001 明けていざいよいよ春の…… 三句切れ

――――――

  初日の出をよめる


明けていざ いよいよ春の 光かな あな消えてゆく 冬の憂きこと


・あけていざ いよいよはるの ひかりかな あなきえてゆく ふゆのうきこと

――――――――――


[通釈]

 初日の出を詠んだ歌

 夜も年も明けて、さあ、いよいよ、春の光のお出ましだ。ああ、消えていくよ、冬のつらかった事どもが。


[補註]

・三句切れ。


―――――

明けていざ いよいよ春の 光かな あな消えてゆく 冬の憂きこと

―――――――



(令和元年七月三十一日)(二〇一九年)(春歌はるのうた

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