教愛! 汝隣人を愛したまへ! ②

「むっ、ここはどこだ……?」


 清海は足元すら見えない闇の中で目を覚ました。


「また暗闇か」


 周りが暗くてなにも見えない、上を見上げると建物の天井が見える。どうやら三十メートルほど落ちてきたようだ。


「牧場の地下にこんな空洞があるとはな、しかしあんな高いところから落ちたのになぜ無事だったんだ?」


「ブオオン」


 清海がそう考えていると尻の下から声が聞こえてくる。


「ああ、こいつがクッションになってくれたのか、助かったよ」


 やわらかい感触を確かめるように、清海はドラゴンの体を優しくさすった。


「しかし暗くて見えないな。火遁・蛍火の術!」


 清海が印を結ぶとどこからともなく蛍が現われ周囲を照らしだした。


「石造りの建物か? それにしてもかなり広いな」


 今自分がいるのはかなり大きな部屋らしい、部屋の隅には人が通るための出口があることがわかる。


「ここからは俺一人でしか進めなそうだな、後で助けてやるから待ってろ」


「ブオオン」


 清海はドラゴンをおいて部屋を出ることにした。


「風が吹いてるな、どこか外へつながってるのか?」


 清海は歩みを進める。蛍が道を照らすが小さな灯りではあまり遠くまで見えない。


「むっ」


 清海は違和感を感じ足を止める。


「不穏な空気を感じるぞ……」


 清海は息を殺し耳をすませた。


「ウェアアア……」


 それは聞き覚えのある声であった。


「懐かしい声だな、日本ではよく見たもんだが」


 清海は声の主を確認するために暗闇を進む。


「ウェアア……」


 通路を塞ぐようにたむろしていた声の主、その正体は亡霊だった。


「全部で五体か、ここで死んだやつの霊か?」


 洞窟や人の気配の無いところで死んだものは無念の想いから亡霊になりえるのだ。経験則から清海は考える。


「ウェ? ウェアアア!」


 一拍おいて清海に気がついた亡霊達は一斉に襲い掛かってくる。


「死ぬ前の慎重さってのは死後も受け継がれるのかな? だとすればこいつらの死因はそれが原因に違いない」


 清海は手を合わせて構えた。


「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経……喝っ!」


「ウェアアアアアッ……!」


 清海の発した圧により亡霊の体は紅葉が散るように霧散する。


「相手が除霊の心得があるかどうかわからなくても突っ込めと亡霊の学校では教わっているのか?」


 一人ジョークを飛ばし清海は再び歩き出す。






「ここが遺跡だぜ」


「はえー、結構大きいッヒねぇ」


 ベアトリクスは男達に連れられ遺跡を訪れていた。


「早速だが中に入ろうじゃねえか、少し進んだら防衛用の機械が待ち構えているはずだ」


 男達は率先して中へと進んでいく。


「随分立派な遺跡なンベルクねぇ、これは誰が造ったんでッヒ?」


「この遺跡は古代人が造ったと言われているんだ。噂ではドワーフとかエルフのものらしいがな」


 松明に火を灯し、石造りの壁に手をつきながら男達は進んでいく。灯りに集まる虫達の影が石壁に暗く照らし出された。


「随分暗いッヒねぇ、これでは昼なのか夜なのかもわからなくなりそうでッヒ」


 三人が歩いていると遺跡の奥から足音が聞こえてきた。


「なんの音でッヒ?」


 それはギィーっという鉄が擦れるような音を発しながらだんだんとこちらに近づいてきているのがわかった。


「どうやらここの住人に見つかったようだぜ……」


「お友達のご登場ってわけか……」


 三人は身構える。


「ギィー」


 不快な音を立てながら現われたのは身長二メートルを超える人型の歩く機械であった。


「出たぞ! オートマトンだ!」


「あれが防衛用の機械でッヒ?」


 ベアトリクスは攻撃に備えて槍先を向けた。


「ああ、あれこそがこの遺跡の番人、古代人が作ったといわれる機械の兵隊オートマトンだぜ! 俺達も初めて見たが、幸い武器は持ってないみたいだな」


 男達はこん棒を取り出した。


「オートマトンの弱点は鈍器で殴るか関節部分を狙って攻撃すればいいはずだ。まずは足と腕を狙うぞ! うおーっ!」


 男達はこん棒を振り回しながら突撃する。


「ギィイ!」


 突如オートマトンから飛び出す二本のアーム、その手には剣が握られており男達のこん棒を容易に防いだ。


「なにぃ!? 仕込みアームだとぉ!」


 攻撃を弾かれた男達は体勢を崩す、その隙をオートマトンは見逃さない。


「ギィイ!」


 鋭い剣は男達の衣服を切り裂き、下着とギザギザノースリーブのみが残ってしまう!


