第4話 火星の巨龍
アーレス・メタル合金にて製造された7.7mmエクスプローラー弾は、対火星危険生命体専用の強力な徹甲弾丸である。
あまりにも殺傷力が高いため、人体への使用は条約によって禁じられており、使用できる土地も『火星』に限られているほどだ。
銃身内に内臓される複数の電磁石コイルによって加速されたそれらの弾丸は、高初速で連続的に撃ち出され、凄まじい勢いで火星危険生命体に殺到した。
だが。
警備職員のコイル・ライフルとコイル・ミニガンは息つく間もなく弾丸を撃ち出し、その大半が大型翼竜型の身体ををえぐるが、半分以上が装甲のような外皮によって貫通を阻まれ、跳ね返されてしまう。
1体に集中すれば倒せたかもしれないが、火危生の数は3体である。火力が分散し、効果的な射撃ができなかったのだ。
「分隊、伏せろッ!」
春樹は叫んだ。
警備職員全員が自らの射撃が無力だと悟る中。急速に突進して来る火危生は、目と鼻の先に迫っている。
凶々しく、狂気に満ちた造形をしている火危生の顔面が目前に迫り、春樹は反射的に右に身体を投げ出した。
ついさっきまで春樹が立っていた場所を、火危生は4本の足で踏みつけながら通過してゆく。
少しでも回避が遅れていれば、春樹はあの巨体の質量を真正面から受け止め、即死していただろう。
だが、それは幸運な例だった。
春樹の隣でミニガンを構えていた職員は、その重装備が祟って回避が間に合わず、刹那、上半身が血飛沫と共に削りとられた。
一瞬の間に、腰を境に上半身が消失してしまったのだ。残った下半身は鮮血を噴水のように吹き上げ、力なく倒れ伏す。
「うわあぁああぁァッ!ああ゛ぁ あ゛ぁ あァァ!!」
悲鳴と絶叫が通信を飛び交う。
春樹の後ろにいた職員は火危生の脚部に踏み潰され、短い悲鳴を発して圧死した。踏まれた圧力によって溢れ出た血液や油、内臓が周囲に四散する。
他にも隊の後方にいた2人がさらわれ、行き掛けの駄賃とばかり振り回された尻尾に3人が打撃される。
2人は火危生の口内で噛み砕かれ、3人は衝撃で致命傷を受けて地面に叩きつけられた。
被害は人員にとどまらない。
ボーリング調査用の三脚に火危生が激突し、10mの高さを持つ三脚が大きく揺らいだ。地中に埋まっていた接地部が掘り出され、円柱掘削塔がへし折れ、部品一つ一つをぼろぼろと落としながら横転する。
逃げ遅れた技術士が下敷きになり、「がはッ」という叫びと共に絶命する。
3体の火危生は一切スピードを落とすことなく分隊を通過した。地震のごとく地を揺らし、多くの職員を殺傷した。
火危生が分隊を蹂躙した後、分隊は半数が即死ないし致命傷を負っている。火星の赤い大地が血飛沫でさらに紅くなり、人間の四肢や肉片が辺りに転がっている。
センサーの警報が鳴り響いてから、2分も経過していない。火危生が襲ってきて、わずか……数秒の出来事だった。
「火炎焼却員…生きてるかァ!?」
火危生の攻撃──昔ながらの騎兵のように突撃しただけだが──が一旦止む頃。春樹はライフルを抱え、素早く態勢を整える。
そして、火炎放射器を背負った職員を探した。
「生きてます!」
どこかからか返答が届く。
「メタンに注意しつつ火炎放射!…奴らにカーライル達を襲わせるなッ!……他の生きてる職員は、射撃続行!」
春樹は頭から命令を絞り出し、職員に命じた。
火危生がそのまま進めば、多脚戦車に走ったカーライルら技術士も襲われる。
いずれの技術士も、短期間では育成困難な優秀な人材だ。1人でも失えば、開拓局にとって大きな損失になる。
火炎放射器は、あくまで火危生軟体触手型用の武装だが、放射される巨大な火焔は、翼竜型の注意をこちらに引きつけることが可能だ。
3本のタンクをを背負い、そこから伸びたチューブが接続しているノズルを両手でしっかりと持った火炎焼却員は、我こそはと言わんばかりの勢いで一歩前へ出。トリガーを引きしぼり、巨大な火焔の帯を放射した。
標準装備のバイザーヘルメット上に、火星迷彩が入った耐熱防具を着込んでいる彼は、火炎が発生させる数百度の高温に耐えることができる。
放たれた火焔の帯は数十mを飛翔し、火危生の1体を完全に捉えた。着火した高濃度酸素の塊が身体中にまとわりつき、火危生は頭部を上に向け、肉片や血がこびりついた口を大きく開き、苦悶の咆哮を上げる。
猛獣とも人間とも取れる…不気味な叫び声が轟き、空気が震える。
「アハッ…」
