18の恋~ラブ·ストーリー~

麻倉 慎吾

第1話

18歳になったある秋の頃だ。福岡の私立高校に通っている僕はもう高校生活も終わりに向かっていた。ある日、僕のSNSに一通のメールが届いた。「初めまして。未来です。突然ですいません。話したくてメールを送りました。」という文が届いていた。

僕は「将太です。よろしくお願いします。ぜひ、お話しましょう。」と返した。それから未来と毎日連絡を取るようになった。未来は熊本に住んでいる女子高校生で天然で素朴な子だった。僕はそんな未来に惹かれていた。いや、惚れていた。そんなある日、未来から「大事な話があります。」というメールが、届いたのだ。僕はドキドキしながら、「なに?笑」と返信をした。未来から「あなたのことが好きです。私と付き合ってください」というメールが届いたのだ。僕の心臓は張り裂けそうなくらいドキドキしていたのを今でも覚えている。僕は少し考えた。未来を僕が幸せに出来るのか?遠距離恋愛が成功するのか?などの嬉しい反面不安が頭をよぎったのだ。しかし、将太は決意したのだ。僕が未来を幸せにする。そう心に誓った。

そして、将太は未来に電話をかけ「僕が幸せにします。僕についてきてください。」と言った。未来は照れながら「はい。よろしくお願いします。」と言った。その照れながら言ったよろしくお願いしますがすごく可愛かったのも覚えている。こうして18歳の秋、僕は未来と熊本と福岡の遠距離恋愛をスタートさせたのだった。

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