応援コメント

第62話 令和元年7月7日(日)「雨の七夕」日々木陽稲」への応援コメント

  • 泣いてました

    このエピソードを読み終えたあとしばらく…

    ひぃなのいろんな想いがそこら中に溢れてて、心が流されてしまいそうでした

    少しの嬉しさと申し訳なさ、不安、戸惑い、不甲斐なさ、そして焦り
    可恋への想いが大きくなればなるほどに、これらの感情も大きくなっていくのでしょう
    ひぃなにとって可恋がかけがえのない大切な存在である限り

    自分の人生設計は"二十歳まで"と言い切った可恋が、高校の三年間をひぃなのために選ぶということは、残りの人生のほとんど全てをひぃなのために捧げると言ったも同じこと
    そんな彼女の命がけの覚悟を、ひぃなは全て受け止めようとしているのだなと感じました
    その小さな小さな身体で…

    ひぃなが最後に可恋に伝えた想いには、彼女の全ての覚悟が詰まっているんだなと感じました
    その想いがあまりにも健気で切なくて、涙が溢れました

    作者からの返信

    感想ありがとうございます!

    陽稲はこれまで親しい友人たちに囲まれて育ちました。
    おそらくこれからも数多くの新たな出逢いを繰り返すでしょう。

    それに対して可恋にとっての陽稲は生涯一度きりの運命的な出逢いなのかもしれません。
    優秀ではあっても気難しかったりしますし、何より彼女の”重さ”を背負う覚悟がないと親しく付き合えない相手ですし。
    可恋こそ陽稲と離れがたい思いが強いのだと思います。
    陽稲はそんな可恋の思いに正面から向き合ってくれます。

    陽稲は守られるだけの存在から抜け出そうともがきます。
    可恋は陽稲に負い目を感じさせないために行動を起こします。
    平穏な日々の中で起きる少しずつの変化にご注目してくださると幸いです。

  • なんというか、陽稲の複雑な感情が感じられました。上手く読み込めているか分かりませんが。

    可恋が臨令に、自分のために一緒に行くことに嬉しさを感じながらも、自分のせいで実力に合わない進路を選ばせてしまっているという申し訳なさ。
    守られてばかりの自分自身に対する不甲斐無さや悔しさ。
    守られるだけじゃなく、隣に並び立ち、支え合いたい。相応しくなりたいという思い。最も、実際は陽稲も相当可恋の救いになってはいるけれど。
    そして全ての前提として、お互いに対する深く特別で大切な想い。

    今回の陽稲の決意・覚悟は、少し大げさですが、人生における一つのターニングポイントのようなものに思えました。

    作者からの返信

    感想ありがとうございます。

    深く読み込んでいただいて感謝しています。
    通して読んでいただくことで伝わる部分がありますので、この一話だけだと説明不足に感じられるかと不安でした。

    可恋は覚悟を背負っている子ですので、陽稲もともにいるのであれば相応の覚悟が必要になってくるのでしょう。
    中学生には重すぎる覚悟ですが、それが人を成長させることに繋がるのかなとも思います。