春樹はコイル・ライフルの射撃を続けながら、自らの狙い通りになったことを悟る。他2体の火危生が分隊の脅威に気がつき、突進を中止し、こちらを振り向いたのだ。
だが、到底喜ばしいことではない。歩兵用兵器しか持たない10名に満たない人間が、3体の翼竜型から攻撃されるのだ。
真っ先に狙われたのは、火炎焼却員だった。
焼却員はノズルを左右に振り、広範囲に火焔の帯を放射した。だが、火危生は数百度の火焔の中を突破し、焼かれながらも焼却員の頭上からかぶりついたのだ。
火危生の巨大な口が焼却員の身体をすっぽりと覆い隠し、口からこぼれた2本の足が宙を舞う。
顎を上下に動かし、ゆっくりと噛み砕いた。
「……!」
春樹は声にならない叫びを上げる。…人間が喰われるところを、まともに見てしまった。
骨が砕かれる音が…肉が裂ける音が、妙に大きく聞こえる。
刹那、焼却員が担いでいたタンクが破損したのだろう。流出した高濃度酸素に引火し、巨大な爆発が発生した。
春樹は衝撃波によって大きく吹き飛ばされ、二転三転して仰向けで止まる。背中から強烈に打ち付けられ、肺の空気が全て強制的に出された。
「ク…クソッ……クソッ!」
鈍い痛みが全身を硬直させ、呼吸もままならない。ライフルもどこかに吹き飛んでしまった。春樹は思わず罵声を発する。
痛みに耐え、大きく息を吸い、身を起こした。
20mほど離れた先に、焼却員を喰った火危生がうなだれているのが見える。爆発の中心となった顎が上下とも砕かれ、口を目一杯開いた状態から更に開いた状態で、黒煙を上げながら横たわっている。
爛れたような外皮に包まれた体は、ピクリとも動かない。爆発によって、1体は倒すことができたのだ。
だが、まだ2体が残っている。
春樹はよろよろと身体を揺らしながら立ち上がった。右肩が鈍いとも鋭いとも取れる痛みを発している。出血はしていない。
型の形がおかしい。脱臼しているようだ。
春樹は宇宙気密服が破れていないかを素早く確認し、周囲を見回してライフルを探した。
だが、ライフルよりも早く目に飛び込んだのは、背後に立つ火危生の姿だった。
(…死ぬかも…)
春樹は後ろを振り向き、ゆっくりと視線を上にやる。エメラルドグリーンを微量に含んだ黒一色の目が、春樹を見下ろしている。
大型翼竜型は口から肉片や血液をぼたぼたと垂れ流し、低い唸り声を上げている。春樹には、数日ぶりに獲物を見つけた餓狼のように思えた。
火危生は、次の瞬間にも飛びかかってきそうな様子だ。春樹は自身の死を悟る。
だが、春樹が焼却員と同じ運命を辿ることはなかった。
どこからともなく飛来した大口径合金徹甲弾が、火危生の長い首を左から右へ貫いたのだ。
砲弾は炸裂しなかったが、まるで巨大な日本刀のように、火危生の首を胴体に近いあたりで切断した。
切断された首は宙を舞い、胴体は轟音を立てながら地面に倒れる。
(やっと…か)
春樹は、砲弾が飛来した方向を見た。
赤い稜線の上に、3両の多脚戦車が立ち尽くしている。4本の頑丈そうな脚部で車体を支えており、それの上に搭載されている電磁軌条加速砲塔をこちらに向けている。
3両の中央に位置している多脚戦車は、2本の砲身のうち右砲から白煙が薄っすらと上げており、発砲の直後だということを示していた。
春樹は目を見開いた。
ラングスドルフ少尉率いる小隊主力が、やや遅れながらも駆けつけたのだ。
春樹は「遅いんだよ。何してやがったァ!」と上官を怒鳴り散らしない気持ちにかられたが、火危生に喰われる寸前だった状態から精密な射撃で自身を救ってくれた感謝の方が大きかったため、口をつぐむ。
「すまん。遅れた」
ラングスドルフからの個人通信が、ヘルメット内に響く。
『遅れた』とは言っても、3体の火危生が地中から現れてからまだ3分も経っていない。行動は十分早いと言えるが、ラングスドルフは本当に申し訳ないと思っているような口調で、言葉を続けた。
「ラストの火危生は任せろ。ハルキは負傷者の収容を頼む」
ラングスドルフが言い終わるのと、最後の火危生が多脚戦車群と向き合うのは、ほとんど同時だった。
新たな脅威に気がついた火危生は、警備職員を襲うのをやめ、多脚戦車の正面に立ち、ラングスドルフの車両を睨みつけている。
春樹は右肩の痛みに耐えながら、近くに倒れている負傷者に駆け寄った。
火危生が多脚戦車に引き付けられている間に、装甲ローバーが近くに停車し、車列警戒に割いていた第1分隊とハルキらが身を呈して逃した技術士達が、応急処置キットや担架を持って車体を飛び降りてくる。
