理想水郷 ウトピアクアの蝶

中学生のほとりは、祖母の家の納屋で見つけたガラス瓶に触れ、ここではない世界ウトピアクアに移動してしまう。

妖精の力が宿ったほとりは、予言の子として、学園島の長を継ぐ存在だった。
羽があるが、なぜか飛べなかった。

ウトピアクアの命題は、理想水郷（すいきょう）を作ること。
新しく誕生する島を巡って、この世界に隠された力を奪い合う争いに巻き込まれる。

すでに作られた理想水郷を巡りながら、ほとりは自分自身に理想水郷を問い続ける。

少女の冒険と水を巡って葛藤を描くファンタジー小説。

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