企画からお邪魔しました。
命令には背きましたが、それで良かったのでしょうか。
魂、記憶、体、感情……何をもってどちら側ときめるのでしょうか。
どれにせよ、人間優位な考え方になるのか……
突き詰めると深い作品です。
個人的な思想になりますが、いつか『機械が人間に記憶を与える』時代が来ると思っています。
人間の体にUSBが付けられ、音楽を聴くように自身の望む記憶を取り込む。
それを機械が管理する。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ADR-00002019は処分される覚悟で"同類"を自由にしたのですが、それも実験に過ぎなかったという……
人間(の支配層)にとっての理想都市を築くために必要なものを、労働者の観点から描いてみました。
おお、USBで記憶を取り込む世界!色々とおもしろいことになりそうです。
その時代には、きっと人間を管理する機械を管理する人間がいるのでしょうね。
機械、あるいは人形に心が与えられ、記憶が残るようになったなら、そこに人との違いはなくなってしまいそうですね。
だから彼らは死という自由を望むのでしょうか。
アドラの背景に深い世界観が見え隠れしてますねぇ。短編連作とかで読んでみたいです(^^
作者からの返信
コメントありがとうございます!
設定に盛り込んだテーマの中の「同じものを別の角度から見る」を意識して、今回はロボット(Android, Humanoid)側から世界を覗いてみました。
素体の再利用に不手際があったら?それすらも実験の範疇だったら?等等、"支配者"になったつもりで書いたため、どろどろしています(笑)
せっかく創った世界観なので、できれば"再利用"したいな、と。次は人間側から。
読んでくださりありがとうございました!
機械であることそれ自体が目的化した世界ですね。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
人間が機械に魂を与えたのは都合よく利用するため、という設定です。
自律した道具ほど便利なものはありませんから。