最終話 現在侵食形アイドル

 伝説のアイドル『テラ☆ドゥ』復活!?

 山城阿斗里、芸能界を『侵食』開始!?


 そんな見出しがスポーツ紙やワイドショー、ネット界隈を騒がせてから月日が経ちました。

 世間一般からは『ゴールデンタイム』とも呼ばれる夜中の時間帯、ごく普通の男子学生である山城健斗はリビングにあるソファーで寛ぎながら、大画面のテレビに目が釘付けになっていました。その顔は気恥ずかしさで真っ赤になっていましたが、同時にその心は喜びと興奮にも満ち溢れていました。


『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『こんばんはー♪』』』』』』』』』』よろしくお願いしまーす♪』』』』』』』』』』』』』』』』…


(……や、やっぱり……その、可愛い……可愛いよ、でもあれはなぁ……)


 画面に映るのは、バラエティ番組にゲスト出演する最近話題のアイドルグループ。彼の母・山城阿斗里がプロデュースを手掛け、メンバーの持つ高い実力も相まってあっという間に日本中で大人気になり、各地のテレビ番組やネット配信番組などに引っ張りだこになっていました。ラジオでも彼女たちの歌を聴かない日はないほどです。当然その人気は健斗が通う学校にも波及しており、男友達は勿論女友達の多くがその可愛さと歌声、ダンスにすっかり魅了されました。健斗自身も完全に夢中になっていたのは言うまでもないでしょう。ですが、彼にはその事を素直に明かせない、はっきりと言葉に出来ない要因が多数ありました。自分の母がプロデュースする、と言う立場も勿論ありますが、それ以上に健斗には思う事が多々あったのです。



「あらケンちゃん、すっかり夢中になっちゃって♪」

「か、母さん!?」

「「「うふふ、恥ずかしがらなくてもいいのよ♪」」」


 つい画面に集中し続けていた彼は、いつの間にか自分の周りが沢山のアイドルに包まれていた事に全く気付きませんでした。しかもその彼女たちは健斗の母と全く同じ姿、同じ形、同じ顔、同じ声、そして同じ胸の大きさを有していました。彼女たちは全員揃って『山城阿斗里』その人だったのです。そして、大量の阿斗里がいるのはこのリビングや家の中だけではありませんでした。音楽番組の司会者と一緒に和気藹々と話すアイドル達もまた、頭のてっぺんからつま先まで何もかも全て『山城阿斗里』そのものなのです。

 確かに、母であることを抜きにしても推しアイドルである阿斗里をたっぷりと堪能できるのは最高の時間である、というのは健斗の正直な思いでした。でも、あの日――自身の母が芸能事務所を立ち上げ、新たなアイドルグループを輩出する事を告げた日から、この世界はあっという間に一変してしまいました。音楽チャートも、彼の周りも、全てが『テラ☆ドゥ』、いや山城阿斗里という存在に侵食されてしまったからです。それを嫌でも示す証拠が、画面に映るあまりにも異様すぎる光景――どう見ても寸分違わない、声も姿も名前まで全部同じアイドルの大群を、他の歌手も司会者もスタッフも誰一人違和感を持たず接し、当たり前のように進行していくテレビ番組でした。


『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『ほら、私たちって相性抜群ですから♪』』』』』』』』』』』』』』』』』』

『『『『『『『『『『『『『『『『『『『『喧嘩なんて全然起きないですよ♪』』』』』』』』』』』』』』』』』』


「なあ母さん、これ本当に大丈夫なのか……?」


 しかもスタジオの中にいる山城阿斗里の数はおよそ1兆=1000000000000人。地平線まで見えるほどなのに、誰もその事に気づかない。SNSでも画面を覆いつくす無数の阿斗里たちの画像が次々とアップされ、ファンが盛り上がりアンチが騒ぐ――これもまた、阿斗里が芸能事務所を立ち上げて以降毎日のように繰り広げられる日常でした。何で誰も気づかないのか、と言うかそもそも何で母さんがあの日以降凄まじい数で増えているのか――ようやく健斗は、ずっと抱えていた疑問を打ち明けることが出来ました。


