異世界に転生したので、とりあえずすべてをぶっ壊します。

@umigami

第1話退屈だったセカイ

ウーン、暇だ。とにかく暇だ。ものすごく暇だ。死にそうなくらい暇だ。

まあ、私は死なないし、そもそも生と死それらすべてを超越するもの。それが私。

すべての生みの親にしてそれらすべてを統べる者。唯一絶対の存在。

それが私、絶対神である。名前はまだない。

ある日、暇に耐え切れなくなった私は一つの世界を作った。

退屈していた私はその世界に名を与え、『ディゾナンス』と呼びそこに思いつく限りの動物を作って入れ、最後に特別な存在...人間を作って入れた。

そして私は、暇を感じたらすべての命あるもの...特に人間に干渉し、彼らの進化を手伝い、発展させてきたのである。


しかし、最近の人間はどうしたものか、私の存在を忘れ偶像の神々を信仰し、

果ては自らこそが神であるとおごり高ぶった。

あまりにも醜く、罪深い。私はこれ以上の人間の発展を止めるべく、1000年前に魔物や魔族、そして、自らの眷属である二匹の龍を生み出した。魔物や魔族が生まれたおかげで、今や人間の総人口は全盛期だった2000年前に比べ、10分の1程度にまで減った。それに私の暇つぶしの相手もできて、それなりに満足の行く生活が手にはいった。


その生活を続けていると、ある時、私に一つの転機が訪れた。

地球の神々と名乗る者たちがやってきたのだ。最初は私も警戒したが、彼らの持っていた【ゲーム】や【漫画】は今まで見たこともない程に面白く、私は彼らに知らず知らずのうちに心を開いていた。彼らは私のように何でもできるというわけではなく、一神一神ひとりひとり得意なこと、できないことがあり、とても私の作りだした人間にそっくりだった。そのことを彼らに言うと、彼らの世界にも人間というのは存在し、その人間もまた彼らに似ているらしい。

帰り際に彼らはたくさんの漫画やゲーム、そしてとてつもなく便利な機械【スマホ】をくれた。これらのおかげでしばらくは退屈を紛らわすことができた。

特に、ゲームの中には私の作った世界と似たような感じの世界観のものもあった。


ともかくこれで、私は安心しきっていた。

しかし、時がたつにつれ人は知恵を持ち魔物を打つようになる。

今は眷属が力のバランスが壊れないようにしているが、

このままではまた、人間の天下となってしまう。

ではどうするか...


...


...


いいことを思いついた。

魔物や魔族を増やすのではなく、自分自身がディゾナンスへ転生すればいいのだ。


そうと決めたら早速準備をしよう。

このまま行ってもいいのだが、それでは面白くない。そうしないとあっという間に世界が崩壊してしまうから。

それじゃ、まずステータスを作ろう。ディゾナンスでは命あるものすべてがステータスを持ち、それによって扱いが違う。そしてそのステータスの強さは種族によって違う。さらに、レベルというものもあり、レベルが上がるにつれてステータスがどんどん強くなっていく。レベルには上限があり、99までとなっている。これは種族関係なくこういう仕様である。

前置きが長くなってしまったが、さっそくステータスを作っていく。

まずはレベル。ここは無難に1Lvから始めるとしよう。そして基本的なステータスであるMPとHPを作っていく。まあ、私はこんなの無限に持っているがな。適当でいいか。

次はスキル。このスキルというものは自分の益となるような効果があり、その逆を常時異常という。このスキルさえ持っていれば、あらゆる属性の魔法を覚えることができる。スキルにはいろいろなものがあり、自分の好みで選ぶことができる。

