応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  •  そうですねぇ。

     ウィルスが特定の病気のワクチンを作ってくれれば、コロナとかも防ぐことができますかねぇ。ウィルス対ウィルスかぁ。何か面白そうですね。

    作者からの返信

     @Teturo様、コメントありがとうございます。
     ウイルスvsウイルスという言い方をすると何だか「ゴジラvsキングギドラ」みたいなイメージになりますが、20話のあたりでウイルスベクターの話を少し出したように、ウイルスは使い方次第では平和利用できるのですよね。
     例えば昔から危険なウイルスとして映画や小説でも題材にされてきたエボラウイルス。現在使用されているエボラワクチンの中には「水疱性口内炎ウイルスにエボラウイルスの一部を組み込んだ組換えウイルスワクチン」もあるそうです。水疱性口内炎ウイルスでエボラウイルスをやっつける、という話ですから一種のウイルスvsウイルスですね。

     それこそコロナウイルスでも、新型コロナウイルスになる前の旧型コロナの頃の論文を読むと、「コロナは肺炎を引き起こす」「エイズ患者の最終的な死因に肺炎が多い」ということから、HIV(エイズのウイルス)とコロナの感染部位が重なるのを利用して「HIVの一部を組み込んだコロナウイルスを作って、HIVのワクチンとして使えないだろうか?」みたいな発想もあったようです。これなどもコロナでエイズをやっつける、つまりウイルスvsウイルスの一例なのでしょうが……。
     コロナ自体が危険なウイルスの代名詞の一つみたいになった今では、とても考えられないアイデアでしょうね。

  • >モノじゃないですか。生き物じゃなくて

     おぉ、模範解答では無いでしょうか。お嬢さん、やりますねぇ。

    作者からの返信

     @Teturo様、コメントありがとうございます。
     はい、模範解答を出してしまいました。本人はツッコミを入れたつもりだったのに。

  • 第六話 転生者の特殊技能への応援コメント

     遺伝子を書き換える能力……

     普通に考えて、物凄い能力ですよねぇ。ウィルスを操るって、どこまでのことができるのでしょう。楽しみです。

    作者からの返信

     @Teturo様、コメントありがとうございます。
     魔法や異能力みたいなものとして「遺伝子を書き換える能力」という言い方をすると凄いものに聞こえますが、遺伝子工学と考えれば我々の現実世界に普通に存在する科学技術。
    「十分に発達した科学と魔法は見分けがつかない」みたいな言い回しもあるように、我々の世界の科学技術も、みんな凄いことをやっているのでしょうね。

  • 転生者によって、いくぶん駆け足かもしれないけれど、今まさに前進している世界。面白いです!
    才能も知識もありそうな少女が、まだまだわけのわからない異世界のあれこれにどう食らいつき切り込んでいくのか、楽しみになっています。
    ウィルスについても、『転生者』についても、此方の世界との橋渡しになるのでしょうか。

    作者からの返信

     めぐるわ様、ありがとうございます。
    『転生者によって、いくぶん駆け足かもしれないけれど、今まさに前進している世界』と言われると、そうですね。SFでは異星人のテクノロジーで科学が進歩する、というのはよくある設定な気がしますし、ならば異世界ファンタジーでも転生者の前世知識は世界全体に影響してもおかしくない、と個人的には思っています。
     主人公を転生した科学者側にしてしまうと読者の目線と大きく離れてしまうだろう、と思って用意した主人公が『才能も知識もありそうな少女』でした。『楽しみ』と言っていただけて光栄です!


  • 編集済

    烏川 ハル様。
     おはようございます!2020年9月22日開催の自主企画:「いろんな世界への訪問会」主催者の椎葉 透です。この度は企画に参加して頂き、誠にありがとうございました。この世界へ訪問した感想を以下に述べさせて頂きます。

    以下,感想・考察。
     ウイルスとは何か?
    と,考えさせられる作品でした。私は,これまでウイルス関係の学問に触れたことはなく何も知らない状態で読ませていただきました。異世界物の作品にウイルスを題材として組み込む発想は大変面白いと思いました。また,若干ではありますが資格教本のようにも感じられました。

     私はこの作品を読むまで,「ウイルスも生きている生物」と考えておりました。しかし,作中において「ウイルスは生物じゃない」というマドック先生の言葉を読み脳内が大混乱状態になってしまいました。また,生きているということの定義を口論しているシーンではまるで自分がウイルス堂にいて,二人の話を脇で聴いているかのような臨場感に襲われました。気が付くと,作中のお嬢ちゃんだけでなく,私自身も「へー,ほー,うーん……」と唸っていましたねw。

