キングオブコント2019への応援コメント
こうして夢月さんの講評を読んでいるとどこが優勝しても可笑しくない出来だったことが分かりますね。結果的には、手数の少ないおお振りのボケで笑いを掻っ攫ったどぶろっくに軍配が上がったわけですが、技巧派のコントが多い中、他の組に無い異色のコントで当たりくじを引いたという感じでしょうか。ですが、過去の大会を見ていても優勝争いに絡むネタはやはり「瞬間風速が命」という作品が多いように感じます。構成や設定を練ったコントより、キャラと勢いで高得点を叩き出すコントの方が優勝により近づく。今回の大会はそれが如実に表れた結果だと思います。勿論、ジャルジャルや空気階段(あるいはかが屋)のような物語を意識した作品は私も大好きです。でも賞レースを意識した時、優勝に絡むならどぶろっく。それ以外ならネルソンズのようなネタだろうと思っていたのですが……、彼らにとっては少し残念な結果でした。
ですが、何はともあれ、ファイナリストの皆さんには「一年間お疲れ様でした」と言いたいです。これでメディアの露出が増えてくれると嬉しいのですが……!
作者からの返信
コメント、ありがとうございます!
「講評」と呼べるほどではない文章ですが、最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
何がどう変わっていても、優勝が誰になるのか分からないくらいのギリギリの戦いだったと、改めて思いました。その場合だと、やはりその場を制したものが優勝をかっさらうのは当然だったのでしょう。
それでも心の中では、「物語性のあるコントがもっと評価されてほしい」と思ってしまいます。来年、再来年はどうなるのか分からないので、今後も推し三組の動向には目を光らせていきます。
ファイナリストの皆さんがたくさんテレビでネタができるように!
フリースペース 2019/9/9への応援コメント
粗品さんの熱愛ニュースには驚き反面嬉しさもあり、ラジオで語る様子を終始微笑ましく聞いていたのですが、個人的に先週の放送でツボだったのが「そのニュースが実はあまり話題になってなくて、フリが効いてない」という部分でした……!
同じANNパーソナリティーでもオードリーの熱愛報道等は放送前から皆がそわそわしている感じが伝わってきます。
そういう意味で、霜降りに対する国民の認知度もまだまだなのかな~と認識する一件でもありました。ただそれを逆手にネタにしてしまうのは流石のお二人、そしてこれからまだまだ伸び代があるということが伝わりました。
今後の活躍に期待!そして、せいやさんの熱愛スクープも心待ちにして……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ヤフコメ十一件は爆笑しました。炎上しなくて、良かったのか悪かったのかw
なんだかんだ言っても、霜降りはスターの階段を上り始めたばかりですから、結婚発表の際にはヤフコメ十万件ぐらい来る芸人になれるかもしれません。
そして密かに、せいやさんと壇蜜さんの可能性はゼロではないと思っていたりします……!
2019/8/24 漫才ブームツアー沖縄 漫編への応援コメント
『漫才の何たるかを分かってくるような気がしても、それはあっさりと越えられてしまう』……確かにその通りですね。予想外のフレーズ、予想外の展開があるから面白く、日々進化し洗練されていくから惹き付けられる。漫才だけでなく、小説にも当てはまることなので、物語を作る物書きとしてはとっても勉強になるんですよね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
サンパチマイクを前にして話すという型以外は、何してもOKなところが漫才の奥深さだと思います。文字数が決まっている俳句とか短歌のようなわびさびを勝手に感じています。
金属バットを知ってから、いろんな漫才師を見て、さらなる深みにはまっていきそうです。
小説も、文字だけで森羅万象を表現するという制限がありますから、そこで表現できることを精一杯探し求めて作っていきたいなと思います。
霜降り明星 編への応援コメント
「コンビで正反対だと人気説」に私も一票を投じたいです!他のコンビもお互いの苦手な部分を補って頑張っていますが、霜降りのいい所は、「それでも相方に負けたくない」「相方を笑わせたい」と切磋琢磨できる関係にあるところだと思っています。最近、仲の良いコンビが売れるという風潮もあり、中にはアピールが大袈裟だなあと感じる芸人もいるのですが、その点、霜降りはそういう嫌らしさを感じさせない。それはお互いを相方以上に一人のライバルであると考えているためじゃないか……と、外野ながらそう感じています。
いずれにしても、売れるための要素は十分備わっていたってことですよね。今後の益々の活躍に期待したいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
凸凹コンビは最高ですね! ピンでも面白いけれど、コンビでいるとさらに面白いというのが大好きです!
