応援コメント

才川の不動金縛り」への応援コメント


  • 編集済

    〉刃の下は地獄なれどただ踏み込めよ、先は極楽
    ううむ、真似したい……。

    金縛りの話、いつかコメントで貰った気がしたけど、あれ何の話だったっけとド忘れしてしまいました!汗
    指は全てを語るのですね。明鏡止水も、居合術の話で言ってたです。あれも合気上げだった気がする。

    根気よく教えて、言葉を尽くす。素晴らしい先生です。
    お酒の注ぎ方、いいですね(●´ω`●)

    作者からの返信

    刃の下は地獄なれどただ踏み込めよ、先は極楽
    カッコいいですよね。
    道歌というジャンルに入るらしいです。

    僕もあちこちでコメントしているのでいつどなたに答えたかは覚えていません。
    でも疑問に思ったらいつでも聞いてください。
    記憶が許す限りお答えします。

    実戦では敵は手首を掴んではこないのでは?
    なのに手首を掴まれてから投げる稽古ばかり。
    それは指や手のひらの神経が一番繊細なので合気を身につけるのに一番手っ取り早いとか。

    ある所で手印の型を教わりました。
    忍者がよくやるあれです。
    「指の組み方だけではなく、感じてほしい。曲げる指の神経や屈筋。伸ばす指の神経や伸筋。前腕の屈筋群と伸筋群や正中神経や尺骨神経。そして脊柱から出ている神経を!」
    そう教わって目からうろこが落ちました。
    教わらなかったら気付かないのを秘伝というのでしょう。

    お酒の注ぎ方を教わったのはほぼ事実です。
    才川先生に教わっていた頃は幸せでした。

    応援コメントをありがとうございました。

  • なんか私にも出来そうな気が……(気だけね

    作者からの返信

    出来ると思います。
    試合の中で、とか、ストリートでの喧嘩で、と言われると難易度は上がるかもしれません。
    ちょっと練習すればすぐにコツをつかめます。相手の動きを瞬間止めるのは思ったより容易いです。
    ただ、止めた後にどうトドメをさすのかは臨機応変です。

  • 初コメ失礼致します!

    『刃の下は地獄なれどただ踏み込めよ、先は極楽』
    ↑宮本武蔵の有名な言葉なんですね。カッコいいから意味調べちゃいました。
    武道に精通した深い表現が堪らなく面白いです!

    作者からの返信

    水樹様、応援コメントをありがとうございます。

    歌の中でも道歌という種類に入るらしいです。
    歌の世界には俳句や川柳などのジャンルがありますが、中でも武術修行者のための歌を道歌というそうです。

    『刃の下は地獄なれどただ踏み込めよ、先は極楽』
    この歌も微妙に細部が違っていたりして色んなバージョンがあるらしいです。
    宮本武蔵が元とは知りませんでした。ありがとうございます!

    辛いときや苦しい時は逃げずにかえって飛び込んだほうが案外楽、という意味だと解釈しています。

    現在、第二章執筆中。
    まだ完結していませんがよろしければそれまで拙作を覚えていただけると嬉しいです。
    ではこれからよろしくお願いいたします。

  • >ストップ。いい機会だからちゃんと教えよう。……やってごらん

    この繰り返しに才川さんの器の大きさを感じました。

    作者からの返信

    才川さんも道場を一歩出れば若い衆を沢山従えている、と聞きました。
    少し影があり、怖そうな人なのですが、よく質問に答えてくれました。
    才川さんに怒鳴られたり怒られたりしたことは一度もありません。
    この回でのやり取りはほぼ実話です。
    ビールの注ぎ方、タバコの火の付け方、金縛りのやり方。
    今でも僕の財産です。

  • 和気あいあいとした中にも、武道家らしさがありますね。
    才川さん直伝の奥義を「マナー」で返したことには笑っちゃいました笑

    作者からの返信

    「誰にも言うなよ」と言われたわけではないですが、僕を信用して教えてくれたのはわかります。
    ホイホイと聞かれるままに教えられません。
    でも、カクヨムで書いちゃいました。

  • なるほど、真剣勝負の場では、一瞬の油断や隙が命取りですもんね。
    才川さんの筋道立てた説明がすごく分かりやすいです。

    飲みの席でのルールも。結構細々と、いろいろありますよね。

    作者からの返信

    本当にわかりやすく教えてくれました。
    実際にできる人が言うのだから説得力はあります。
    昔は刀と刀の時代だったので「ピカリと光れば首が飛ぶ」と大東流の中興の祖である武田惣角が言ってました。
    一瞬の油断が生死を分けます。

    飲み会のルールも大学の部活やサークルで叩き込まれるのでしょうが、僕は父が闘病中だったこともありどこにも所属していなかったのです。
    だから居酒屋地麦は僕にとってもう一つの学校でした。

  • 面白かったです。

    合気というものの原理がど素人の自分にも理論的な部分はわかった気がします。
    柔道のような「てこの原理」でも「足払い」で倒すのでもない、と前のエピソードで言っていた意味も何となく解ってきました。

    相手の呼吸やタイミングの死角を突いて、乱れたところを崩しにかかるという感じなのですかね。
    もっとも実践するにはひたすら鍛錬を積んで感覚を身に染み込ませる必要がある気がします。
    体得の難易度が他の武道と比較しても難しい部類なのかもしれませんね。

    作者からの返信

    今回の主役である才川さん。
    この方は僕の色んな質問に対して面倒くさがらずに丁寧に答えてくれました。
    可能な限り記憶をたどってこのような話になりました。
    ただあくまで金縛りのかけ方のコツのようなものです。
    タイミングさえ合えば、特に練習をしなくても面白いようにかかります。
    急に目の前に何かが飛んできたら動きが止まる性質があるからです。
    雪世様もすぐできるようになります。
    僕がそうでした。

    合気という技、というか現象は言語化が難しいようです。
    ある人は「力のベクトルずらし」と表現し、ある人は「透明な力」と答えます。
    どれも間違いではないような気もします。

    ここで合気そのものではなく、目先を変えて違う方向から追求してみます。
    ・日本舞踊を身につけている人は合気の習得が早い。
    ・女形のようなしなる動きが理想。
    ・足の親指に体重が乗っていれば年を重ねても合気はかかる。
    ・合気には遊び心が必要。
    ・投げ飛ばす技ばかりが合気ではない。ウーピー・ゴールドバーグ主演の『エディー 勝利の天使』でみせたコーチングこそ合気だ。
    ・合気上げが極意。全ての合気技は合気上げが変化したもの。
    ・座頭市のような目の見えない者にも合気はかかるか? という問いに、普通の人よりもっとかかるだろう、という答え。

    以上は才川、そして黒田が答えたことをまとめてみました。
    参考までに。