陸蒸気などという言葉を久しぶりに目にした。レトロな時代の中にも現代に脈打つ情熱が息づく。 詳細本作。
時代とともに色んなものが変わっていくなかで、変わらないものもある。そんな優しいお話でした。
440円の使い道について、すばらしい変化球でありながら、ド直球だったので、読んでいて不思議な気分になりました。二段構えの構成になっていて、シンプルながらも、後のハッピーエンドがぐっときます。基本をきちんとこなしたという話のつくりですから、やはり直球なんでしょうけれど、440円の使い方は本当に巧みですね。いやもう、唸りました。
こう来るか?的な時代背景トリック