確かに、高校生時代から今まで、霜降りのお二人は「相方を笑わせたい」「相方に負けたくない」という気持ちがあるのではないかと思います。
霜降りバラエティで言っていたんですけど、せいやさんがハイスクール漫才に出たきっかけは、前年にテレビで粗品さんのコンビを見たからだそうですね。
ハイスクール漫才ではしのぎを削っていた二人が、巡り巡ってコンビを組んで、漫才の頂点に立つ、何度も言われてきた言葉ですが、本当に漫画みたいなストーリーで、その背景にも惹かれます。
それでいて、お互いの良さを認めている、その点は本当に素晴らしいと思います。
沖縄では遅れて放送するのでまだ見れていませんが、今ちゃんの実は…で相方の好きな所を百個言う企画をしたらしいので、それが出来るくらいのリスペクトは本物だと思います。
これからも、一時も目が離せない二人です!
フリースペース 2019/7/11への応援コメント
最近、Youtubeに関心を持つお笑い芸人が増えてきましたよね。霜降りを始め、四千頭身、ミキ、売れる前からハナコもやってました。芸人ではないですが、デヴィ夫人もチャンネル開設したらしいですね笑
また、それとは逆にガーリィレコードのようにYouTubeが跳ねて売れていく芸人も出てきましたし……、YouTuberが出てきた頃は、テレビ業界が廃れるとか、ダウンタウンの松本さんが芸能人がYouTubeに進出したら既存のYouTuberは全員消えると言っていたとか。
色々言われてたんですけど、今は上手いことお互いに手を取り合っているような印象を受けるんですよね……。
すいません、長々と語ってしまいました。
エッセイ自分は苦手なので、どうにも筆が進まないのですが、夢月さんの本作は楽しく読ませていただきます!
作者からの返信
コメントとレビュー、ありがとうございます!
本当に、最近ぐっと芸人さんのYouTubeチャンネルが増えましたね。
ファンはネタを無料で好きな時に見れて嬉しいですし、芸人さんもコメントで率直な意見を見れるので、win-winの関係だと思います。若手・ベテラン関係なく、さらに増えていきそうです。
YouTuberがテレビに出たり、逆にYouTuberの動画に芸人さんが出たり、そういう交流も広がっていきそうですね。
どっちが上か下かという議論がない関係が一番理想的ですけど、どうしても比べてしまう視聴者がいるのは悲しいです。これから変わっていくのでしょうが。
エッセイは色々好き勝手書いているので、そう言っていただける方がいるのは、非常に励みになります!
これからもよろしくお願いします!
編集済
バカリズム 編への応援コメント
OL日記はドラマで全部見ました。コントライブもDVDですが、見ては笑ってます。(笑)OL日記はコメディに関わらず、私が描いてる作品にもずっと影響与えている作品です。あの一人称の、その場その場へのコメントは、凄い。芸人さんって(バカリズムさんは特に)哲学者だと思います。語りの中で、コントの中で思想が咲き乱れるといいますか。ときおり「この人笑わせにいってないんじゃないか?」というパワーすら感じます。結局笑ってしまうのですが(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『架空OL日記』のドラマも私は拝見しました。映画版も楽しみですね!
