逸話の謎を解き明かせ!

た、楽しいー!!面白かったです!!

舞台は魔術が存在する現代。御影市に住む主人公の成瀬七海は、魔力を扱えない体質だった。アルバイト募集の貼り紙を頼りに『月花探偵事務所』へ向かった七海は、そこの所長であるシエルと出会い、探偵見習いとして働くことになる。

魔術の設定が凝っていてとても引き込まれました。七海はシエルから魔術に関する知識を色々教えてもらうのですが、一緒になって勉強している気分を味わえて楽しいです。

物語の鍵を握るのが3つの逸話。紅い月が昇ったら魔物に食べられるという『紅い月夜の魔物』イツツ杜には異界に繋がる扉があるという『イツツ杜の扉』全てが終わるときに鳴り響くという『終焉の鐘』。七海はシエルと共に、逸話の謎に迫っていくのです。

バトルシーンもこの作品の見所の1つ。かっこいい詠唱にわくわくさせられます。特に後半のバトルは、胸アツ展開すぎてずーっとドキドキしっぱなしでした。

仮説を立てた七海はどんな行動をとるのか。その思いは何か。ファンタジーにミステリに友情、師弟関係など素敵な要素がてんこ盛り。
みなさんもぜひ謎解きに参加してみては?とっても面白かったです!!

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