ルナを助ける! 想いを貫いて――彷徨いがてら不思議
- ★★★ Excellent!!!
途中までの感想です。
色々なファンタジー、例えば、『不思議の国のアリス』や『ヘンゼルとグレーテル』などの要素を上手く練り込んだ作品です。
同じファンタジーでもカッコよくなぎ倒していく勇者が登場しない物語です。
大切なことって何かを考えさせられました。
これは、子どもの心の中でしょうか?
ある日、ヒナ(雛子。日本の大学生)とポー(ルナの妹)は、ルナ(ヒナと同じ大学の留学生)を探しに出たところで、迂闊にもついて行ってしまったドールのウサギの罠にかかる。
そこは、異世界だった。
ドールがいる。
床がふかふかする城があり、その中には、無限回廊もみられる。
私は、タンスが、少し不思議な科学的にも詩的にも面白いと思った。
女王も鎮座すいる。
女王は、貰ったお菓子を食べなかったヒナをドールにしなかった。
さて、これからどうなるのでしょう。
サブタイトルが七文字にきっちり揃えてあり、旋律のよさを感じる。
読みやすく工夫されておりますので、Chapterごとにまとめ読みも楽しいかと思います。
文体は、やわらかに書かれており、作者様の新境地だと思いました。
続きは、読んでのお楽しみです。
是非、ご一読ください。