しかし、すべてのスキルを覚えられるわけではない。スキルを得るにはSP(スキルポイント)というものが必要になる。このスキルポイントはレベルが上がる際にもらえるものだが、スキルにはノーマルスキルとユニークスキルがあり、ユニークスキルの方がSP消費が多い。スキルの所持数については、持てるスキルが最も多い種族である人間でも最大で10個しか持てない。しかしスキルは使うことによってスキル自体の強さが上がっていく物がある。スキルの強さはeasy→normal→superior→extraとなっている。ま、スペリオルを持っているのは世界でも数人だけだし、エクストラに至っては私の特権である。スキルランクを一つ上げるのにレベルスキルレベルを10上げないといけないし、レベルがカンストしたらその時点でスキルの成長も止まる。



そして魔法。

魔法にはいろいろな属性があり、相性というのもある。例えば、火属性の魔法の使い手が水属性の魔法を覚えられない、という感じだ。

しかし、とあるスキルを持っていれば、全属性の魔法を覚えることができる。それが、スキル【全属性適応】。

最後に、私が一番やってみたかったことをする...

それは、能力を作ること。ディゾナンスでは、そもそもこの能力というものを持っている者はいない、というか私にもこの概念はなかった。能力というのは向こうでは完全に存在すらしないものである。まあ、能力といってもスキルのようなものだが。でも、スキルのように使えなくなる心配はないし、SPも消費しない。漫画で見ただけで私もよくわかってないけど、とりあえず能力をつけてみよう。

でもこのステータス、ディゾナンスに転生したら反映されることになるんだよな...

まあ、大丈夫だろう。ちなみに今のステータスはこんな風になっている。(右の数字は人間の平均ステータス)


名前:??? Lv1

種族:人間(絶対神) 職業:無し


HP:10000  (30)

MP:300000  (10)

AGI:8000  (10)

STR:10000  (8)

VIT:10000  (7)

INT:20000  (9)



〔所持魔法〕

地魔法ex 水魔法ex 火魔法ex 風魔法ex 光魔法ex 闇魔法ex

聖魔法ex 雷魔法ex 氷魔法ex 樹魔法ex 時空魔法ex 重力魔法ex 

音魔法ex 影魔法ex 創造魔法ex 生活魔法easyLv3 精神魔法ex 

無属性魔法ex 付与魔法ex 召喚魔法ex トラップ魔法ex

古代魔法ex 


〔所持スキル〕normal

認識阻害ex 身体強化ex 魔力コントロールex 

隠密ex  

言語翻訳ex  バスターex スマッシュex 

二刀流ex 二槍使いex 二斧使いex 投げ斧ex 一斧両断ex

急所突きex 連撃ex 螺旋激ex 一矢必中ex 連射ex 貫通ex 

一刀両断ex 衝撃ex 岩砕きex 一撃必中ex 岩割ex 盾流しex 盾返しex

決死開通ex 拳激ex 蹴激ex 衝撃波ex 遠当てex 盾攻撃ex 怪力ex 

立体機動ex  ポーカーフェイスex 魅了ex

錬金術ex 従属ex 解体ex 熱血ex


extra

全属性適応 並列思考ex 思考加速ex 絶対記憶ex 神眼ex 全属性完全耐性

物理攻撃完全耐性 状態異常完全耐性 魔力回復速度上昇ex 体力回復速度上昇ex 

攻撃力上昇ex 防御力上昇ex 技能習得率上昇ex 収納ex 限界突破

スキル創造 虚数空間 スペルマスター ダンジョンマスター ノーレッジ   

リドル 剣の才能ex 斧の才能ex 槌の才能ex 槍の才能ex 盾の才能ex

体術の才能ex ロングレンジex 絶対切断 絶対防御 神槍 手加減ex


〔所持能力〕

すべてを破壊する能力 [説明] すべての攻撃(魔法、スキル含む)の威力×10

               対象をしっかり意識しながら念じると、対象を破               壊可能(動作をつけるとより簡単)


速さを操る能力  [説明] 念じることで自分以外のすべての速度を最大で1000              分の1にできる。 また、自分の動く速度を最大1000              倍にできる(速さ調節可能) 


称号

剣聖 槍聖 聖弓 聖斧 聖鎚 守護聖 拳聖 忘れじの神 破壊者 不死殺し

生きる伝説


加護

絶対神の加護 精霊神の加護

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