002 明けてあな春の光や…… 二句切れ

――――――

  初日の出を


明けてあな 春の光や 一年ひととせを 絶ゆることなく 照らしたまへよ


・あけてあな はるのひかりや ひととせを たゆることなく てらしたまえよ

――――――――――


[通釈]

 初日の出を詠んだ歌

 夜も年も明けて、ああ、春の光が見えだした。日輪様よ、今年の一年も絶えることなく、大地を照らし続けなさってくだされ。


[補註]

・二句切れ。


―――――

明けてあな 春の光や 一年ひととせを 絶ゆることなく 照らしたまへよ

―――――――



(令和元年八月一日)(二〇一九年)(春歌はるのうた

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春の和歌(短歌)集 大野城みずき @oonojou_mizuki

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