えている
宇宙の星々から養分を得ている…』
というところで、瞑想タイムが終了した。
…で、何だったんだ?
我ながら毎度ワケわからん…
〈白い風〉の記憶 @eriretarurera
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