「くっ、機械の癖になんて辱めを……!」


「おめえ、随分と好き者に作られたみてえだな……」


 艶やかな吐息を漏らしながら男達は膝をつく。


「なんでこんなものを見せられるンベルク……、せいっ!」


 ベアトリクスは高速で槍を突きオートマトンの両手両足の関節を狙いうった。オートマトンは弱点である関節部を破壊され速攻でバラバラにされていく。


「なんてスピードと精密な突きだ……!」


「まるで風に吹かれるタンポポのようにオートマトンの体が霧散していくぞ!」


 男達は大いに興奮した。


「大したこと無いッヒね、オートマトンはまだいるンベルク?」


「ああ、おそらく一体だけじゃねえはずだ。奥にまだ潜んでるかもしれねえ」


 三人は再び遺跡の奥へと進んでいった。






「それでは修行を始めます」


「押忍っなのね!」


 ニューニャとカタリナは司祭と合流し修行場『サキュバス道場』に来ていた。白い胴着に黒い帯を身に着けたその姿はたとえ小柄だとしても格闘の心得があることは一目瞭然だろう。


「まずは正拳突き百回!」


「押忍っなのね! 押忍っなのね!」


「そしてハイキック五十回!」


「押忍っなのね! 押忍っなのね!」


「さらに聖書朗読十回!」


「難しいのね……、難しいのね……」


 数多の修行は凄惨を極めニューニャは床に倒れる。


「くっ、頭が痛いのね……」


 こめかみを押さえながらを苦しそうにニューニャは言った。その表情はこの時間が早く終わればという感情のみが読み取れる。


「無用な雑念が消えて来たようですね。ではそろそろ教えましょうか、このネオ聖書ステップを」司祭は姿勢を正し祈るようなポーズで頭を下げる。 「ハァッ!」


 強烈な覇気と共に司祭の来ていた服がはじけ飛ぶ、その熊のような筋肉と数多の傷跡が露わになった。周りに落下した司祭の服はまるで重たい鉄球をぶつけたように床を砕いていく。


「なっ!? あの服は重りだったのね!?」


「ふぅ、それでは始めましょうか。この力はあまり使いたくはないのですが……」


 司祭はそう言うと高速でニューニャの周りを走り回る。


「こ、こわっ……」


 無表情かつ高速で自分の周りを回転されるのはニューニャに生物的な恐怖を想起させた。


「さぁ、この動きを真似してみなさい」


「わかったのね!」


 ニューニャは起き上がると、司祭の足運びを凝視する。そして見よう見まねで模倣し始めた。


「なかなかいいですね、では私の攻撃を避けてみなさい。アイスニードル!」


 司祭がそう言うと五つの小さな氷のトゲがニューニャを襲う。


「この程度の魔法なんて避けるまでもないのね!」


 ニューニャは迫り来るトゲを全て掴んだ。


「ではこれはどうですか? ハァッ!」


 先ほどの魔法よりも素早い司祭の拳がニューニャを襲う。


「あわ! 早いのね!」


 身を翻えしてニューニャは回避した。


「足が崩れましたよ、それでは意味がありません、アイスニードル! ハァッ!」


「やばいのね!」


 同時に迫り来る魔法と拳、氷を受け止めれば拳にやられ、回避を選べばトゲの餌食になるだろうことは当事者であるニューニャに重く圧し掛かった。


「ステップを使いなさい!」


 外野からカタリナが叫ぶ。


「ステップ……? わかったのね!」


 ニューニャの司祭の拳の軌道を見切り、最小限のステップで回避する。さらに「一、二……」と一本づつ氷のトゲを受けとめた。


「見切ったのね!」


「さすがコサック仕込みの身のこなし、合格です……」


 司祭は涙を流しながら拍手する。


「よくやったわニューニャ」


 カタリナはニューニャに抱きつく。


「これでパパの仇をとれるのね!」


「それではそのステップをさらに完成に近づけるために家に戻ったらネオ新約聖書をもう一度読んでおきなさい」


 そう言うと司祭の筋肉は生き物の様に動き始め、腹筋の割れ目から聖書が搾り出される。


「腹筋の中から聖書が……!? なんでそこに収納していたのね!?」


「神の御技です」


 司祭は大胸筋を見せ付けながら言った。


「自分のを持ってるからいらないのね!!」


 





