第5話偶然

職員室に向かう途中ぼんやりと考える

「やっぱ似てるよなー、んーでも夢で見た人と似てるってあんのかな」

まぁいくら考えても分からないものはわからん

「やっぱ直接聞いてみるしかないか」

などと考えていると職員室に到着した、そしていざ中入ってみると先客がいた

「あっ悠さん!」

それは鈴音だった

「おっ、悠いいところに来たなー」

と先生が言った、嫌な予感がした、そしてそんな予感ほど当たるもので

「お前この後暇か?」

「いや、まぁ予定は無いですけど…」

「んじゃ良かった、お前鈴音さんに学校の中案内してやってくれないか?」

「えっ、まぁ大丈夫ですけど、先生がするんじゃないでしたっけ?」

「あーその予定だったんだが急な会議が入ってな、せっかく予定開けてくれたのにこのまま帰らせるのも悪いと思ってたところにちょうどお前が来てくれたからな」

と笑いながら言った。

「いやでも鈴音はいいんですか?」

「って言ってるけど鈴音さんは?」

「大丈夫ですよ!むしろありがたいです!」

「って事だじゃあ頼んだぞー」

そ言い残して行ってしまった。

こんな形で聞くチャンスができるとは思いもしなかったがまぁいいだろうそう思いながら

「あー、じゃあ行こうか」

「はい!よろしくお願いしますね!」

こうしてなし崩し的にだが、2人で学校を巡る事になったのだった。

「そういえば悠さんは先生に用があって呼ばれたのでは?」

「あっ忘れてた…」

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夢現の交わるその先は わたゆ〜 @Lewis

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