     私が一番理解できたシーンは設計図・遺伝子カプセルというワードが出て来たシーンです。機械の設計図が生き物で言うところの遺伝子となり,その遺伝子情報を積み込んだカプセルのことをウイルスと言うのですね!?(あっていますか💦)

     次にワクチンと免疫についてです。この作品は異世界物のポーションを上手く活用し,目的の効果に関する遺伝子を組み込んだ組換えウイルスを主成分としておりました。このくだりで免疫活動のお話も出てきましたが,このシーンを通じて免疫について少し理解できたような気がします。ワクチンを数回打たなければいけないもの,再度打つのに期間を空けないといけないのもこの免疫が関係してくるということですね!訳あって「自己免疫性疾患」という言葉をよく耳にするのですが,これは自分の細胞を自分で攻撃しているということでしょうか……。いろいろ考えたくなるテーマです。

     最後に……冒険者(フリーター)は大変面白い発想だと思いました。色々な意味で納得できます。

     以上です。長文失礼いたしました。この度は面白い世界を提供して頂き,誠にありがとうございました!後日,「いろんな世界への訪問会Ⅱ」の開催を予定しております。今後も,烏川 ハル様の創った世界に訪問できることを楽しみにしております。

    作者からの返信

     椎葉 透様、ありがとうございます。
     ウイルス学を異世界転生に組み込んだ作品としては、これが2作品目なのですが(1作品目は『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』)、そちらは物語が進むうちに普通の冒険ファンタジー要素が強くなったため、こちらは「ウイルスの話に終始しよう」という決意で書いた作品でした。その意味では『資格教本のよう』と感じていただけるのは、まさに作者の狙い通りということになります。

     ウイルスが生物か無生物か、というのは、ウイルス学の教科書の最初の方に書かれている問題であり、私自身が学生の頃に強く感銘を受けたポイントでした。だからついつい小説の中でも扱いたくなります。
     私は常々「専門用語でしか解説できない専門家は偽物。表面だけでなく深く理解していれば、素人用語でも説明できるはず」と考えているので、『私が一番理解できたシーンは設計図・遺伝子カプセルというワードが出て来たシーン』と言っていただけるのは、本当に嬉しいです!

     ワクチンと免疫に関しても、私は何度か作品にしているテーマです(この作品よりも『俺はウイルスである』『深夜の動物実験 ――ある若手研究者の恐怖体験――』あたりの方が、もっと詳しく書いているかもしれません)。
     しかし今思えば、これらの作品で扱った「ワクチン」の話は、少し古いのですよね。私が研究者だった頃は、ワクチンといえばもっぱら不活化ワクチンや生ワクチン(ウイルスベクターも含む)などでした。他にもあったにせよ、遺伝子そのままの形で投与するRNAワクチンは、実験室レベルにとどまり、人体への投与は認可されていなかったはず。まさかそれが実用化される時代が来ようとは……。
     ただし「一般的な他のウイルスでもRNAワクチンの技術が用いられている」ではなく「特定の一種類のウイルスでのみ緊急措置としてRNAワクチンの技術が用いられている」という段階のうちは、まだ『実用化』ではなく大規模な臨床試験に過ぎないのではないか、とも心配になります。個人的な見解ですけど。

  • 「評価が欲しい方、全部読みます。」イベント主催の高田です。

    お待たせしました。
    評価を投稿しましたので、報告させていただきます。

    改めて見返してみると何だか偉そうな文章に見えるのですが……作品の為になればと一生懸命書きましたので、宜しくお願い致します。

    作者からの返信

     高田丑歩様、ありがとうございます。
     早速、拝見させていただきます。

  • 異世界物でウイルスを題材としている点、大変面白いと感じました。
    他の作品も読みたいですが時間と相談しながらゆっくり読ませていただきます。

    ウイルスについては前になぜか興味を持って調べたことがありましたが、ウイルスにも色々あって自己のRNAから宿主の細胞のDNAへ逆転写するウイルスなんかもあったような覚えがあります。
    そういうの使えたらポーション自体の効果が持続し続けるかもしれない・・・いや、倫理的問題が大きすぎるか。