同僚さんたちと楽しそうにしていながらも、一歩後ろに引いているような立ち位置とそこから生まれる言葉に、感心させられますね。
面白いけれど、あくまで「普通」を描いている所に平伏します。
笑わせていただきながら、感心させられる、バカリズムさんのファンでいてよかったと思える理由の一つです。
お笑いブームが来ている説への応援コメント
確かに、最近、「お笑い」が好きなお笑い芸人が注目されています。いちプレイヤーであり、いちファンでもある彼らの言葉は、私たちの心を強く動かしてくれます。またお笑いが熱くなる時代が来るといいですね……!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
オールナイトニッポンのパーソナリティにゴッドタンの佐久間Pが採用されるなど、裏方の方たちの「お笑い愛」が聞ける機会も増えてきましたからね。
純粋に、「お笑いって素晴らしい!」と言える流れが、大きなうねりとなって、長続きすることを願います。
この自主企画やエッセイが、微力ながらもお手伝いできればとか、大それたことを考えていたりしますw
M-1グランプリ2019への応援コメント
昨年のM-1はとても印象的でしたね。
ファイナリストの多くが初進出で、ミルクボーイを初め、世間に知られていないコンビが多かったと思います。お恥ずかしい限りですが、当日までは「今年のM-1パッとしないなあ」というのが本音でした。
一昨年、霜降り明星が史上最年少優勝を遂げ、芸人界に刷新の気運が高まりました。そのことを受けた運営サイドがM-1ブランドを保つため「霜降りを越えるスターを」と奇をてらった人選をしたのでは、と穿った見方をしていました。
実際、かまいたち、見取り図、からし蓮根のような大阪吉本組の鉄板漫才はともかくとして、他は曲者も曲者ぞろい。同じ吉本でもニューヨークはディスり漫才というスタイルがあるし、ぺこぱにはおもしろ荘王者という色濃い経歴がありました。賞レース常連のインディアンスはテンプレと言えばテンプレで、大会前は満を持してという雰囲気がありましたが、あのザキヤマを彷彿とさせる田淵のキャラがどこまで受け入れられるかが気になっていました。
そう考えると、ミキや和牛のようなオールドスタイル、既に人気を博しながら、常に新たなスタイルを求める四千頭身や東京ホテイソンのようなニュースタイルの実力者を決勝に上げた方が良かったんじゃないかと思っていました。
でも、結果は火を見るより明らかでしたね。
初進出組の活躍目覚ましく、最終決戦にはミルクボーイとぺこぱが食い込み、上位陣は経験者組が多かったものの、どのコンビも随所で爪痕を残し、見事な奮闘ぶりでした。
そして、M-1ファイナリストという肩書と切っても切り離せないのが、その後のメディアの露出。
全てのコンビを確認できている訳ではないですが、「漫才は出来るけどフリートークはてんでダメ」という陰口は全く聞こえてこない。それどころか各メディアで上手く立ち回っているような印象を受けます。
そういう意味においても、特に印象的な大会でした。
まだまだ眠っている実力者がいるんだぞと視聴者に訴えかけてくるようでした。
今年の大会も期待に胸が膨らみますね。
どんなコンビが出てくるんですかねー…。楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
九組中七組が初の決勝進出というニュースを最初に見た時に、私も興奮よりも不安の方が強かったことを覚えています。ツイッターのトレンドに和牛が入っていて、それを見てから彼らが決勝に行けなかったことを知りましたし、世間も不安や不満を抱いていたのでしょう。
あと、これは生で見たからだとは思うのですが、「ミルクボーイが滑ってたりしないだろうか……」という心配もありました。もちろん、杞憂だと証明されましたが。
そんな気運があったからこそ、ファイナリストたちの大健闘を素直に称えたいです。平均点数が高かったということにも、それが率直に表れていると思います。
一昨年の霜降りの優勝、そこから始まった芸人界の刷新、確かに強く感じます。賛否両論ありますし、過激派の言葉も耳にしますが、どんな芸人さんにもチャンスがつかめる流れになってきているのではと思います。
実際、霜降りの優勝があったから、ミルクボーイが漫才を本気で取り組むようになったと言っていましたから。恩恵を受けているの第七世代だけじゃないと。
余談ですが、M-1のアナザーストーリも見て、滅茶苦茶号泣しました。日の目を浴びなくても真剣に漫才と向き合ってきたミルクボーイや、大会後に互いを讃え合うかまいたちと和牛に。
ファイナリストたちも、真っ直ぐな道ではなかったのだと思います。あそこに立てるまで、どれだけの苦労と涙があったのか。
面白い人たちがその面白さを認められて、芸だけで身を立てられるようになってほしいと、心から願います。
今年のM-1でも、お笑い界をひっくり返せるほどのスターが誕生しますように!