ラングスドルフの命令で、火危生と交戦した第2分隊の負傷者を収容すべく駆けつけてきたようだ。
「ハルキッ。無事か!?」
ローバーから真っ先に降りたカーライルが、キットを片手に走ってくる。多脚戦車に向かって走った後、無事に車列に戻れたようだ。
「…ああ俺は大丈夫だ。それよりも、こいつを。血が止まらない」
春樹は地面に横たわる警備職員を見下ろす。
その職員は、左足の膝から下が欠損し、腹部にも大きな傷がある。春樹にはベルトを巻いて止血することと、空気漏洩を防ぐ強化テープを貼ることしかできない。
「わ、わかった!」
カーライルは春樹と職員を交互に見。明らかに重傷な方を瞬時に判断し、キットを漁り始めた。
「傷口を渾身の力で抑えろ。担架もってこい!」
カーライルは共に駆け寄ってきた技術士に怒鳴り、応急処置を始める。ハルキも他の技術士に習って傷口をガーゼで押さえつけた。
激痛が走ったのだろう。職員が大きな声を上げる。
技術士には軍医としての役割も求められており、中堅以上の技術士は全員が医療免許を持っているのだ。
中でも、カーライルは特に優秀な軍医として部隊内で有名だ。必ず助けてくれるだろう。
命を救うため技術士たちが奮闘する中、春樹はちらりと多脚戦車の方を向いた。
春樹は技術士護衛の任務を全うし、自身の死からも逃れることができたが、戦闘はまだ終わっていない。
───3両の多脚戦車から一斉に放たれた12発の砲弾を、火危生は翼をはためかせ、空に飛ぶことで回避した。
12発の大口径弾は虚空を貫き、背後の砂丘を吹き飛ばす。
火危生は巨大な翼を広げ、咆哮を上げながら多脚戦車の頭上を2周、3周と旋回する。
地上の多脚戦車は後退して距離を置き、それぞれが4門ずつの砲身を最大仰角にまで上げ、射撃を開始した。
外見上は、平べったい砲塔の左右に1門ずつ…計2本の砲身にしか見えないが、それぞれの砲身は2本の砲身がひとまとめになったものであり、多脚戦車は左右2門ずつ…計4門の大口径電磁軌条加速砲レールガンを装備しているのだ。
各多脚戦車は後退して射界をとりつつ右砲の2門、左砲の2門、と交互に発砲し、口径203mmの角ばった砲門から、アーレスメタル合金弾を発射してゆく。
放たれた合金弾は数発が火危生の尾部をかすめて空に消えるが、1発が胴体側面を直撃して右翼をちぎり飛ばした。
火危生は今までで最大の叫び声を上げ、体液と粉々になった外皮を撒き散らす。
片方の翼を失い、飛行に大きな支障がでる。
進路がおぼつかなくなり、やがて落下する。
だが、火危生はなおも人間を襲うことをやめなかった。
落下中。火危生は中央に位置する多脚戦車に狙いを定め、高度50mほどから一気に急降下。車両の天蓋に体当たりを敢行する。
「こいつッ…!」
体当たりを受けたのはラングスドルフの車両だった。今日初めてラングスドルフの焦ったような声が、春樹の通信機に響く。
体当たりによってとんがった前部装甲が大きく凹み、砲身の1本が千切れた。
上からの衝撃で脚部接地部のクロウラーが地中に沈む。
足を取られ、バックを続けていた多脚戦車が停止を余儀なくされた。クロウラーが空回りし、摩擦で白煙が立ち込める。
203mm合金弾を喰らいながらも、火危生はレールガン砲塔上面の銃塔や赤外線センサーに噛みつき、鋭利な爪で装甲を引っ掻き回す。
アンテナがへし折れ、車載重機銃が抜き取られて地面に落下する。重量物が車両前部に乗ったことによって前2本の脚がしゃがむような姿勢になり、車体が前のめりになる。
砲塔に覆いかぶさるようになっているため、他の多脚戦車も迂闊に手が出せない。
「まずいな。あれは」
火危生がキューポラに噛み付いた時、春樹は言った。
キューポラは車長の全周視認用の展望塔だが、乗員の緊急脱出用のハッチも兼ねている。
エアロック室を経由する時間がない緊急時に使用するものであり、当然装甲は薄く、大型翼竜型の強い咬合力ならば破られる可能性がある。
ハルキは援護に行きたい気持ちにかられるが、手元には武器がない。それに職員の応急処置に手が離せない。
だが、ラングスドルフと操縦士のレイフ・ハリスはこの危機を脱した。
多脚戦車は走行モードから歩行モードへと急転換する。脚部と脚部の間が開き、車体の高さが上昇する。
前後に整列していた駆動脚部が車体を中心に放射状に広がり、沈み込んでいた部分を掘り出し、まるで受け身を取るような姿勢に変化した。