「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経……喝っ! 喝っ! 脱臼拳! 喝っ! 脱臼脚!」


 石造りの廊下を辿りながら、迫り来る亡霊に加えて機械人形までもが清海の行く手を阻もうとしていた。


「くそ、いくらなんでも障害が多いな」


 一休みしようと壁に手をつくと、触れた部分の石壁が沈みこんだ。


「しまった! トラップか!?」


 清海は慌てて壁から離れ身構えるが案の定不穏な音が辺りを包む。


「道が!」


 床から石の壁がせり上がり清海の前方と後方を塞いだ。


「閉じ込められたか」


 薄暗くてよく見えなかったが、足元にいくつかの死体が転がっているようだ。


「こいつらもこの罠にかかったやつらか? どうやら衰弱死したらしいな」


 辺りを見回しこれ以上の危険が無いことを確認すると清海は座って一休みを始めた。


「石造りの壁はピラミッドを思い出すな。そういえばピラミッドもこんなかんじの作りだったか」


 清海はふと日本のことを思い出していた。僧侶でありながら忍びとしての訓練を受け、六郎達と修行をした日々を。


「くそ、久々に日本の漬物が食べたいな、しばらくこっちの世界の味付けしか口にしてないし」


「ギィイー」


 そんなことを考えていると前方の壁の向こうから誰かが叩く音がする。おそらく機械人形であろう。壁を破壊しようとしているようだ。


「どんくさいやつだな、壁はこうやって破壊するんだよ!」

 

 清海は壁に向けて持っていた斧を全力で投げると、崖が崩れるような破砕音を立てて壁が壊れた。運悪く壁の向こうにいた機械人形は頭に斧が刺さり機能停止している。


「やりすぎたか」壁をくぐって清海は斧を回収する。 「しまった。刃がぼろぼろでもう使えないな」


 機械人形の装甲に勢いよくぶつかったため清海の斧は帰らぬ斧となっていた。斧を捨てると清海は先に進み始める。そのうち視界の先にはそれまでと違う景色が見えてきた。


「また別の部屋か、なにか面白いものでもあればいいんだが」


 部屋の中央には祭壇があり棺のようなものが安置されていた。


「またピラミッドみたいなパターンか、動くミイラが入っていないことを祈ろう」


 清海は用心深く棺を開ける。


「なんだこれは、刀か?」


 清海の目に入ってきたのは二本の刀らしき武器だ。その形状はこの世界でみたどの武器よりも日本の刀に酷似していた。


「名前が掘ってあるな、えーっと『妖刀百鬼夜兄弟・ムラマロ』?こっちは『アテルイ』か」


 刀を手に取り清海は眺める。さぞ名のある刀匠が作ったのだろうと直感的にわかる代物だ。その刀身は波の無い水面に移る月のように、蛍のわずかな光を捕らえて反射した。


「随分いいものらしいな、俺が剣術を学んでいれば使ったんだが。まぁもらっていくとするか」


 清海は刀を腰に差す。その時、遠くから松明の灯りと足音が近づいてくるのがわかった。


「うわっ化け物!」


「あっ、御仁なんでこんなところにいるンベルク!?」


 その時、清海と反対方向からベアトリクスとギザギザノースリーブで下着姿のモヒカン男達が現われる。


「化け物とは失礼だな。牧場で仕事をしていたら床が崩れてこの地下空間に落ちちまったんだよ」


「牧場からだって? もしかしてカタリナさんのところのか?」


 モヒカン男達が言った。


「そうだ、ドラゴンの乳搾りの途中だったんだが」


「まったく、いきなり現われるから驚いたンベルク」


 ベアトリクスは不服そうに鼻を鳴らす。


「そっちこそ、こんな危険なところで逢引きなんて感心しないな」


「残念だけどギザギザノースリーブの男はタイプじゃないッヒ」


「そうだそうだ!」


「俺達は幻惑の槍ちゃんと一緒に来てるつもりなんだからな!」


 そう言う男達をベアトリクスは蹴飛ばした。


「冗談はさておきなんでこんなところにいるんだ?」


「私はこの遺跡を探索するために用心棒として雇われたンベルク」


「遺跡だって?」


 清海は首をかしげる。


「ここは古代の遺跡だぞ、あんたもオートマトンに襲われたりしなかったのか?」


「ああ、あの機械のやつらか。道理で警備が厳重だと思ったよ」


「その様子だと特に苦戦しなかったみたいッヒね」


「そういえばあそこにある棺から武器を見つけたんだが、これはお宝かなにかなのか? 随分質がいいものに見えるんだが」


 清海が刀を見せるとモヒカン男達は目を輝かせた。


「これは!? この遺跡に安置されていた古代の遺物に違いないぞ……! 名前も書いてあるな、ムラマロとアテルイか……」


 刀を見た男達は松明で周囲を照らし出す。


「この部屋で刀が見つかったなら……あっ、あったぞ!」


 男達が指差す方をみると、なにやら壁に文字と絵が書かれていた。


「なんだこれは?」


 清海が言った。


「これは古代人が書いた壁画だ、その刀についてなにか書かれているはずなんだが……」


 男達は壁をくまなく見渡す。


「あっ、これじゃないッヒ? 『妖刀・ムラマロ・アテルイ、この刀には武人の……海の水にふれさせてはいけない、さもなくば……』うーん、大事なところがかすれてて読めないンベルクねぇ」


