内気な小学生・光太は霊や妖怪が見える。
ある日、写生大会で同じように霊の見える真夜子と出会い……。
主人公の光太はぼっちだけど真っ直ぐで、真夜子は彼をぐいぐい引っ張る活発な子。
そんな二人が喧嘩しながらも、いじめっ子な十勝と奇妙なトリオとなって不思議な事象に出あっていく。
綺麗で優しい文章。心情描写も丁寧で、すっと物語に溶け込むように読みすすめてしまいます。
読者対象年齢を小学生あたりに置かれていると思いますが、その時期にぶつかる壁や悩みの問題解決になるようなヒントが暗に埋め込まれていて、この作品を読んだ子供たちはきっと何かを感じることでしょう。
続きも楽しみにしております。
執筆頑張ってください。(人食い自販機を調べに行こうまで拝読)