ブロマンスなオカルト解決譚

とあるホームセンターの店長、代瀬トオルはありとあらゆるものに好かれる。ときに、得体の知れないモノをも『引き寄せて』しまう。そんな彼のまえにあらわれた女子高生。押しに弱いトオルは、彼女の依頼を引き受けるはめになり……?

生き辛い『体質』を持った、ふたりの不器用な男たちの友情。
廃墟。心霊スポット。しかし本当に恐ろしいものは……。

短編としては18000文字と少々長めですが、緩急メリハリ描写力、そしてテンポもいいので、わりとスルスル読めました。

ハラハラとドキドキと切なさとやさしさと。
ブロマンスなオカルト解決譚をぜひー。