    ともかく、色々考えられて楽しかったです(小並感)。

    作者からの返信

     めんどうゆっくり様、コメントありがとうございます。

     魔法ファンタジーの世界へ科学技術を組み込むとなると、本当はこの作品よりも、同じくウイルスをテーマにした『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』の方が企画内容に合致するかとか思ったのですが(そちらは作中に「ウイルス学の知識と異世界の魔法を組み合わせることで問題を解決する」というイベントがあり、しかも主人公がそのイベントをクリアしたことが、終盤の魔王との最終決戦にまで影響してくる、という展開なので)、残念ながら他の自主企画に参加中でした。そこで「これも一応は企画テーマに沿うはずだから……。でも『条件に合わないもの』としてキックされるかな?」と、少し心配しながらも、この作品で参加させていただきました。
     それが、早くも読んでいただけるとは! しかも一気に最後まで! とても感謝しております。

     なお上述の『「ウイルスって何ですか?」――ウイルス研究者の異世界冒険記――』。一月になったら枠が空くので、それから参加させていただきたいと考えております(企画内容に「一人一作品」とは書かれていませんが、大丈夫ですよね? もしも「書いてないけど暗黙の了解として、一人一作品まで」ということであれば、そちらの参加は諦めます)

    >自己のRNAから宿主の細胞のDNAへ逆転写するウイルスなんかも

     レトロウイルスの話ですね。それに属するウイルスとして、代表的なのが(誰でも名前を知っていそうなのが)エイズで有名なHIVです。
     今回の作品では一般的なウイルスの方をベクターとして使うだけであり、レトロウイルスは用いませんでしたから、ポーションの効果も一時的となりました。でも確かにレトロウイルスを使ったら、効果は半永久的なものとなるでしょう。
     レトロウイルスについて考えると、私も倫理的な問題は気になるのですが、私たちの現実世界でも既に、レトロウイルスベクターは広く利用されています。それこそ『倫理的問題』を考慮して、確か昔は「せっかくレトロウイルスを使っても、宿主遺伝子への組み込みはさせない」というタイプがあったはずですが、今では「宿主遺伝子への組み込み機能を利用」という方が多いようです(この辺りは私の専門分野ではなかった上に、文献で確認したわけでもないので、申し訳ありませんが、少し曖昧です)。
     また、現実ではなくフィクションに限れば、漫画やアニメで「ウイルスを用いて生体改造」みたいな設定では、レトロウイルスは頻出です。この「宿主遺伝子への組み込み」という概念が便利なので。
     ですから異世界ファンタジーに活かす場合も、大雑把な説明で済ませるならば、レトロウイルスを持ち出した方が、話に説得力が出てくるかもしれません。

  • はじめまして。ウイルスの話興味深く読ませていただきました。
    バクテリア、細菌と同じようなくくりで私も考えていましたが、
    生物とは言い切れない不思議な存在だったのですね。

    あとこれを読んで、罹患したくないから早くインフルの注射にいかなきゃ…と考えていたのですが、今打ったら肝心な年末年始にワクチン抜けちゃってる可能性があるんじゃ?と、少し思い止まっています。

    作者からの返信

     時岡ハナオ様、コメントありがとうございます。
     ウイルスに関して少しでも理解が深まったのであれば、私も作品を書いた甲斐があるというものです。

     第二十三話で記した、それぞれのウイルスの免疫効果の持続期間。
     これは、私自身が研究に携わったわけでもなく、研究論文を読んでデータを確認したわけでもなく、今回の作品を書くにあたり調べた『教科書的な知識』に基づいたもの。それこそ作中の「これは教科書に書いてあった受け売りだが」というセリフは、私の代弁のようなものでした。
     ウイルスによって免疫の効く期間がこれほど違うのには、私自身、驚きました。インフルエンザは、短い方の部類なのですね。それでも『持続期間は数ヶ月』ですから、今接種すれば年末年始も大丈夫なはず。また、大雑把に考えて、半年に一回ずつ予防接種しておけばずっと続く、ということにもなりそうです。そもそもインフルエンザの流行、半年くらいしたら「どのインフルエンザが流行するのか」も変わりそうですしね。
    (インフルエンザの種類が豊富なことに関しては、残念ながら今回の作品では説明できませんでしたが、以前の『俺はウイルスである』の中で、少し仕組みを解説しておきました)

  • 第二十七話 後継者の育成への応援コメント

     広大なお話になるような予感が……。
     次回は必見となりそうです。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
    『広大なお話になるような』と期待されて嬉しい反面、『必見』と言っていただいた『次回』で失望されるのではないか、と少し心配です。
     とにかく、最後まで宜しくお願い致します。

  •  ……すでにサブタイトルでウケましたが、やはりマドック先生は、ただ者ではなかったです。しかも狙ったかのようにドアが開けっぱなしで、見事すぎて笑いのツボにはまりました。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     第二十一話で『見るからに、怖そうなお客さんでした。乱暴者っぽい雰囲気で、お店のドアも開けっ放しです』と書いておいたのは、このエピソードのための布石だった(客の描写をしているように見えて実はドアの状態を示しておきたかった)ので、

    >しかも狙ったかのようにドアが開けっぱなしで

     そこに気づいていただけて嬉しいです。

  •  ……個人的にですが、近ごろ情報量の多さが好きになりました。
     ヒロインさんの思考にシンクロしそうです。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     読者の方々に『ヒロインさんの思考にシンクロ』していただけるのであれば、作者としては願ったり叶ったりです。この作品のヒロイン(女性主人公)は、初心者目線(読者目線)のつもりで用意したキャラクターですから。

  •  ……『俺の記憶が確かならば……』というところで二度見。『料〇の鉄人』を思い出しただけではなく、今後の展開も楽しみです。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     自分では全く意識していませんでしたが、言われてみれば確かに『料〇の鉄人』ですね。
     別の作品でも以前に「パロディ・オマージュのつもりはなかったが、結果的にそうなった(感想で指摘されて初めて気付く)」という経験がありましたから、こういうことは、よくある現象なのかもしれません。頭の片隅にこびりついていた印象的な表現が自然に出てくる、ということなのでしょうね。

  •  ……さすがです。
     リアルさが響いてきます。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     異世界ものを書いていて『リアル』と言っていただけるのは、本当に嬉しいです。

  • 自主企画へのご参加、ありがとうございます!

    知識ばかりで綴るのではなく二人の会話も混ぜているのですごく読みやすく、面白かったです!
    続きも楽しみにしてます(*´▽`*)

    作者からの返信

     弱杉衣蝶様、コメントありがとうございます。素敵なレビューも、ありがとうございました。
     これまでのウイルス関連作品では「専門家が一方的に語る」という形式だったのを反省して、この作品では「初心者目線(読者目線)」のキャラとの対話形式にしてみました。
     でも、いざ書いてみたら、初心者立場のキャラが異世界人では、我々の世界で普通に使われる用語を知らなかったり馴染みが薄かったりするから、読者目線とは少し違うんですよね。それはそれで苦労しつつ、同時に「そこに妙味が生まれるかもしれない」と前向きに考えながら、書き進めています。

  •  ……親会社と子会社の関係。思わず下請け会社の収入源のことを連想してしまいました。その関係も一つのたとえになりそうな気がしまして、コメントさせて頂きました。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     なるほど、そうした見方もあるですね。
     このような比喩は、人によって「何がわかりやすか」は大きく違うのでしょうし、その意味で、一つでも引き出しを増やしておくことが大切。貴重な意見、感謝しています。

  •  お菓子のたとえを入れることにより、わかりやすくなりました。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     お菓子の比喩は、今までのウイルスものでは使ったことがなく、今回思いついて初めて取り入れた例えだったので、そこが評価されて嬉しいです。

  •  奇抜な答えにワクワクしました。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     主人公には、素人感を出すために「中らずと雖も遠からず」な発言をさせてみました。『奇抜な答え』と言っていただけて嬉しいです。

  • 第八話 ウイルスは微生物への応援コメント

     まさかの逆質問。『なぜ回復魔法は、病原体も回復させちまうんだい?』と、予想外の展開にびっくりしました。是非ともその答えを知りたく、次回も楽しみにしています。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     楽しみにしていただけるならば、ここで区切って正解だったかな、という気持ちと。でも、あまり期待させるような書き方をしてしまうと、次回でがっかりされるかも、という気持ちと。二つの相反する気持ちで、私の方が今ドキドキしています。

  •  医療に使う魔法。そして気になる展開。面白くなってきました。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     この辺りから作品の方向性もはっきりしてくると思うので、ここで『面白くなってきました』と言っていただけるのは、とても嬉しいです。

  •  一話単位が読みやすい長さに統一されていますね。
     続きが気になる展開も、流れとして綺麗です。

    作者からの返信

     大創 淳様、コメントありがとうございます。
     今回の作品は「各話千文字程度で」という課題を自分に与えながら書いています。これくらいの長さだと、書いてみるまで「どこまでが一話になるのか」が自分でもわからず少し大変なのですが、でも読者側からは適度な長さなのかな、と思ったので。
     だから『読みやすい長さに統一』というお言葉で、それを確認できて、感謝しています。

    編集済