「「「「大丈夫よ。だってほら、誰も気づいてないでしょ?」」」」

「いや、でもなぁ……」

「「「「「「興味のない人には、アイドルはみんなに見えちゃうものよ?」」」」」」

「いや、立場的にそれを言っちゃダメだろ」


「「「「「「「「「それに、アイドルの個性を決めるのは案外アイドルじゃなくてファンの方なのよねー」」」」」」」」」」」」」

「そんなものかねぇ……」


 若干呆れ気味な突っ込みに対して一呼吸置いた後、健斗の周りを囲む阿斗里たちは真剣な目つきで語り始めました。


 あの日――芸能事務所設立の日、彼女は自分の息子にずっと隠していた秘密、そして自身の持つ超能力のような体質を明かしました。分裂増殖するプラナリアや細菌の如く、山城阿斗里という存在は無尽蔵に増えることが出来る。それを活かし、正体を隠して自作自演のアイドルグループ『テラ☆ドゥ』を創り上げていた、と。ですが、それを自ら畳むきっかけになったのは、アイドルを取り巻く状況でした。過激なファンの暴走に悩まされ、スクープを狙う記者に付き纏われ、あらぬ噂を世間に流される――そんな日々に嫌気が差した彼女はもう一度『1人』に戻り、『テラ☆ドゥ』を過去のものに変えたのです。


「確か前にも母さんはそう言ってたよな……」

「「「「「「「「「「「ふふ、そうだったわね」」」」」」」」」」」」


 あまりに突拍子もない常識外れの話でしたが、不思議と健斗はそれらの内容をすんなり受け入れていました。相手が憧れのアイドルであり自分の母である事もですが、何より母さんがとても誠実な人である、という思いが強かったからかもしれません。ですが、その誠実さ故に阿斗里はその後も様々な事態に心を悩ませていました。

 あらぬ罪を被せられたアイドルが事務所を辞めざるを得ない事態になった事、アイドル事務所の不祥事がもみ消された事、大手事務所のを目の当たりにした事、果てはアイドル同士で虐めが起きそれを事務所が完全に放置していた事――アイドルたちを取り巻く環境が改善するどころかますます酷くなる事を、彼女は嫌というほど感じ取っていたのです。このままでは皆の憧れと楽しみが築き上げてきたアイドルという存在そのものが完全に崩壊してしまう、と。


「「「「「「「だからお母さん、もう一度アイドルになる決意をしたの」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「今のアイドル業界は、見た目は華やかなだけで中身は完全に倒壊寸前、食い尽くされてる状態……」」」」」」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「でも、『テラ☆ドゥ』がするには絶好の状態だったわね♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


「……!!」


 所属するアイドルが外見も心も考えも、ついでに胸の大きさまで何もかも寸分違わぬなら、問題も不祥事も一切起きる事がない。そしてマネージャーもスタッフも社長もみんな同一人物なら、全てが繋がったが出来上がる――笑顔のまま告げたその言葉に、一瞬だけ健斗は妙な心地を感じました。当然でしょう、まさに現在進行形で『テラ☆ドゥ』は芸能界を文字通り侵食し続け、今やどのチャンネル、どの番組を見ても必ずどこかに山城阿斗里が笑顔で奮闘し、それを健斗以外誰一人気にせずごく普通に受け入れたり非難したり、当たり前の対応をし続けているのですから。しかも『テラ☆ドゥ』と言う名前が過去のアイドルグループと全く同じ事すら、息子である健斗以外誰も気づいていないようだったのです。


 アイドルという概念が、『山城阿斗里』という存在によってあっという間に侵食されていく――ですが、そんな異様な状況にも関わらず、彼は拒絶反応を示すどころかむしろ母の考えに賛同する思いを抱き始めていました。確かに何もかも単一というのは人によっては不気味かもしれませんが、そのような状況が繰り広げられているにも関わらず一切誰も気に留めない現状、それが維持されるのなら案外悪くないんじゃないか、という考えまで浮かんでいたのです。ただ何より一番の理由は、山城健斗の一番の推しアイドル・山城阿斗里が大量に増えていくという天国、極楽、最高の夢のような光景が、24時間絶え間なく続いているのですから。


