第45話「言ったでしょう?」



















「言ったでしょう?」

「あや……」

「もうどんなに遠く離れても、ぼくは絶対にあなたを見失ったりなんかしないって」






 随分と背が高くなった。声ももっと低くなったしもう美少年なんて呼べないけれど。そこに立って青い目を甘く蕩かすのは愛してやまない姿だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

アラサー寸前幼女小説家と予測不可能な天才美少年編集者 小雨路 あんづ @a1019a

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