うわあ、素敵ですね。読んでいると文章が消えて、
場面が見えるような気がしました。
長編、ひたれそうです。楽しみです!
作者からの返信
自分自身、脳内で彼ら自身を見ているような感覚で書いているのでそれを表現できていたのなら嬉しいです。
長編版もお楽しみいただけるものに出来ていましたら幸いです。
コメントと素敵なレビューをありがとうございました!
ちょっとビックリしました。本来はここで終わってたんでしょうか。これは卑怯過ぎます。こんな終わり方されたら続きが読みたくて仕方がないじゃないですか。
記憶を消すことが出来て、二人とも何らかの消えた記憶がある。ニックと王様の関係、王様の城壁内の人々への憎悪。名前のある子供と無い子供。三上さんの他の小説を読んだことがあれば、これらのギミックは間違いなく繋がることを前提に設定されていることが分かります。ここで終わるなんてあり得ない。
私はこれらのギミックを使って「こうなるんじゃないか…」と10話くらい先まで勝手に想像していたのに、ここで途切れたことに驚いてしまったんです。
しかし、幸いにも私はこれから先を読むことが出来るんですね!応援されていた皆様にも感謝です。
作者からの返信
この作品は元々某同人誌即売会に所属している文芸サークルが出す予定だった本に掲載していただくために書いた短編で、自分の中で長編構想があったものを同人誌で求められていた約1万字にまとめたものだったのでこういう形になっています……。結局その同人誌に載せることはなかったのですが。
友人にも「映画のCMみたい」と言われてしまいました笑
そういった事情でしたので、ご指摘の「繋がることを前提に設定されている」というのは、非常に鋭いご指摘ですね……!
先の展開を想像しながら楽しんでいただきありがとうございます。
この短編に出てきている情報は全てではないので、この短編だけでは予想出来ない展開もあるとは思いますが、ご期待に添えるようなものにできるよう頑張りますのでお付き合いいただければ嬉しいです。
コメントありがとうございました!
優しい王様と神聖な教会。
救われた子供達が幸せになれたらいいなぁと想いながら読み進めていましたが、王様に隠された真実と翳り……恐ろしさと物悲しさが入り混じる物語ですね。
ニックと王様との悲しくも不思議な関係性……子供達の純粋な願いが向かう先。コメントにも書かれていますが、続きを読みたいな……と思いました。
作者からの返信
王様の優しさは偽りではなく本心なのですが、彼の歪んだ心が生み出す優しさは歪な形になってしまうのでしょう……。続きが読みたいと言っていただけて嬉しいです。自分も続きが書きたいと思っておりますので、その時はまた覗いていただけると嬉しいです。コメントありがとうございました!
編集済
まさに、狂気の塊。王様は、自身の願いを叶える手助けをする子供には慈悲深い。
しかし、成長して大人になった者たちには、慈悲を与えるどころか、無慈悲を与えるのでしょう。
だって、大人になったら、「願う力」が弱まるじゃないですか。ただのスラムのゴミになるのでしょう。
こんなにも慈悲のない王様なのに、人の不幸を願い、実際に幸福を奪うような人間なのに、「見下げ果てた」と軽蔑することができない。
王様の願いは、いつか良い形となって成就してほしい。たとえ今までの悪業の報いを受けたとしても、王様には清々しい笑顔でいてほしいと願います。
このまま完結でも名作ですが、もしも続きが読めるのなら、緋色が血の色ではなく、陽の光となれたなら、私は嬉しいです。
作者からの返信
とても深く読んでいただけて嬉しいです。書き手としても、王様のことを好きというのはどうなんだろう、と思いつつ彼のことが好きになってしまい、救われる日が来ればいいな、と思いながら書いていました。彼が光の下で笑う姿を自分も見たいと思いましたので、続きを書きたいと思っております。その時は、ぜひ彼のことを見守ってくだされば嬉しいです。素敵なコメントとレビューをありがとうございました。
子供たちはどうなってしまったのでしょうね……?
王様を慕う純真無垢な子供たちの行く末が気になりました。
ふたりのキャラが立っていて、物語に入り込みやすかったです。
王様、ニック、お姉さんの関係は、憎悪というより、愛憎が入り交じった複雑なものなのかなと感じました。
作者からの返信
少なくとも、子供達の行方について王様とニックは忘れたかったのでしょう。いずれにせよ、子供たちが不幸になることはないのだと思います。
思っていたより多くの方に続きが読みたいと言っていただけたので、三人の愛憎の行方を描く長編を書きたいと思っています。きっと彼らの関係が複雑なのは、愛憎のうちの愛、のせいなんじゃないかなあ、と思うので、そこを掘り下げたいなと感じています。
コメントありがとうございました!
意味深な会話、ミステリアスな空気が非常にソソります。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます。
短編版に隠された様々な謎は長編版で明かされていくことと思います。
お楽しみいただける作品にできていれば嬉しいです。
コメントありがとうございました!