東京の一日を舞台に、そこで生きる登場人物達の人生が丁寧に描かれている作品です。1話1話が短編形式で、そのどれもが完成度が高い。また、筆者であるNicoさんらしい、大人の格好良さ、苦味、そして気…続きを読む
何気ない一言、ちょっとしたアイテムがリンクして、最後には大きな想いが届く。小気味よい会話と優しく切ないストーリーを読みながら、読者は小さな違和感を覚える。違和感の積み重ねは大きな謎になり、その謎…続きを読む
初めて読む皆様、最後のページは解説なので、ご注意です。わたしとしましては、解説を読む前にもう一度最初に戻っていただきたいのです。二度目を読むと、この物語の緻密さに気付けるはず。それから、解説…続きを読む
大都会、東京。とある二十四時間の物語を読者は追っていくことになる。題名の通り、人と人とが螺旋のように繋がり合い、すれちがっていく。それぞれの章で余韻を残しながら、短針が一週回った時、すべ…続きを読む
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