あとがきと言うか、制作裏話的な何か
俺は平坂読先生の「僕は友達が少ない(以下、はがない)」が好きでした。で、その話のなかに、主人公たちがテストを受ける話があって。
「友達がいる人間は、テストのあと、答え合わせという儀式をやるらしいぞ」
「俺たちも友達ができたときの予行演習にやっておこうぜ」
こんなことを言ってたわけです。それで、
「ちょっと待て。それは予行演習じゃなくて本番だろう」
読んでいて、思わず突っこみそうになりました。だって、普段から一緒にいる主人公とヒロインが答え合わせをしてるんですから。
「俺も、あんなふうに、読んでいる人間が、思わず突っこみたくなるような話を書いてみたい」
と思ったわけです。あと、TV番組を見ていたら、お笑いの品川庄司さんが
「(漫画の)バクマンは、『こういう技術があるんですよ』という説明をしながら、実際にその技術を使っている」
こんなことを言ってまして。あ、そういう方法もあるのかと思いました。それから、宮原るり先生の「恋愛ラボ」を見て、恋愛経験もないのに、なんでか恋愛の指導者になる話とか、そのへんも影響も受けて、それでこの話を書きました。
ちなみに本編中にでてくる虎の巻は実在します。
https://www.raitonoveru.jp/howto/h5/745a.html
俺があちこちで聞いた話をまとめて見せて回ってたら、そこのサイトで採用されました。ご興味がありましたら、そちらもどうぞ。
ライトノベル作家志望者の夏休み部活動 渡邊裕多郎 @yutarowatanabe
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます