第46話 海

「ねえ、秀吉! ほら、あそこ! あそこ!」

「どうしたのじゃ、そんなに興奮して」

「人魚がいるんだよ!」

「人魚なぞ、いるわけないじゃろ……って、アレは」

「うーん、よく見ると雄二?」

「違う! 雄二の下半身にサメが食らいついているのじゃ!」

「ふふっ。微笑ましいね」

「そんなこと言うておる暇がある前に、すぐに助けるのじゃ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

バカとテストと(ブラック)ジョーク 沼田泥太郎 @numanumadororo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る