「くそ! 古代技術の結晶ならなにか特殊な機構が組み込まれているはずなんだが……」


 男達は残念だとばかりに地団太を踏む。


「それじゃあ今はただの切れ味の良さそうな刀ってところか」


 清海は刀を眺めながら言う。


「なぁあんた、その刀をゆずっちゃくれねえか? ものすごく貴重なんだよ! 礼なら弾むからよ!」


 手を合わせ「お願いだ!」と力強く意思を示してくる。


「ほう、礼ってのはなにをくれるんだ?」


「金だ! あんたが欲しいだけの金を用意する!」


 その言葉に清海は静かに口を開いた。


「金で釣ろうなんてな、残念だが俺は聖職者だ」


 ふふんと鼻を鳴らす清海、その顔に男達は落胆した。


「だがその提案のった!」


「やったーっ!」


 男達は抱き合って喜んだ。


「刀は金と交換といこう、そうと決まればさっさとここをでるぞ」


 清海が言い終わると、突如遺跡が大きく揺れだした。


「なんだ!? 地震か!?」 


急な揺れに全員が慌てふためく。


「こんなところで生き埋めはごめんベルク! 早く逃げるッヒ!」


 一向は急ぎ出口へ向かう。凄まじい揺れにより遺跡の天井は崩れていく。


「早く逃げろ! つぶされるぞ!」


 まるで猫に追われるネズミのように逃げ出すが、死の危険は容赦なく背後に迫っていた。


「うぎゃ!」


 一人のモヒカンが落下した天井の下敷きになる。


「モヒ! 大丈夫か!?」


「逃げろ、カン! お前はこの遺跡を脱出したら結婚するんだろ!?」


「お前をおいていけるかよ!」


 熱く言葉を交わす男達をおいて清海とベアトリクスは出口へひた走る。


「あいつら死んだな」


「ここで止まったら確実に死ぬンベルク」


「「うぎゃーっ!」」


 案の定背後からモヒカン達の断末魔が聞こえる。清海とベアトリクスは振り返らずに走り続けた。


 通路のオートマトンはベアトリクスが全て処理していたので走って逃げるだけであればそんなに難しいことではないだろう。それを示すように外の光が見えてくる。


「もうすぐだ!」


 しかし、二人の胸に希望が浮かんだその時、ベアトリクスが盛大に転んだ。


「まずいッヒ!」


「お前の死は無駄にはしない!」


 清海は全力で走る。すかさずベアトリクスは清海の服に槍を引っ掛けた。


「おい! お前マジでなんのつもりだ!?」


「起き上がっている暇はないンベルク、このまま引っ張り続けないと二人ともお陀仏でッヒ」


そう言うとベアトリクスは槍を捻り服に絡めた。


「この性悪女が!」


 悪態をつきながら清海はベアトリクスを引きずり出口へと走った。


 二人が遺跡を出た瞬間内部の空気が押し出されるように粉塵が噴出す。


「ゴホッ、くそっ喉が痛ぇ」


「いやー助かったンベルク、御仁はできる人だと思ってたッヒよ」


「お前! このクソ野郎が!」 


 服に絡まった槍を外しながら外を見渡すと時刻は既に夕方となっていた。


「あっ! よく考えたらあの二人が死んだから報酬もらえないンベルク!」


「さっきまで死にそうだったのに、金にしか興味が無いのかお前は?」


 その場で悲しみにくれるベアトリクスを白い目で見ながら清海は牧場に戻っていった。






「あっ、無事でよかったわ。お帰りなさい」


 清海牧場に戻るとカタリナが出迎えた。


「ただいま、あの大穴からドラゴンが落ちてるから引き上げておいてくれ」


「じゃあ人を集めておくわ、後であなたも手伝って」


「ああ、わかった」


 そう言うとカタリナは事務所に戻っていく。


「御仁、悲しんでる女の子を置いていくなんてひどいッヒ」


 遅れてベアトリクスが戻ってくる。


「見捨てられなかっただけ感謝しろ」


 二人が話しているとニューニャが歩いてくる。


「二人ともお帰りなのね、今日の無事を神に感謝なのね……」


「むっ? ニューニャどうしたンベルク?」


「急に信心深くなったみたいだが」


 ニューニャは祈るポーズをとり目を閉じる。


「私達が日々平穏に過ごせるのは神のおかげなのね、あなた達も時間があれば教会に行くことをオススメするのね」


 そう言うニューニャの表情はまるで親に抱かれた子猫のように落ち着いている。


「一日でなにがあったンベルク?」


「悪いけど俺は仏教徒だからな……」


「さぁ、二人ともお腹がすいてるんじゃないのね? 準備してあるから一緒に食べるのね」


 ニューニャに連れられ二人は食堂へ向かっていった。

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