「「「「「「うふふ、ケンちゃん?」」」」」」

「うわ、だ、抱き着くなよ!!」

「「「「「「「「「「「「「憧れのアイドルが傍にいーっぱいいるなんて最高でしょ?」」」」」」」」」」」」」」」」」

「ま、また増えた!?」


 そんな彼の頬を真っ赤に染めながら、うれしさのあまり周りにいる山城阿斗里はその数を十数人から数十人へと増やしていました。全員とも、テレビの画面を覆い尽くしながら番組のクライマックスである生ライブへ向けて準備を進める山城阿斗里と寸分違わぬ制服風のアイドル衣装です。お姉さんがいっぱいいる気分も良いものでしょ、と一斉に笑顔で告げる彼女たちの言葉を否定できない健斗は、唸るしかできませんでした。

 そしてテレビの中で1兆人のアイドルグループによる大合唱が始まろうとしていた時、玄関が開き家の中にいる山城阿斗里の密度が更に増大しました。別の番組の収録を終えた彼女たち――アイドルグループ『テラ☆ドゥ』とマネージャー、スタッフ、併せて何兆人もの彼女が一斉に帰宅してきたからです。あっという間にぎゅう詰めになった家の中では阿斗里同士が笑顔で触れ合ったり抱き着いたりと仲が良い光景を見せる一方、健斗もまた大量の母の中でぎゅう詰めになりました。


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うふふ、ケンちゃんったら♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「もうケンちゃん、すっかり顔が真っ赤になっちゃって♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「や、やめろって……!」


 ですが、健斗を待っていた極楽はそれだけに終わりませんでした。先程まで『テラ☆ドゥ』が出演していたバラエティ番組を一緒に見ていた事、最後にライブが行われていた事を家で留守番をしていた阿斗里たちから聞いた阿斗里たち全員、全く同じ考えが浮かんできたのです。


「えっ……な、生歌!?」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「うふふ、いつも応援してくれるケンちゃんにご褒美よ♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「一番のファンだものね♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


「え、ちょ、心の準……わわわわわわ!!!」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「待ったなーし♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



 一糸乱れぬ足音を出しながら廊下へ向かう大量の阿斗里の流れに逆えぬまま――いや、逆らわないまま、健斗は廊下の奥にある物置部屋へと向かわされました。いえ、正確には物置部屋ではなく、その中に広がっている、全ての『テラ☆ドゥ』が所属する山城阿斗里の山城阿斗里による山城阿斗里のための芸能事務所の中にある――。



「……!!!」



 ――大人気アイドル・山城阿斗里によって覆いつくされた、彼女の息子であり大ファン、山城健斗専用の巨大なホールへと。

 そして、彼の耳に響いてきたのは、母にして憧れのアイドルである彼女による、どんな音色や歌声も勝つことが出来ないであろう至極の大音響でした。


「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ようこそ、山城阿斗里ホールへ♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「今日も思いっきり、私に『侵食』されちゃってね、ケンちゃん♪」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」


 会場も客席も関係なく全てが全く同じアイドルに包み込まれる快感、大好きな曲と大好きな存在の中で埋もれていく心地――四方八方、歌やダンス、そして笑顔と共に次々に増殖していく自分自身の母の中へ、健斗はゆっくりとその身も心も委ねていきました。これからもずっと続いていくであろう、芸能界も日常も至る所が『母さん』だらけの日々の中で、彼から気恥ずかしさが抜けない日は決して訪れる事はないでしょう。でも、決して忌み嫌うような事ではなくむしろ良い事、これでアイドルという概念は未来永劫輝かしいまま続くはずだ、と彼はそっと心の奥底で思いました。こうなればいっそ、芸能界も日常も飛び越え、全ての概念を『山城阿斗里』という存在が侵食し尽くす世界――ずっと前に見たあの『夢』が現実になれば最高じゃないか、と。


(あぁ……やっぱりアイドルっていいよな……)


 その願いが叶う日は、案外遠くないかもしれません。


 山城阿斗里が営む芸能事務所に所属する1000000000000人組のアイドルグループ『テラ☆ドゥ』の数は、既に10000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000個にまで増え続けているのですから……。


「あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」あははははは♪」…


<おわり>

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母さんは"侵食形"アイドル!? 腹筋崩壊参謀 @CheeseCurriedRice

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