それと同時に、その巨体に似合わない素早さで脚部を動かし、後方にバック。前のめりになった姿勢のままであったため、砲塔上面にしがみついていた火危生が地面に放り出される。
片方の翼を失っているためバランスを崩し、火危生は地面に倒れこんだ。多脚戦車に向かって咆哮を発するが、重傷を負っているためか力無い。
その上を多脚戦車は機械的な音を立てながら歩行する。
30tの重量を持つ車両に踏み潰され、火危生は断末魔の絶叫を上げた。
ラングスドルフ車が通過し終わると、火危生は身体の随所をクロウラーに踏みつけられ、低い唸り声を発しながら横たわっていた。
ここに、トドメとなる一撃が加えられる。
多脚戦車2、3号車から放たれた砲弾8発が着弾し、まばゆい閃光と共に、火危生は肉片一つ一つに砕け散った。
肉片が舞い、赤い地面に降り注ぐ。原型はまったくとどめていない。
「小隊長がやったぞ!」
「助かった…!」
火危生を倒したことで、警備職員の間で歓声が湧く。
だが、春樹は少しも喜べなかった。
カーライル達と一緒に負傷者を手当てする中、何度も足を取られて転びそうになった。血のり…腕、足、分断された身体……。
「あーあ。みーんな死んじまいやがった…。なぁ?日本人」
多脚戦車から降りたハリス操縦士が、立ち尽くす春樹に言う。
ハリスは色覚異常の持ち主で、常時バイザーの下からそれ用のサングラスをかけている。色付きのネオ・ダルトンレンズの向こう側は見えず、感情はわからない。
春樹は、戦闘の興奮から目を醒ましていた。
無感情ともとれる冷たい眼差しで、開けた戦場を見ている。
「こんな故郷から離れた星で、あんな化け物におもちゃみてーによぉ…壊されちまった。浮かばれねーな。こいつらも」
「こんな戦いには…慣れていたはずだったんだがな…嫌になる。反吐が出る」
負傷者にはあらたか応急処置が施されているが、惨死体は周辺に放置されている。本来は全て回収する決まりなのだが、今は砂嵐が近づいている状況なため、素早く撤収しなければならないからだ。
春樹の足元には、血の泥寧ができている。深い赤の中に、油のように白い塊、握りこぶしほどの肉片が浮かんでいる。
常人には目を背けたくなる光景だが、春樹は冷たい目でそれをただ見つめている。見つめながら、言葉を続けた。
「こんなんじゃ、ヒトを殺す方がマシだ…。結局、火星は…人間が住める星じゃあないんだよ。こんな……こんな、サビだらけの石っころにしがみついて…たくさんの人間を殺して…なんになる」
ハリスは何も言わない。
春樹の発した言葉は、火星開拓局に所属する職員としてあるまじきものだが、この悲惨な惨状を見ると否定する気にはならないようだ。
その時、空を3つの流れ星が走る。
春樹はふと、空を見上げた。
火星に降下してくる降下艇のようだ。
春樹が3つの降下艇を見ていることに気がついたハリスが、口を開いた。
「ラングスドルフから聞いてないのか?明日、新顔どもが新兵器担いで火星に配属されるらしいぜ。俺らの部隊にな」
「聞いてない」
「ありゃりゃ」
「新兵器ってなんだよ」
その言葉を最後に、ラングスドルフから「乗れ。2人とも」の声がかかり、2人は会話を中断して多脚戦車のハシゴを登った。
春樹には『新人』や『新兵器』についての疑問があったが、ハリスではなくラングスドルフに直接聞けば良いと考えたのだ。
部隊は砂嵐接近中に鑑みて足早に撤収を済ませており、全員が多脚戦車、ローバーに乗って車列を組んでいる。
春樹とハリスはエアロックを済ませ、それぞれの座席に座った。
「お疲れさん」
ラングスドルフに声をかけられ、春樹は緊張の線が切れてしまう。
身体が石のように気だるく、凄まじい疲労感が押し寄せてくる。
座席のシートが妙に心地よい。全身に鈍いシビレのような感覚が広がり、春樹は思わず目を閉じた。
──こいつ、失神しますよ…
────寝かせてやれ…居留地まで3時間はかかる…
2人の声が、遠のく。
春樹はラングスドルフに聞きたいことがあったのだが、潮のように押し寄せる疲労感には勝てない。
身体をシートに預けると、急速に意識が遠のき始めた。
ああ…。寝ちまう……。
春樹は意識を手放した。
鋼の光 @KoiKaWa
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。鋼の光の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます